36.《ネタバレ》 まず、私個人は相当なゾンビマニアです。いや、マニアは言い過ぎか。ですが人よりたくさんのゾンビ映画やドラマ・ゲームを体験してきたという自負はあります。 さてそんなゾンビにどっぷりな私から見ての『ワールド・ウォーZ』のレビューなのですが、まあはっきり言って使い古された展開のゾンビ映画だな・・・と。「こうきたか!!」というサプライズ感は得られない作品でした。 強いて言えば冒頭からすでにウィルスが蔓延しきっている状態で、民間人は何も知らされていない所からいきなり事が勃発するというのは今まで無かったかも。あとは無作為に人を襲っていると思われていたゾンビ達が、「死病を患っている人間は襲わない」という設定は新しいと思いました。しかしそうすると、あのゾンビ達はあの大混乱の中で瞬時にそういう人間を見分け、選別していたことになる。意外と脳みそはフレッシュに活動していた??? しかしいつからか「走るゾンビ」というのは当たり前になってきましたね。昔はゾンビっていえばそれこそキョンシーみたいに腕を前に突き出しながらゆっくりしか歩けないっていうのが定説でしたけど。ゲームの『バイオ4』か、もしくは映画なら『28日後…』くらいからそんな流れがある気がする。もう最近ではそんなんに慣れちゃいましたけど、個人的にはあの走れないゾンビの時代の方がより「ゾンビ」って感じを楽しめていた気がする。一体一体だと弱いしなんとかなりそう・・・っていうのが無秩序に増殖していくのが面白かったのに。最近では「走るゾンビ」が世界標準になってしまったかのようでなんとなく面白くない(←個人的グチ) あと、主人公の免疫の正体が結局わからないのもなんだか・・・。免疫ある人間がいればその人間研究してみんなでその免疫共有しようよ・・・っていうのが普通の流れだと思うんだが。彼に免疫あるとわかってからいつそんな話になるんだろうってずっと期待して見ていたらそんな流れはなく終わってしまった。はっきり言って死病をカムフラージュに使うよりよっぽどそちらのほうが現実的だと思うんだが。 とまあ色々書きたてましたが、上述したようにこれまであまりゾンビ映画は観たことないって人が観れば楽しめると思います。ある意味ではゾンビ映画とあからさまに公表せずに公開したのはそういう狙いもあるのかも。主演もブラッド・ピットさんですし、見やすいゾンビ映画だと思いました。 【TANTO】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-08-26 11:46:14) (良:2票) |
35.《ネタバレ》 突然、ウイルスの蔓延により発生した走る怪力ゾンビから家族と共に逃げる元国連捜査官のブラピ 国連のお偉いさんから電話を受け、特別待遇によって脱出し、家族の安全の見返りとしてウイルスの対策研究員の護送を任じられる。 残念な点は多い ・ご都合主義な展開(全てにおいて) ・ゾンビが最初は車のフロントガラスを2回の頭突きで突き破る怪力なのに、後半はドア一枚も突破できず、目の前に人がいても暴れない。 ・危険でゾンビがいる所に行っているとわかっているはずなのに電話をする妻 ・国連の情報収集能力の無さ(イスラエル・WHOの研究施設となぜ連絡が取れないのか・・・) ・イスラエルでの喜劇 ・溢れかえっているはずのゾンビさんは都合のいい時にしか出てきません。 ・主人公以外の存在感の無さ(主人公のせいで仲間のために残り死んだ勇敢な戦士には名前の一つもありませんでした) ・襲われない人が何もしない(アピールすればすぐ解決しそうなものなのに・・・) ・解決方法がわかりやすすぎ ・結局わからない感染のルーツと経路(血液が体内に入って感染しないのに、噛みついて感染?唾液? 謎すぎる) これだけ見たらダメな映画ですが 映像も綺麗で ゾンビ物と言えば、基本的に生き残るためだけの映画がほとんどですが、この映画は所々で解決策のヒントの描写を取り入れ、最終的に克服に成功する。 嚙みつく程度でグロ描写もほとんど無く(腕を切断する場面でも一度も切断面が出ない)珍しいゾンビ映画でした。新しい感じで1点加点です。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-09-10 12:28:46) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 そもそもWHOの施設で空母と連絡できたのだから、他の施設などで実験してもらえば後半のかくれんぼ&鬼ごっこは必要なかったのではないかな? それはともかく、この映画の最大のウリのゾンビの大群のシーンは素晴らしいが、予告で観ていたので、それ以上のインパクトは無かった(3Dで観ていたら違っていたかも)。 気になったのは、後半の施設のシーンで緊迫感がまったく無かったこと。もっとドキドキする演出が出来なかったのだろうか。 とりあえず、ゾンビ映画をブラッド・ピット主演の超大作にしたことを評価してオマケの6点。 【三流】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-08 23:18:05) (良:1票) |
33.《ネタバレ》 絶望が全力で追いかけてくるって感じは良かったです。頼りになるはずの存在がどんどんと潰されていって、頼りない主人公が世界を救わざるを得なくなる、それはハラハラさせてくれる絶好のシチュエーション。 お金かかってる分、スペクタクルな要素もいっぱい見せてもらえて。 世界を救うための移動が点ばかりで、その点と点の間にあるハズのモノを見せてくれない事にちょっと不満を感じたりもしましたが。 ただ、これ自分にはゾンビものとしてよりも『コンテイジョン』や『感染列島』みたいなパンデミックものの系譜に映って、となると「患者」に対する配慮が足らなさ過ぎな感じがしてしまって。 ゾンビものにだってそうなってしまう事の悲劇がよく描かれるわけですが、ここのゾンビさん達はただ化け物になっちゃいました、で完結してて、状況に対する絶望感はあっても人間性を失ってしまった存在に対する絶望感みたいなのはスルーされちゃってて。それじゃいくら裏に人種や信仰の差別に対するメッセージを秘めているにしても(イスラエルのシーンなんてモロですし)、そこから人間性を排除しちゃったら無効なんじゃないの?って。 サービス精神旺盛な見せ場の連続と(クライマックスは建物の中で鬼ごっこでしたけど)、出ずっぱりブラピの俺様っぷりに、ちょっともう少し見えていていいハズの色々なものが隠れてしまってたかなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-05 21:16:49) (良:1票) |
32.ゾンビ映画のお約束なのか、みんな少しヌケていてどんどん被害が大きくなるのは、笑いどころなのだろうか? スリルがあって面白かったが、地上波での放送のせいなのか所々説明不足で意味が分からないところがあったのが気になってしょうがなかった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-02-14 16:13:55) |
31.《ネタバレ》 序盤の事件発生からヘリで脱出までは、家族が一緒だったこともあってサスペンス感高し。また事件の全容が見えないまま、各都市がゾンビで壊滅していく映像も見応えあり。その後のブラピの世界旅行になってからは、家族という枷が外れたこともあって、サスペンス感は減退して安心して眺められる。ここでもゾンビがお互いを踏み台にして壁を越えるという、なかなかインパクトのある映像も見られて満足。そして、終盤の研究所での閉鎖空間でのアクションは、なかなかのハラハラ感。要するに、それなりに楽しんだわけですが、全体としては、ややしまりのない大味な展開が目につく。どんな実績があるのかわからないのにみんなにやたら大切にされる元国連職員のブラピとか(でもブラピだからそれが当然にも思える不思議)、前半活躍したけど後半完全に空気になったヒスパニックの少年とか、飛行機墜落現場から腹になんか刺さったまま歩いて研究所へ行くとか、「WHO Research Facility」というあまりにもアバウトな建物の名前とか、細かい作り込みとは無縁な感じです。「ワールドウォー」という大げさなタイトルも含めて、「そういうもの」として期待せずにみれば、サスペンスやアクションの演出はうまいので、それなりに楽しめる1本だと思います。 【ころりさん】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-07-30 21:59:17) |
30.《ネタバレ》 そうですか、ブラピがゾンビ映画ねぇ。 ゾンビも立派になったものです。 ハリウッドスターの仲間入りですね! さてさてゾンビ好きな私としてはワクチン持ちなので、そんなにビビりませんでした。 (映像は凄かったけどね) ただ緩急が無く走り回る群衆ゾンビは情緒がないといいますか。 ワビサビ感じる暇がないのはいただけませんでした。 ビョーキ持ちはスルーってのはまぁまぁな落ちかな。 最近はこの作品のように、ゾンビの存在を伏せて『ウィルスのパンデミックだよ』ってゆー宣伝方法の作品をチラホラお見受けします。 こーゆーのにまんまと引っ掛かったカップルとかが悲鳴をあげてるとことか想像するとニヤニヤしちゃいますね。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-02-21 17:41:55) |
29.はて、一体なんでもはや大物ブラピがこんなありきたりな(失礼)ゾンビものに出んのかな。集客したい映画会社のえらい人に頼まれたのかなーとか想像してたら、ブラピ本人が制作したがったんだとか。マジか。ブラピ、ゾンビパニックが好きだったんか。 なんせお金がかかっている画だなあとは思う。でもゾンビが物量で迫ってくるパターンは”ドーン・オブ・ザ・デッド”で経験済みなので二度もびびらないのだ。 やっぱりこんな映画には(いやすいません何度も)新顔の役者さんが良かったんじゃないかなあ。 ブラピだとなんか堂々としちゃって、「勝つに決まってんじゃん」オーラが嫌でも出ちゃうんだよなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-28 01:15:30) |
28.《ネタバレ》 ゾンビ映画なのにB級映画になっていないのはブラピマジックでしょうか。リアリティーは皆無だけれど、何故だか真剣に見てしまった。周りの人がどんどん狂っていくという設定は割に好き。 【lalala】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-02-01 12:22:02) |
27.この映画はブラピが制作陣に加わっているということで、おそらくブラピは自分の家族を描きたかったとみた。 すなわち、アンジー含む子供たちは確実な安全圏におき「オラは何があってもアンジーと子供たちを守る男!ダ」という思いを映画で伝えたかったのだろう。 そして、なぜか途中で一家に合流して妻&子供と共にいるようになった血もつながってない行きずりのインド系少年。彼はきっと後で何か重要なキーマンになるに違いないとみていたが結局最後まで”途中で一緒になって家族の一員になった”異国籍少年だけで終わった。 ということはつまりアンジーとブラピが養っている異国籍の子供たちの象徴としてこの子が配役され、この子を置くことで「異国籍の、血の繋がってない子だって、家族として扱うのダ!」という思いを映画で伝えたかったのだろう。 では、群れをなして高速足でしつこく追いかけてくるゾンビは一体何の象徴だろうか? たぶん、パパラッチw 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-30 13:45:14) |
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26.《ネタバレ》 始まって5~6分でジェットスタートするコースター・ゾンビムービー。ブラピが不死身だったり重要人物があっけなく死んだり、いろいろ突っ込みどころはあるが、まぁ楽しめるゾンビ映画。 でも私はノロマなので映画の中ではとっくにやられておりずっと俯瞰で見ておりましたので感情移入はゼロ%。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-10-01 01:14:28) |
25.前半、中盤とアクションも派手で面白かったのに後半スケールが一気にダウン・・・ もう少し頑張ってほしかった まぁでもそこそこ楽しめるのと、ゾンビ物なのにグロテスクな描写が無いのでそういうのが苦手な人でも安心して見られます 【contigo】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-08-15 23:12:52) |
24.《ネタバレ》 初見は映画館で、後日DVDで観直しての投稿です。 まさにジェットコースタームービーといった内容で、劇場で観てこそ本当に楽しめる作品でしょう。 といいながらもDVDで再見して改めて感心する点も多々ありました。 まずはアクション映画として基本がしっかりした映像。 構図やカメラワークがよく考えられており、大スクリーンや3D環境でなくともスケール感が伝わってきます。 スピード感の表現も、「とにかくカメラを動かして誤魔化し、観客は置いてきぼり」といった失敗がなく、 猛スピードで迫るゾンビの怖さを、主人公側の視点から存分に味わえます。 もうひとつ評価したいのは、伝統的なゾンビ映画のお約束とも言えるスプラッタ描写がほとんどなく、なおかつ怖さや緊張感はしっかり出ているところ。 映像のグロさを見せつけずに怖さ、緊張感があるのは、演出力の高さゆえだと思います。 そして、全編猛スピードで走るゾンビから如何に早く逃げるか、そんなスピード競争だけで終わらないのも面白い。 クライマックス、自ら体内にウィルスを取り込んだ主人公がゾンビと間近で対面するシーンは、スピード競争よりも緊張感がありました。 全体的に、パニックアクションとして良く出来た映画だと思います。 反面、日本公開時の宣伝で強く押し出されていた「家族を守る為に云々」というドラマを期待すると肩透かしを食らうかも知れません。 純粋にジェットコースターのスリルを楽しみたい方にはオススメします。 【i-loop】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-03 15:52:23) |
23.《ネタバレ》 ゾンビの怒涛の勢いだけが見所と言ってもいい映画。 残虐シーンは全くなく、ゾンビ映画とはいえホラーではない。 ストーリーはとことん底が浅く、何かのゾンビゲームを映画化したような代物で、たとえば最初にかくまってくれた家の男の子、その後もしれっと家族になっているけど、結局彼と彼の家族について語られる事は劇中で全くなかったりする。普通「お父さんがこうなっちゃって」くらいのセリフはありそうなもんだけど、全くない。なんていさぎいい!…んではなくて、味の無い映画。ゲームだってもうちょっと何か語るぞ。とにかくゾンビの威勢のよさだけが印象に残る映画で、その勢いのよさだけはゾンビ映画史上最強だと思われます。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-07 22:57:24) |
22.《ネタバレ》 【予告編詐欺】のレベルの高さがスゲェ! あの予告編じゃ、ゾンビ映画だと気付けない人もいるはず。トム・クルーズの『宇宙戦争』を、ブラピがリメイクしたのかと思ったw ▼基本的に三部構成です。1部:ブラピ家族がゾンビ溢れる都市部から脱出/2部:ゾンビの謎を求めてブラピが世界を旅する/3部:WHO研究所でブラピ大活躍。この1-3部構成の「流れ」が不自然なので、1本の映画ではなく、3本のドラマを一気に見てしまったような不自然さがある。 ▼私がどうにも納得いかなかったのは、最後のWHO研究所B棟への潜入。ゾンビが音に反応するとわかっているんだったら、B棟潜入チームと、外で音を出してゾンビを撹乱するチームに二手に別れればいいのに? B棟への内線電話が生きているなら、玄関エントランスの電話を鳴らしてゾンビを引き寄せればいいのに…… ゾンビが80体しかいないんなら、1日3体のノルマでゾンビを1ヶ月かけて殲滅すればいいのに…… ▼WHOは頭のいい研究者ばかりで行動力がないって設定なのかなあ? そういえば、希望の星だったウイルス学者も、転んで死んじゃったもんなあ。それでいいのか? チャンチャン♪ 【伊達邦彦】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-30 01:31:47) |
21.今作のゾンビ達はゾンビ映画史上最速であろうスピードで猛獣のように襲いかかって来ます。ゾンビ達が津波のように押し寄せるシーンは圧巻です。人体損壊シーンや血しぶきはほどんど無く、ホラーが苦手な方でも安心して見れます。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-16 13:44:37) |
20.ブラピ演じる主人公、かつて様々な修羅場をくぐってきたらしい。医者ではないけれどいざという時には慣れた手つきで応急処置をこなす。女性兵士が手を“Z”(←って、の際もう堂々とゾンビって呼べばいいやんか)に噛まれた時、即座に手を切断し、治療を施す。一方、女性兵士の方も、自分の手が切断されたという現実を冷静に受け止める。これは2人それぞれの強さ、なんでしょうけれど……本作、こういう「強いヒトたちのサバイバル」に終始してて、いいんだろうか、とも思います。手の切断という極めてショッキングであるはずの事態を、描写を抑え、感情面でも抑え、まるで普通のエピソードのように挿入しておく。他のシーンも押し並べてそんな感じで、いささか淡白過ぎはしないでしょうか。ただ単なる「タフ」で無色透明、それがこの作品の登場人物たちの印象。主人公の悩みや葛藤などはお飾り程度で、彼の目を通じて描かれる人類の破滅を、スペクタクルとして楽しめればOK,ってな映画ですな(だんだん『バイオインフェルノ』みたいに小粒になっていきますけれども)。実際、アリンコのように襲ってくる“Z”の群れは、まさに「大自然の脅威」。一応“Z”はゾンビではなく病人なんでしょうけれど、ロメロが『ゾンビ』で露悪的にやってみせた殺戮(ゾンビという名の鈍重な人間どもを殺しまくる)を思うと、本作では実にアッケラカンと殺しまくり退治しまくる。どっちかっていうと動物パニックのノリですかねえ。もちろん、嫌いではありませんよ。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-13 08:37:54) |
19.《ネタバレ》 きっかけは何処から始まったのかすら分からない些細なものだった。普通の生活を送っていた人々が、突如として凶暴化し目に付く人々を無差別に襲い始める。襲われた人も十数秒後には、同じように凶暴化し見ず知らずの人々を襲うという負の連鎖は瞬く間に世界中へと拡大し、人類は突如として滅亡の危機を迎えてしまうのだった。愛する家族とともに平凡な生活を送っていた、元国連職員ジェリーもそんな災禍へと容赦なく巻き込まれてゆくことに。家族の安全と引き換えに、ウィルスの弱点を探る任務へと無理やり駆り出されたジェリーは、そんな凶悪な感染者〝Z〟たちが溢れ返る危険な世界を、人類、そして家族の命を救うためにただただ疾走してゆく。ブラット・ピットが製作も務め、莫大な予算を注ぎ込んで作り上げたスケールだけはやたらと大きいゾンビ映画作品。確かに、お金かかってるだけあって、その圧倒的な数の力で無慈悲に襲い掛かってくるゾンビ描写は出色の出来でした。特にイスラエルでの怒涛の、もう人々(ゾンビ)が蟻のようにぐちゃぐちゃしちゃう攻防戦には素直に圧倒されたっす。ただ、全編を通して描かれるのは、ブラピがひたすらゾンビの大群から逃げてはほっと一息、逃げてはほっと一息、の繰り返しなのでちょっと後半だれてくるのが残念ちゃあ残念でしたけどね。それに、基本ゾンビ映画なんだし、もっとユーモラスな部分もあっても良かったかなー。そのわりには人間ドラマもけっこう希薄な感じだったし。あの人類の希望の光であったウィルス学者がこけて死ぬってシーンも別にギャグってわけじゃなさそうですし(どんなけ間抜けな死に方やねん!って思わず突っ込んじゃいました笑)。でもまあ、ゾンビたちとの迫力の攻防戦とか、後半の打って変わってのスリリングな密室劇とかは、そこそこ良かったかな~。うん、ぼちぼち面白かったっす! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-22 01:08:26) |
【Yu】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2014-03-12 23:15:22) |
17.《ネタバレ》 若ーい小生意気そうな科学者が滑って?死んだときが別な意味でびっくり。こんないろいろ使えそうなキャラをこんな早い段階でこうしちゃうとはね、かなり想定外。なんだよ結局ゾンビ映画かよ~と思いつつ(宣伝ではこんなんじゃ無かったような?)、研究所でウイルスの保管室?でのブラピとのタイマンゾンビさん、なかなかの名演技でした!どなたかは存じませんがあなたの俳優としての歴史に残る共演?(違うかw)になるかと。2億ドル(!!)もかけた予算もあってかゾンビの大群が壁を超えるシーンとかビジュアル的インパクトは凄かった。でもな~超好都合な展開はある意味シラケちゃうよね。まぁブラピ主演かつ制作だからそこは致し方ないのデショウカ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-20 08:55:34) |