7.《ネタバレ》 若年性乳がんを患い闘病する女性・長島千恵。そして彼女を支え続けた恋人・赤須太郎、優しき父親、親友たちは、彼女の夢である「ウェディングドレスが着たい」という願いを叶えるサプライズを実行する。「余命1ヶ月」の間に・・という話。
よくあるだろうフレーズ「せめて花嫁衣装を着せてやりたかった・・」を具現化した、とでも言えるエピソード。2007年5月TV放映されたドキュメンタリー「余命1ヶ月の花嫁」は自分も断片的ながら観ていて、いいはなシーサーだなぁ、と思ってました。そこで東宝が榮倉奈々&瑛太で映画化すると聞いて、これは実際のモデルがいるし比較されるなぁとも。まーどちらも背が高くて(榮倉奈々は170cm!)ルックスは申し分ないから、あとは演技力。当然泣きのシーンが多いわけですが、演技はなかなか良かったんじゃないですかね(瑛太君の鼻水は演出?)。
こーゆー死にまつわる美談て、役者の実績作りにはもってこいなのでしょう。例えばセカチューなんか誰もがやりたがってて、実際役をゲットした長澤まさみも綾瀬はるかも有名になりましたw でも、女優さんて体力いる仕事だろうし、どちらかというとこーゆー役をやる女優さんてリアルはいたって健康優良児みたいな人が多い気がしますがw
ところで、これはTV番組が原作。自分がウルウルしたシーン含め、映画用にかなり脚色が多かったような感じがします。それ以前にドキュメンタリーとはいえ、TV番組自体も(本も)大いに脚色されていると考えるべき。なので実際はもっとドライな現実だったとして、映画は韓流ドラマレベルで観た方が無難ですね^^;