2.《ネタバレ》 評点は6点ですが、ミュージカルが好きな人にはおすすめできる映画だと思います (ガチのミュージカル好きを除く)。
ローズ・バーンが素敵なお姉さんなのと、キャメロン・ディアスの好演に点を入れた感じです。
名作の映画化と聞いていたので、もうちょっと…深みと山谷があるかな…と思ったんですが、
ちょっと色々入れすぎてるかな?
映画館で見てると、ちょくちょくダイナミックなカメラワークにオケのBGMがのるので迫力と情感があり、涙もろい私はそれだけでグッと来てしまいました。
物語のコアはシンデレラ・ストーリーなのかな?純真な心で希望を捨てないことなのかな?
でも、彼は努力でのし上がれるNYの素晴らしさを語ってたなぁ…。そのコントラストが、完璧ではない人間たちが一緒に生きていく人生の素晴らしさを描いているのでしょう。
あのスイートな部屋をどうやってロケしたのか気になります。
向こうのお金持ちの部屋を借りて撮影したのですかね…あんな部屋があるんだったら…お金持ちってすごい!あとワンコはもうちょっと活躍の場面が欲しかったかなぁ。
ラストは個人的にアリだと思いました。
彼女が知りたかったことは結局分からないままなのだけど、
そして彼がなろうとしていたものにはならないままなのだけど、
良い意味で人間は変わるもの。二人とも、オポチュニティを掴んで大事なものを見つけたんだね。
という感じで、悪くはない映画でした。