23.《ネタバレ》 インディアンを制圧し、領土を広げようとする白人といい、 部族間で争うインディアン同士の抗争といい、どうして 人間はこうも憎しみ争い続けるんだろう・・・どうして平和に 暮らしていけないんだろう・・・そんな感想がやはり残りました。 結局こんな風に嘆いたところで何も変わらなくて、平和に暮らすために はどうするべきかっていうのを考えられる自分にならないといけないんだ よね。。 この撮影には、いったいどれくらいたくさんのバッファローが使われた のだろう・・・狩のシーンは凄かったですね^^;相手が動物だけに 大変だったのではないかと思われます。撮影の裏話とか知りたいものです。 足に白い靴下はいた狼君かわいかったですね^^ あんなペット君欲しいなぁ。 【アキト】さん 6点(2004-07-10 14:50:08) |
22.《ネタバレ》 俺はこの作品を“完全版”で見ました。さすがに3時間58分は長かった。見た後に正直疲れたし、途中物語の整理をするのが大変でした。しかし、この作品のテーマには凄く深いものがあります。南北戦争の時代、インディアンは敵とみなされていました。しかし、ケヴィン・コスナー扮するジョン・ダンバーは彼らに興味を持ち、次第に交流を深めていく。その掛け橋となったのが、以前に彼らによって連れ去られた白人女性“拳を握り立つ女”。彼女は、ずっと使ってなかった英語を必死に思いだし、何とかジョンとコミュニケーションをとろうとするのです。彼らの交流は次第に深まり、ついには一族の一員として迎えられるのですが、そんな日々も長くは続かず、政府はジョンに反逆の罪を課す。このままでは関係の無い彼らにまで危険にさらすことになる…そして、ついに、彼は“拳を握り立つ女”と共に、スー族との別れの時を迎えるのです。そこには、人種や民族を超えた一種の愛が感じられます。唯一つ、残念に思うのは、ジョンがパートナーに選んだのが、“拳を握り立つ女”、つまり、自分と同じ白人を選んだということです。俺にはどうしてもそこに、白人の優越のようなものを感じてしまいます。映画自体、凄くいいことを語りかけていると思うので、その部分を考えると、余計に現実世界における白人の絶対主義のようなものが感じられて非常に悲しいと思います。 |
21.白人の白人による白人のための懺悔映画みたいな作品。 一番ジーンとくるのが馬と狼が撃たれるシーンだったのは善側と悪側をピシッと決め過ぎた所為? 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-18 23:49:01) |
20.《ネタバレ》 180分もありながら、なぜジョン・ダンバーの生い立ちを描かないのだろう。このせいで、なぜ彼がそれほどまでに未開のフロンティアに魅せられているのか、とか、なぜインディアンに肩入れしたがるのか、私にはまったくわからない。ついでに言うなら、切断を覚悟するほど重症だった右足が、いつどうやって完治したのか、それもわからない。 先に登場したポーニー族の戦慄。ここは今までの西部劇にならって、インディアンは白人を見つけたら殺る、ただそれだけである。彼らには人格すらまともに与えられていない。しかし、温厚なスー族が登場すると、様相が変わってくる。本作は彼らを通して、インディアンたちの生活を中から描いて、一人一人に個性があること、そして白人側に和解する覚悟があれば手を取り合う意志があることを充分に見せてくれた。ジョン・ダンバーをインディアン集落への (白人代表の) 潜入捜査官のように見立てて、彼が苦労し、発見し、打ち解けて、恋をして、衣食住をともにする過程の中でインディアンを描いているのが斬新で面白いところか。 始めに、ジョン・ダンバーという男がよくわからない、と書いた。そんな彼について、一つ、確かなことがある。それは、とてつもない強運の持ち主、ということ。南北戦争では、あれほどの銃弾が全て彼をよけて通った。砦にたった独りで籠城しながら、初めに出くわしたのが、好戦的なポーニー族ではなかった。 そして何より、彼は狼に咬まれなかった。 以上。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-22 17:51:54) |
19.白人にとっては輝かしいフロンティアの時代、インディアンにとっては楽園の終わりの恐怖の時代、その向こう側からフロンティアを見てしまった白人の物語。システムから逃げるように果てに行ってしまう。馬と狼のみを友として(ここらへん突っ込めばカフカ的物語になったかもしれない)。でこの馬と狼を奪うのが開拓者側の人間なんだ。ま最後は家族を守るために、ってのが出てくる。これを膨らますと民族的ナショナリズムになってしまう微妙なところ。巨大な社会が小さな共同体を潰していく歴史への悲哀、っていう点で納得しました。ツー・ソックスに象徴されるもの、アメリカが殺してしまったもの。インディアンが白人を殺すシーンに溜飲が下がるアメリカ映画、という特異な作品になった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-08 10:05:59) |
18.ケヴィン・コスナー監督主演のヒューマンドラマ。 序盤からなかなかいい雰囲気でお話が進み、これはいいかなと思ったんだけど、 白人とインディアンといえば、血なまぐさい話しか聞いてこなかったので、 徐々に違和感が。終盤でちょっと盛り返したが、やっぱり脚本の甘さを感じてしまう。 ケヴィンの狙いはわかるし、テーマもいいとは思うけど、お話自体はこれでもまだ白人寄りかな、 という印象を受けた。映像は素晴らしい。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-07 03:19:33) |
17.《ネタバレ》 美しい開拓地の平原でバッファローたちと生活を営むインディアンたちに魅了され彼らと行動を共にする守備隊員を描いた壮大なドラマです。「狼と踊る男」、「拳を握って立つ女」、「蹴る鳥」など奇妙な呼び名でささやき合うインディアンたちが神秘的でもありやや滑稽。1990年を代表する作品ですが180分を超える上映時間はさすがに長く感じてしまいました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-05 03:32:58) |
16.当時の中学校が授業の一環で映画館を借り切って鑑賞しました。映画体験学習の題材になるだけの映画だけあって、決して面白い内容ではなかったけど、いい映画でした。 【N.Y.L.L】さん [映画館(吹替)] 6点(2008-09-03 16:51:11) |
15.“ウルブズ”ってウルフのことだったんですねー! 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-15 19:35:30) |
14.ケビン・コスナーが余りにもおめでた過ぎて最後まで馴染めなかった。お人好し過ぎるインディアンたちもどうかと思うが…。ただダイナミックな映像には圧倒された、これは是が非でも劇場のスクリーンで観たかったですねぇ。ちなみに今回観たのは4時間のバージョンの方ですが、個人的に全く長いとは思いませんでした。 【かんたーた】さん 6点(2005-01-29 22:31:56) |
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13.インディアンの立場からアメリカ史を描いたエポックメイキングな映画。 ただ「モヒカン」にも「サムライ」にも感動したけど本作はあまり感動できなかった。親族友人の仇や強盗の仲間であっても、自分達に理解を示す者がいれば藁をもすがる思いで受け入れざるを得ない…圧倒的不利の状況で、インディアン達が味わっているであろう苦汁についてあまり考慮されてない事に違和感を感じました。 また、やはり上から見下ろしているという視点は否めない。主人公がくっ付くのも白人娘。下で「インディアンを動物に置き換えても違和感ない」と仰る方が見えましたが、言い得て妙だと思います。 【番茶】さん 6点(2004-05-29 22:16:35) |
12.結局インディアンが辿った運命を考えるとこの映画に素直に感動することができなかった。壮大な自然の中で徐々にインディアンに溶け込んでいくシーンは見ていて楽しかった。 【hrkzhr】さん 6点(2004-03-27 15:31:22) |
11.突っ込みたいところはいろいろあるが、ホワイトアメリカンをきちんと侵略者として表現した点は素直に評価したい(主人公の存在自体が免罪符的ではあるが)。しかし、あのラストはいくらなんでも中途半端では? 【Olias】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-04 02:35:02) |
10.広大な土地とインディアンを見てると、自由を感じてのびのびした気分になれます。しかし、映画の方もちょっと間延びで、長いわりに終りが中途半端な気が…。ケヴィンの熱意は伝わって来るのだけど・・・。 【桃子】さん 6点(2004-03-01 18:27:23) |
9.うーん、批評しにくい作品だなと思います。演技もメッセージも悪くないのに、もう1度観たいとは思わない。ジーンと来ない。感動しない。どうしてか?とにかく、長い、だらだら長い。プラス、何となく主演のケビン・コスナーの内面があんまり伝わってこない気がするんだけど・・・。台詞が練られてないのかなあ? 【大木眠魚】さん 6点(2004-01-03 18:58:47) |
8.アメリカの西部劇を見るたびに、なんでここまで侵略者たる自分たちをヒーロー視できるんだろうと辟易することがよくあった。そこにやっと登場した先住民を悪としないこの作品の価値はそれだけで十分なのかもしれない。ただ如何せん天邪鬼な私は「何を今更」と思ってしまった。結局のところ主人公は白人でしかもやっぱりかっこいい。そこに上から見下ろした偽善を感じてしまう。それでも壮大な大自然の情景にインディアンが違和感なくマッチしている絵は素晴らしくプラス加点したい部分。テレビサイズだとちょっと物足りない。 【R&A】さん 6点(2003-12-24 11:15:36) |
7.終わりの雪のシーンは、映像が本当に綺麗そうなので、ビデオテープで見る映画ではないような気がします。DVDか劇場で見るといいでしょうね。私は終わり方が、ちょっと気に入らないです。まあ、最後に狼が吼えていたので、それでいいか。 【オドリー南の島】さん 6点(2003-12-08 01:37:12) |
6.男性の友人達は口を揃えてこの映画を素晴らしかったと言う。女性には理解出来ない男のロマンというものなのであろう。少なくともこれだけの長尺を、居眠りもせずに最後まで観られたのであるから、それなりに面白かったんだろうとは思うが、残念ながら傑作というほどの素晴らしさは感じられなかった。金返せ、とは言わないが、お買い得、というほどでもない映画。普通。 【anemone】さん 6点(2003-11-29 03:00:40) |
5.ケビン・コスナー主演監督のアカデミー受賞作。 開拓時代アメリカを舞台として、イギリス系兵士のネイティブ・アメリカンとの交流を描く。 ビデオ2本組の長い映画だが、あきずに惹きつけられる。 個人的に、ここで終わって欲しいな・・・というところでエンディングを迎えたので、よかった。 【よしの】さん 6点(2003-11-22 15:48:09) |
4.映画館で上映中にトイレに行った唯一の作品です。それくらい長くて、退屈で、途中寝てても話の内容はわかるくらい「ゆるい」映画です。でも賞をとるのは当然かなっていうくらいいい映画だと思いますよ。アメリカの良心が撮ったアメリカの良心の映画です。当時自分が映画館で観るくらいコスナーにはパワーがありました。 【たかちゃん】さん 6点(2003-11-13 10:18:37) |