5.おもちゃの戦争シーンは子供が見たら泣くでしょう。大好きなクマちゃんやお人形さんがこっぱ微塵ですから。無抵抗なのに、むご過ぎます。むなし過ぎます。そう、戦争とはむなしいものだと擬似的に伝えています。でもこのテーマは子供向けファンタジーコメディー(?)では伝えきれない、というか中途半端、というか回りくどい。見方によっては悪趣味なんて言われてしまうでしょうから。私個人としてはシュールな世界観は好きなんですが、これはギャグが小粒で今ひとつ笑えない。反戦ものとしては異色でおもしろいと思うけど。どこを取っても中途半端の印象は拭えない。残念。