思秋期のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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思秋期

[シシュウキ]
(ティラノサウルス)
Tyrannosaur
2010年上映時間:98分
平均点:7.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-10-20)
ドラマ
新規登録(2012-11-03)【TM】さん
タイトル情報更新(2012-11-26)【+】さん
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監督パディ・コンシダイン
キャストピーター・ミュラン(男優)ジョセフ
オリヴィア・コールマン(女優)ハンナ
エディ・マーサン(男優)ジェームズ
脚本パディ・コンシダイン
撮影エリック・ウィルソン〔撮影〕
配給エスパース・サロウ
特撮フレームストアCFC(視覚効果)
その他ゲイリー・オールドマン(スペシャル・サンクス)
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1.《ネタバレ》 長年連れ添った妻を亡くし、癒しきれない孤独感から酒に溺れ、ロクでもないどん底生活を送っている初老の男ジョセフ。毎夜、深酒してはトラブルを引き起こす嫌われ者の彼だったが、とうとう酔った勢いで愛犬を蹴り殺してしまうほど、最悪の状態に。人生の〝思秋期〟を迎え、出口のない迷路へと迷い込んでいたそんなジョセフは、ある日、夫からの激しいDVに苦しむハンナという女性と出会う。最初は反発しあっていた2人だったが、閉塞感漂うお互いの人生に共鳴しあうかのように次第に距離が縮まってゆく。だが、彼らの仲を誤解した夫によってハンナは顔の形が変わるほどの酷い暴力をうけてしまうのだった。人間的にかなり問題のある登場人物たちが織り成す、最後までうんざりするくらい暗~い哀切な人間ドラマ。いやー、観終わった後の気分を一言で表すなら、鬱(笑)。治まっていたおれのアル中も再発しそうになっちまったじゃん、このヤロー。ただ、この作品を通して「もしかしたら人生なんてしょせんはクソなのかも」という疑問へと必死に抗おうとしている、この監督の切実な思いには素直に好感が持てました。みんな、こうやって反吐が出そうな思いを抱えて必死に生きてるんだよ、うん、分かる分かる。でも、映画監督として才能を感じるのは、やっぱり「人生なんて、しょせんはクソさ」というシニカルな思想を持った、ラース・フォン・トリアーやミヒャエル・ハネケなんだよねー、皮肉なことに。シンプルな人間ドラマとして良かったとは思うんですけど、ちょっぴり地味で古臭く感じたのも事実。もうちょっと新しい部分も欲しかったですね。なんだか、昭和枯れすすきのような作品でありました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-26 08:50:23)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
500.00%
6116.67%
7233.33%
8116.67%
900.00%
10116.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review2人
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