宇宙人東京に現わるのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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宇宙人東京に現わる

[ウチュウジントウキョウニアラワル]
1956年上映時間:87分
平均点:4.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
SF特撮もの
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タイトル情報更新(2021-06-12)【イニシャルK】さん
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監督島耕二
キャスト川崎敬三(男優)磯辺徹
南部彰三(男優)磯辺直太郎
見明凡太朗(男優)小村芳雄
山形勲(男優)松田英輔
平井岐代子(女優)松田清子
夏木章(男優)バイラ人第3号
河原侃二(男優)高島博士
谷謙一(男優)用心棒
岡村文子(女優)お花
渡辺鉄弥(男優)三吉
小原利之(男優)天野健一
杉田康(男優)新聞記者
脚本小国英雄
音楽大森盛太郎
製作永田雅一
配給大映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
特撮築地米三郎
美術間野重雄
岡本太郎(色彩指導)
編集鈴木東陽
照明久保田行一
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2.2年前の『ゴジラ』にはまだ何となく戦後感があったけど、こちらの作品ではそういう雰囲気は無くって。最初の方に出てくる、山形勲演じる松田博士の食卓を囲んだ一家団欒の光景など、だいぶブルジョアジーな感じがいたします。テーブルの中央にはやたら盛大に花が活けられていて、食卓にそれはさすがに邪魔なんじゃないの、と。大きなお世話ですが。
という訳で、大映製のカラー作品。ガメラは直接は出てこないけれど、飛行音だけカメオ出演しており(?)、大映特撮スペクタクルのルーツ、とでも言えそうな。
宇宙人が登場します。タイトル通りです。さて彼らパイラ人の目的は何なのか、それは見てのお楽しみ。ある程度、文明を持った宇宙人なら、それなりに地球人っぽく手足がある姿で描かれそうなもんですが、そういうのを度外視したデザインに設定してきたのが新機軸。ずばり、ヒトデ型。地球で言うところの棘皮動物ですね。5回対称という特殊な体の構造。ヒトデ、ウニ、ナマコなど(ナマコも輪切りにすると5回対称らしい)。基本、なるべく動かず、なるべくエネルギーを使わない生活を送っている。しかし我々人間が属する脊索動物同様、後口動物に属しているので、姿は違えど、人類とパイラ人とは親戚みたいなものなのです。なんのこっちゃ。
いや、あくまで宇宙人であって、ヒトデではないんですね。他人の空似でしたね。クレジットには、「色彩指導」として岡本太郎さんの名前がありますが、パイラ人のデザインなども担当したそうで。中央には巨大な目玉がギョロリ。奇抜でもあり、シンプルでもあり。
宇宙人だのナゾの天体Rだのと、SFスペクタクルな設定の割には、物語の方はいまいち地味で緊張感が無いのですが(物語が、というより、描写がいろいろとおマヌケ。まあ、ユーモアだと解釈しましょう)、それでも後半は映像的にもスペクタクル度が上昇。ミニチュアや合成映像も活用し、これがなかなか完成度が高いんです。洪水の描写もダイナミック。いやこれ、ちゃんとしているシーンと、していないシーンとの落差が、なかなかすごい。
居酒屋「宇宙軒」。いいねえ。繁盛しそうにないけど。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-03-17 15:48:20)
1.怪獣は出てこない、大災害も起こらない、パイラ人の人(?)となりもあって全編に渡ってシュールな作風ですがこういうベクトルのSFがあってもいいと思います。個人的にはかなり楽しめました。
taxyunさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-10 10:04:22)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 4.70点
000.00%
100.00%
2220.00%
3110.00%
4110.00%
5220.00%
6220.00%
7220.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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