《改行表示》9.古代ローマの実名の人物がたくさん登場しますが、カエサルとスパルタクスが同時代の人だったのが印象的でした。脚色された主人公のロマンス話よりも、最後は敗れてしまうのですが一介の寄せ集め集団が統率された反乱軍となって正規軍を打ち破っていく過程をもっと表現してほしかったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-08 11:44:47) |
8.確かにキューブリックが監督したとは言われなきゃ絶対にピンときませんね(言われてもぴんとこなかったと思うが)。あんまし面白くなかったし、なんか長いし、正直キューブリックが監督だと知らなかったら途中で見るのをやめたと思う。ただ、やたらと豪華なキャストは印象深かった。脇役キャストのチャールズロートンやピーターユスチノフがいい味出してる。が、それだけですかね・・・。 【陽炎】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-14 01:28:25) |
7.本編よりもなによりも、オープニングタイトル、クレジット、音楽が大好きです!超カッチョエエ!ローマンといおうか、世界史といおうか、ヘレニズムといおうか、ギリシャ哲学といおうか、西洋美術館といおうか、、、、ピーターユスチノフの彫刻みたいな影のある顔!!どっか指してる指!!音楽!!あらゆる映画のオープニングで一番好き(男と女、ロシュフォールにならぶ)。ああいうのは、東洋人は永遠にかなわないなあ。アジアの古代とは、また、全く違うイメージだなあ。日本の歴史作品の古典のオープニングって言うと、、、”水戸黄門”みたいのがあるなあ。あれも、なかなかいいか、、、?音楽は”武満”かなんかでね!(それは利休か)なにが言いたいかというと、おれも元老院のみんなと一緒に、ローマ湯に入りたい! (裸のおつきあい!) 【男ザンパノ】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-09-15 22:08:49) |
6.《ネタバレ》 脚本からキューブリックが担当してたらどうなったのか興味があります。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-21 19:04:41) |
5.《ネタバレ》 成熟発達した帝国において秩序を乱す者は「悪」であるから圧倒的な軍事力で制圧する、というのはいつの時代も一緒。一方で帝国の中は権力闘争や腐敗でけっこう危ういものになっているというのも現代に通じるものがあり、元老院における討議のシーンなどは近作スターウオーズにも類似点があったように感じました。映画の出来は皆さんご指摘のように大掛かりな古きよき時代のハリウッドという感じでキューブリック味が前面に出ることが興行的に抑えられてしまったのでしょうか。スパルタカスが良い人すぎて地味、あまり大帝国を震撼させた人に見えませんでした。キューブリック作としては4点位ですがスケールの大きな映画なのでこの点で。 【rakitarou】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-07 22:07:32) |
《改行表示》4.脚本が書かれた背景を考えても、すごい歴史的な意義を感じる。またキューブリックのスペクタクル演出も、かなりアンチ・ハリウッド的で興味深い。しかし、一方で、必ずしもその脚本とキューブリックの演出がマッチしていないようにも感じてしまう。 オリヴィエの演説とダグラスの演説の並置は、どうして片方が夜で片方が昼間なんだろうかと、そういうつまらないことに気持ちが逸れてしまうのは、やはりどうかと思う。 ただ、この感想も、時間を置いて見なおしたら変わりそうなので、暫定的な評価ということで。 【いのうえ】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-01-27 21:46:59) |
3.後年のキューブリックを思わせる映像センスが所々見られますが、それ以外は全体に普通の歴史大作といった感じでした。やはりキューブリック作品は彼自身の脚本があってこそなんだなと。その点が監督交代のこの作品では限界なんだろうなと感じました。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-20 06:00:49) |
2.恐らくキューブリック監督は“アラン・スミシー名義”にしたかったのではないでしょうか。一本の映画として悪くはないですが、所謂キューブリックテイストはほとんどありません。十戒(’56)やベン・ハー(’59)の二番煎じと言っては言いすぎでしょうが…。 【金子淳】さん 6点(2004-07-11 16:27:24) |
1.前73年に起こった大規模な奴隷反乱の話。今までのキューブリック作品とはいい意味でも悪い意味でも違う作品。特記すべきはやはり、ローマ帝国の建物などの壮大なセットと途方も無いエキストラの数。これだけでも十分に歴史スペクタクルの条件をクリアしています…が、問題なのはそのテーマの扱い方。↓前期の通り、スパルタクスがこれほどまでに有名なのは、強大な力を誇ったローマ帝国と対等に戦ったからなのに、その描写は一切なく、唯一の戦闘シーンは最後のほうにたったの10分程度しか出てきません。やはり見るものとしては、“グラディエーター”のような要素も少なからず期待するわけで、その視点から考えれば、それほどに面白い作品とは、とてもじゃないけど言えない…(余談…俺の友達の父親は、途中のインターミッションをエンディングと勘違いしてそのまま劇場を出てしまい、いまだスパルタクスは助かったと信じているらしい……………) |