1.《ネタバレ》 名前を変えて人生を再出発しようとしても、自分の中でこれまでの人生を消し去ることなど出来ないし、
忘れたくても忘れられるものでないし、結局はそれまでの人生がついて回る。
ひょんなことから出会った2人が旅に出る。
その2人はコリン・ファースとエミリー・ブラント。
2人とも持ち味十分の役どころですが、盗難癖があり、どこか影がある訳ありのアクの強いキャラの女。
やはりエミリーはこういう役を演じると抜群に存在感を発揮しますね。
旅の途中は一緒になるのかな?と思っていた2人がそれぞれの家族の元に戻っていくラストが印象的。
このラストこそ2人の新しい人生のスタートライン。
見る前はもっとコメディ色の強い作品かと思っていましたが、意外にシリアスなドラマでした。