《改行表示》22.《ネタバレ》 娘が不良になってしまったのはロックのせいだと、娘が大事にしているキッスやエアロスミスのレコードを暖炉にぶち込む母親は地獄に焼かれろと思った(笑)よくある典型的な過保護なだけで教育のなっていない親の招いた悲劇。 ただちょっと唐突さは否めなかった。そこまで思い詰めた感じはしなかったので。キルスティン・ダンスト演じるラックスはまだ分かるが、他の娘はそこまで追い詰められていたっけ?最初、自殺に見せかけてラックスが全員殺したんじゃないかと思ってしまって。そうだったら完全にホラー映画だよなぁ。 それと、ナレーションで語る側の少年達の存在感が薄いです。全然接点なかったのに何を感慨深けに思い出を語ってるんだと思ってしまった。 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-02-25 23:50:58) |
21.女子の行動も男子の行動も、ひたすら繊細かつ傲慢な美しい10代女子ならではの上から目線で描かれているのがうすら居心地悪い感じだった。キレイなんだけど面倒くさい、女子力暴走女にご用心。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-27 16:12:42) |
20.デビュー作にしていきなり独自の世界観を画面にしっかりと残したソフィア・コッポラの作家性には恐れ入る。けして生々しすぎる人物造形はせず、あくまで虚構の人物造形に徹しながらも、女の子の「不思議」と「キュートさ」にはどこか生々しいものを内包させており、そういえばこの人、元写真家なのだそうですが、たしかにまるで写真の中にしか存在しないような加工された美と、けして映るはずのない被写体の中にある何かを、同時に写しだような画という印象を受けました。ただ、映し出される被写体が男の子たちになると、途端に凡庸以下なものになっているような気がする。内容からして確信犯なのかもしれませんが。監督のその後の映画を観ても、女の子を可愛らしく撮ることにかけては長けていると思われる。これはかなり大きな武器だと思います。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-05 12:12:43) (良:1票) |
《改行表示》19.T・ラングレンの‘HELLO,IT'S ME’が流れる。しかも電話の場面で。マジカルな瞬間。アドレセントな乙女心の白い闇に迷い込んだ者は誰もが盲(めしい)となる。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 18:42:13) |
18.17歳のカルテ同様、10代の時に見たらまた違った印象を受けるんだろうなぁと思いました。姉妹の思春期特有の明るさと危うさと美しさ、感情の微妙な機微がとても繊細に上手に表現されていて感心します。音楽と、全体を通した幻想的な雰囲気も素敵です。ただ内容があまりに悲しすぎて・・・題名で覚悟はしていたのですが。ちょっと考えさせられる作品でした。 【クリスタル】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-04 11:30:35) |
17.まず一番初めに自殺した末娘の動機がよくわからない。彼女にも色々と考えがあってのことだろうけど映画を見ているこちら側にはそれがまったく見えてこなかった。そして4人の姉達の自殺も親のしつけの厳しさが関係していると思われるけどそこまで強い動機にもなっていないような気もした。厳しい親らしいけど俺から言わせてもらうと普通だし。それに10代という年齢のことを映画内で強調していたわりにはそれも関係なさそうだし。全体的に中途半端かな。でも雰囲気とか10代特有の女の子のモノの感じ方とかの表現は女性監督だけあってすごく繊細で上手だった。それに内容はすごく暗いのにそれを暗く見せない手法も良かった。機会があったらもう一度見てみたいと思わせてくれる映画ではあったんで合格点でしょう。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-01 14:02:42) |
16.自殺することで表現できること。白いもやのかかった様な映画。なんだか不穏な空気が流れます。決して答えは見出せません。それでも何か感じなきゃ。 【杉下右京】さん 6点(2004-06-02 08:46:18) |
15.《ネタバレ》 厳しい規則に縛られながらも4人は生きたんだと思う。内にこもることしか許されなかった彼女達が選んだ、自分を表現するための術だったのでしょうね。誰かに自分達の死を見てもらいたかった…それだけが自殺の理由のように私には感ぜられた。でも、そんなのって悲しすぎる。唯一気に入らなかったのは、ラストの少年のアナウンスの“彼女達は永遠に去ってしまった…コンタクトを取る方法は見つからない…”みたいなセリフ。今までの神秘的なイメージが壊れて、いきなり普通の映画になる。甘美な雰囲気、映像的なセンスには惹かれるけど、こういうイヤなとこジワジワ刺激してくる映画って嫌い。 【SAEKO】さん 6点(2004-03-11 08:32:32) |
14.この映画を知ったきっかけは、ソフィア・コッポラ監督の作品だからということではなく、エールが音楽の総指揮をやっていたことで知りました。公開当時、映画の内容は軽く知っていただけで興味が無く、当時モンドやラウンジ系の音楽に興味があって良く聞いていたので、エールのサントラを買って聞いていただけでした。でも正直このサントラはあんまり良い出来とは思っていませんでした。最近たまたまテレビ欄の深夜枠に載っていたので見てみたら、なんとコッポラの作品だと知って吃驚。しかも映画を見てみると、映像と音楽が実にマッチしていました。なんて気持ちがいいんだろう。感心しました。感想としては、少年を幼く見せているので少女達が大人びて色っぽく見えていて、甘美な雰囲気がかなり良いです。何の変哲も無いシーンでも巨匠のセンスが光ってます。隠れて飲酒喫煙したり男の子と遊んだりという甘酸っぱさは良かったのですが、そのギリギリの美味しいポジションから一歩越えてしまい大人な関係を結んでしまうのが余計に感じました。そこを越えずにラストを迎えたら、あの姉妹の美貌やカリスマ性見たいなもののインパクトが強く感じれたと思います。久しぶりにサントラひっぱりだして聞いてみようかな。 【VNTS】さん 6点(2004-02-24 21:39:24) |
13.題名の文字通り姉妹が自殺にいたるまでを描いた映画でした。非常にしつけの厳しい自由のない家庭に育つ姉妹の青春の映画だった気がします。自殺にまでいたる理由が完全には理解できませんが、家庭にその理由の大部分がやはりあったんでしょうか。ただこの映画は自殺した理由を描いていたというよりは、大人になるとなくしてしまう少女の美しさ(いろんな意味で)に焦点を当てた気がします。 【りょう】さん 6点(2004-02-10 23:39:10) |
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12.少女たちの儚さ、危うさ、エロチシズムをきれいに見せてた。公開時に”おしゃれ映画”みたいに言われてたので、内容の重さ、無情感にびっくりしたっけ。インテリアやファッション、音楽とセンスを感じさせるけど、写真家であり、MILK FEDのデザイナーだからぬかりないか。。監督としての手腕は・・とりあえず『ロスト・イン・トランスレーション』見てみたいな。 【ウメキチ】さん 6点(2003-11-05 16:53:57) |
11.なんだか同年代の人が触発されそうなダークな作品ではあるけれど、ガーリーで映像美もあり、内容がどうのこうのではなく例えばセリフがなくてもその雰囲気だけでも楽しめるようなビジュアル志向で非常に芸術性が高い映画だと思った。でもジョシュのロン毛は時代差を感じすぎて古いイメージになってしまっていると思う。 |
10.映像は綺麗だった。彼女達の自殺の理由をもう少し掘り下げてくれれば、もっとストーリーが深いものになったのに。ちょっと惜しい。 【無雲】さん 6点(2003-05-19 18:33:39) |
9.映像が綺麗。キルスティンがかわいい。話は暗すぎる。まぁタイトルからして暗いけど。 【しずく】さん 6点(2003-04-19 18:19:39) |
8.自殺そのものではなくて、自殺により閉じ込められた永遠の少女像がテーマなんだと思う。全体を通して印象に残る淡いピンクの色彩も、外への好奇心と内なる自己愛が入り混じった思春期特有の心境も。結局彼女たちは好奇心より自己愛が勝っちゃったんかなぁ。でも姉妹全員で自殺するかよって、共感はできない。色彩と音楽の良さだけで判断。 【moue】さん 6点(2003-02-17 23:24:49) |
7.どんなおしゃれ映画かと思い期待してたら、すっごい恐い話なんやけど…全員死んじゃうしさ。雑貨や服に注目したかったけど話に目向けちゃってあんまり見れなかった。にしても、四女のラックス(主人公)が長女かと思う程きれいで大人っぽい。やっぱアメリカ人はいいねぇ…しかもアメリカって事あるごとにパーティし過ぎっ!結論としては、悲しくて、辛くて、可哀相な映画でした。 【西川家】さん 6点(2003-01-26 16:23:02) |
【kaneko】さん 6点(2003-01-14 22:09:14) |
5.ストーリーがあまりよくわかりませんでした。雰囲気もう~ん!?って感じ。少女達はかわいかったなー。 【たりー】さん 6点(2002-12-17 03:37:58) |
4.雰囲気を楽しむ映画との評価があるけど、正にその通り。これは少年達が少年期を回想する形で描かれている映画なのだから、少女達が天使的なよくわからない存在なのは当然。何年たとうと死んでいった思春期の少女たちの心の中は誰にもわからない。「13歳の少女だった事がないでしょう?」というセシリアの言葉の通り。でも、よくわからない美しい雰囲気の中にも、思春期特有の閉塞感が感じられる。最後に出てきたパーティが「窒息」というテーマだというのも、少年少女達の心を感じさせるものがある。悩めるティーンの心は、透明で誰にも理解できない。理由なんかない。それが答えなんだろうね。雰囲気だけの映画というのは、監督の狙った通りだと思う。 【ex】さん 6点(2002-08-10 17:39:49) |
3.確かに雰囲気を楽しむ映画だと思う。ストーリーは確かになんだかよく分らないうちに終わってしまった感じ。思っていたものとはまったく違う内容でしたけど、ヒロインのラックスなどが滅茶苦茶可愛いかったので、それだけで十分かも。学生時代をフト思い出しました 【アイーン】さん 6点(2002-06-09 17:46:44) |