1.《ネタバレ》 超越的な推理能力を発揮する鑑定士。こういうのは、金田一とかコナンくんみてるみたいな感じでそれなりに面白いのですが、これだけの能力を持った人が、なぜあんな簡単なテクニックにひっかかってしまうんだろう?という疑問が残る。一方が2つ選んでもう一方がそのうち1つ選んで次はそれを逆でやってって、あんなまどろっこしい選択の仕方してる時点で気づかないとダメよね。そんで、あの方法を繰り返しやってたら能力が麻痺してしまうというのもいまいち説得力に乏しい気もする。終盤の、実はモナリザの絵はこれが本物なのよ、とか、あの子はあのフランス人に騙されていたんだ、とか、そういう二転三転は面白かったです。