8.《ネタバレ》 3回も見ちゃったので新鮮味と感動も薄れてしまったのですが、
あまりこの監督の作品が合わない私が3回も続けて見れたのだから、
まあまあなのでは・・?
凝ったサスペンスでもないしコーエンらしくはないんだけど、
ミラーズ・クロッシング(苦手なのでまた今度)が合わなかった私は、
おや?わかりやすい絵本のような見せ方だと、
そりゃあもう最初は「どうしょう大変だ」と感動したのです。
8点だよこれ、とよく見ないで絵で感動してまた見たら、
もっと落とそうか・・とさめてきたのですが3回も(1週間で)
見たのですから飽きたのでしょうね。8点はきびしいが6点。
この映画を観るきっかけになった大きな原因は私が、
サム・ライミのファンであること。
脚本のひとりとしての参加なのですが、
怪しい・・ホラーがかっているのですよ。
ブルース・キャンベルもなぜか出てるし・・
ポール・ニューマンが悪役というのも面白いし、
ティム・ロビンスがまぬけな社長役というのも見たくなった原因。
しかしこの映画って筋がよく似ているのです。
「素晴らしき哉!人生」に。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも。
コメディだから笑うしかけもあるのですが、
どちらかといえば笑えないドラマなのです。
フラフープの発明で成功したロビンスからテンポはよくなるのですが、
だまされおだてられ恋愛も絡むあたりがちょっとたいくつでした。
ジャンル的にはコメディで、ホラーっぽいファンタジードラマですね。