40.静かでゆっくりとしていて、どこか神秘的な映画でした。宇宙に宗教というテーマも加わっているのが難解ながら新鮮でした。二人の恋愛はもうちょっと抑え目にして欲しかったです(そこがアメリカらしいといえばそれまでなんですが…)。日本で彼女の泊まる部屋に鏡餅があるのには、もう涙が…。 【プミポン】さん 6点(2003-12-18 02:22:21) (笑:1票) |
39.《ネタバレ》 「宇宙人を信じるか?」という科学的でありながら非科学的な問いを「神を信じるか?」と言う、人類のもっとも非科学的で根本的な問いにスライドさせるアイディアはなかなかニクイ。が、しかし細かいところが色々いただけない。まず前半。皆さんも書かれているが退屈すぎ。「惑星ソラリス」でも思ったが、宇宙ものは宇宙に行くまでが退屈になりやすい。その気持ちは分かるのだがもうちょっとこけおどしでもいいから飽きさせない作りが欲しかった。そしてベガ星人との対話。なんなんだあれは。はるばる二十八光年も旅してあの「さわやか三組」のような感動的で中身のない会話。あそこまで引っ張っておいてもうちょっと凄い物を見せられないのか。そういう野次馬的精神を持ってはいけないのだろうか。そうこうしてハテナマークを脳みそにしているうちに、ラスト。最後の質疑応答ではっきりこの映画のテーマが見えたのが良かった。ただの失敗SF映画ではない。地球外生命の探索と並び、宗教と科学の結婚は人類(主にキリスト教徒)の永遠の夢である。そのことをはっきり伝えている映画は少ない、貴重である。ごちゃごちゃ偉そうな事を書く割にはなぜ点が低いか、それは一緒に見た「スクリーム」のほうが面白かったからである。人生そんなもんだ。 【かなかなしぐれ】さん 6点(2003-11-07 23:27:12) (良:1票) |
38.《ネタバレ》 おもしろくなくはない メインはヒューマンドラマ+αSFのおまけ って感じです。 ヒューマンドラマに関しては本当に様々な考えを持った人物登場します。 夢を追い続け、結果が出てないにも関わらず、自分のやっていることは重要なことだと疑わない 神は証拠がないから信じないのに宇宙人の存在は信じ続けてる異常者の主人公(もうこの設定で笑えますよね) 部下の手柄は全て俺のもの 上司の鏡みたいなやつ 全てに否定的で何に対しても自分が理解できる状況にないと気が済まない彼 科学は神への冒涜だと信じ込んで自爆テロを起こす狂信者 その他にも様々な人たちが登場する濃厚なヒューマンドラマです。 後半のSFシーンはおまけ程度な気はしますが、作られた年代を考えればそれなりの設定・映像なのではないでしょうか 宇宙の広さを知り、地球の狭さ、人間の存在の小ささ を知るっていうのは結構好印象です。 私も常々、悩みがある人にはちっぽけな人間の中のたった一人が抱える問題なんて些細なことだと・・・思ってるとか言うと絶対批判殺到間違いなしなので 思ってません 気になる所は二つ ・結局ハデンは何者?暗号の解き方も解明し、あらゆる情報に精通しているのだが ・18時間の録画記録が残っている発言で爆笑しました。審査会が喜劇にしか見えません(完全に18時間未知の時間があったという証拠があるやないかい!) 長い割に一応最後までは観れるのでおもしろくなくはない といった感想です。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-04 02:49:15) |
37.純粋無垢な心の持ち主が、そのまま大人になり科学者になって、自分で苦労して信じて見つけた奇跡の入口を覗けたみたいな。観終わって清々しい気持ちにさせてくれる話でした。 【SUPISUTA】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-25 22:06:31) |
36.終始落ち着いた雰囲気と、凝ったカメラワークが光る佳作。 SFものだと思って観る人は、この映画がサイエンティフィックどころかスピリチュアルまで行っていることに驚くだろう。 大人になったジョディー・フォスターの演技も冴え渡る。 ただ時間が長いかな。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-04 17:51:38) |
35.《ネタバレ》 実際UFOが地球を訪れているかどうかは別にして、この宇宙の中に人類より優れた知的生命体がいても全然不思議ではない。 むしろ、いないほうがおかしいくらい。 そんな宇宙への想像力をかきたててくれる作品。 2時間半の長尺の割りには、それほど長くは感じなかった。 どうなるのかと興味を持って最後まで見ることができたからだろう。 男女の関係になった牧師のパーマーに、審議会で神の存在を信じるかという、無神論者のエリーの足を引っ張る質問がされ、新型宇宙船の乗務員の座を逃す。 上司のドラムリンはエリーの研究に否定的だったくせに、成果が見えるとエリーの功績や役割を横取りする形に。 研究者の世界では珍しくないことのようだが、SFといってもそういった現実世界の人間模様が描かれておもしろい。 ただ、肝心の宇宙からのメッセージの意図は、結局なんなのかピンとこなかった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-02-08 23:56:33) |
34.《ネタバレ》 納得のいかなかった点はSFの世界で妙に科学と宗教が対立するからみに面白さを感じなかったこと、移動装置2台目はそりゃないでしょ、北海道の船室のセンスの無さ、ヴェガの宇宙人がパパは卑怯(誤って変なエイリアンが出てきても一気にB級になるが)。 通信でヒトラーの映像が映るあたりまでは引き込まれるものがあったが残念なシーンが多かった。それでも直向きに夢を追いかけるジョディの熱演に胸を打たれた。 |
33.難しい理論はわからないけれど、宇宙の話を聞くのは大好きです。そしてJ・フォスターも好きです。なので頑固な賢い科学者にジョディがぴったりはまったこの映画、なかなか心地良かったです。純粋に科学を突き詰めたいエリーと、いろんな思惑乱れる周囲との軋轢、俗世のやり切れなさもうまいこと挿入されてリアリティを増していたと思います。ただ、宇宙というとあちらは即宗教が絡んでくるのですかね?その辺の感覚が今ひとつわからないのと、後半ファンタジックに過ぎる描写がやや興ざめに感じたので点数はこんな感じで。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-23 00:07:54) |
32. 宗教が現実のあらゆる問題に対し、いかに強い影響力を持っているか、というお話。根深い。何を考えるにしても信仰が前提になる、って窮屈なんじゃないのかなぁと日本人の私は思ってしまうのだけどどうなんだろう?観賞後に調べてみて分かったんだけど、科学者って意外と信心深い人たちが多いらしいね。人知を尽くして真理の探究を行う人たちだからこそ、人智の及ばない領域を思い知っているってことなんだろうか。 【池田屋DIY】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-10-17 14:23:50) |
31.子どもの頃からの夢を追い続けるエリー・アロウェイに好感が持てるし、それを演じるジョディ・フォスターがすばらしい。それにひきかえ、恋人役のパーマー・ジョスがどうも好きになれない。いったい何者か、何をどう考えているか、わかるようでさっばりつかめなかった。やっていることも反則技のように見える。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-30 21:47:25) |
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30.親子愛、恋愛、科学、宗教的なものを織りまぜつつ、 一応ヒロインの心の成長がテーマになっている作品。シナリオも悪くないし、 宇宙という壮大なスケールに見合った作りで、SF好きな人でなくても楽しめると思う。 仕事に没頭する主役のジョディーも、いかにも科学者らしい偏屈そうな感じが良かった。 終盤の見せ場は、もっと違った形で見せてほしかったかな。ちょっと演出が好きくない。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-03 05:51:30) |
29.《ネタバレ》 オープニングシーンやワームホールの描写など、さすがカール・セーガン監修だけあって説得力ある映像は見事です。クリントン大統領の実写映像を巧みに取り入れているのも『フォレストガンプ』のゼメキスらしさが出ています。だけど、宗教色が強くなっている脚本はセーガン原作らしくなく、セーガンとはひと悶着あったのではと思います。進化論すら学校で教えることを禁止する州があるアメリカのことですから、神をある程度前面に持ってこないと興行的に難しい面があったのでしょうか。「人類の95%が何らかの神を信じている」というセリフがありましたが、そんな話は初耳です。「アメリカ人の95%」の間違いじゃないですかね。ガンの進行を抑えるためロシアの宇宙ステーション・ミールに乗る謎の大富豪は、本作完成後にやはりガンで亡くなったセーガンの姿が投影されている様に感じました。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-09 23:25:51) |
28.《ネタバレ》 ええ、北海道のシーンはなかなかよかったです(それか)一瞬ではありましたが外国人から見る日本が「いい感じ」で出てましたねー 鏡餅(!?)etc… 多少はこういうところが無いと面白くありませんよね(笑) 全体的にチョット長いなとは思いましたが、抽象的というんですか、ヴェガ星人(でしたっけ?)との出会いの場面も意味深な感じで、又観たくなる映画でアリマシタ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-19 22:00:33) |
27.冒頭は嬉しい。現代の騒音の地球から、しだいに遠くへ過去の音へと退いていく。そして無音の迫力。銀河へ島宇宙へと。純粋なSF映画かと期待する。ところが違って、人間ドラマで薄められた2時間半となった。純粋SFで2時間の映画は作れなかったか。もっと“接触”そのものの興奮だけで詰められなかったか。あの何ものかの巨大な心音のような電波信号音なんかよかったのに、そこまでだったなあ。アメリカで無神論を表明することの難しさはよくわかった。事業が北海道で実行されるってのが、無神論の国ってことで選ばれたのなら嬉しいんだけど、何となく東洋=精神性ってイメージが底にあったようで。ヘルメットのHは、北海道のHなの? シベリアのような北海道。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-21 11:55:22) |
26.北海道はアイランドなんですね。あらためて聞くと若干違和感が…。宇宙の神秘を真っ向から描いている作品を最近見かけないですね。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-20 21:20:58) |
【ご自由さん】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-09-06 16:37:01) |
24.「無神論者は宇宙に行くべきでない」映画で主人公に対立する人物にそういわせた原作者セーガンは実のところどうだったのでしょうね? 同じような台詞をどこかで聞いたことがあるのですが思い出しました。ゴルゴ13のコミックの中で、ゴルゴが宇宙衛星を破壊しにゆくとき反対する将軍が「カラード(有色人種)とユ○ヤ人は宇宙に行ってはならない」と述べるシーンです。 この映画では結局アメリカはそう考えているんだよな~と思わせるような博士へのイジメ(特にホワイトハウスの関係者たちがする)がしつこいです。ここを描くのはセーガン博士の政治感が見え隠れするポイントと思いますそしてゼメキスの思いも。まるで赤狩り時代のような委員会! 電波の発見シーンのドキドキは8点。そのあとがマイナスですが、北海道に敬意を表して6点。 【亜輪蔵old】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-29 23:43:44) |
23.無神論者とはいえ、物質的な証拠は無いとはいえ・・コレは神の計らいがありまくりだと思われるのだがどうか?エリーとジョスの出会いからベッドインまでの超スピード展開なんてまさに奇跡と言えなくもない、いや冗談ですが(笑)。日本の描写は敢えて語るまい。どうしても「日本で・・」「下請けの業者が・・」なーんてのを聞くと「やっぱり機械はMADE in JAPANだよねHAHAHA(古っ)」みたいなアメリカンジョークが脳内再生されます(多分に間違っている)。特別心惹かれたわけではないが見応えはあります、ズシリと。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-28 01:58:24) |
22.北海道・・。まさか、そう来るとは。優しい映画だったですね。しかし、マコノヒーの顔、なんかいただけない。 【★ピカリン★】さん 6点(2004-06-16 23:12:47) |
21.もっとロマンティックで神秘的で科学的でカッチョよいモノを期待していたので・・・う~ん。だってせっかく一人で宇宙に行くんだから、地球中の人々に拍手喝采、賞賛の嵐を浴びて欲しいじゃないですか、ジョディには・・。 【桃子】さん 6点(2004-01-27 17:57:59) |