8.《ネタバレ》 山田洋次監督最新作として楽しめましたよ。でも途中途中に自分の映画作品をさりげなく差し込んでくるのはちょっと目についたかな~。で、ラストに「あの」東京物語を持ってくるとはちょっとどうなんでしょ。どういうお考えかは分かんないケド、それまでの内容はとっても良かったから、別に特にああいう持っていきかたじゃなくても良かったのに~とか思ったり。ちょっと少し意外でアリマシタハイ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-08-23 21:01:31) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 平松恵美子が脚本に加わっている時点で、あーこれは駄目作品かなー、と覚悟していたのですが、意外に良い内容でした。手クセのような説明台詞も一部ありますが、それほど目立たない程度に抑えられています。そして、イヤミにならない程度にいろんな登場人物を配置して、それを一気に集合させ衝突させる中盤の手際はかなりのものです。あの大駄作「東京家族」と同一キャストというのがにわかに信じがたいほどです。終盤は、優ちゃんが美味しいところを持っていきすぎな気もして、もうちょっとバランスを考えてほしかったという気もしますが、まあこんなもんでしょ。●コメディという点で一番のツボだったのは、一騒動終えたところでやってくる「鰻重7丁」。そう、まず前フリがあって、右手の方に注意を持っていって、左手で落とす、これがコメディの様式です。数が微妙に合ってないところも、もしかして「メロン騒動」への隠れオマージュだったりして。●寅さんシリーズのポスターやらDVDが何回も登場するのは、さすがにしつこすぎでしょ。これはやるとしても1回にしてください。見る側を信用していないと判断してしまいます。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-04-04 22:54:08) |
6.いい役者を揃えてるだけあって安定して面白かった。 熟年離婚とか最近の話題をテーマにしてるけど、登場する家族像は既に一昔前の印象。 家族会議なんて死語だと思ってました。 こんな風にいがみ合ってても繋がりがあるだけ幸せだね。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-06-02 14:42:03) |
5.「東京家族」はまだ観ていないが、キャストが同じなだけで続編ではないらしいので、こちらを先に観てみた。3世代同居の平田家に訪れた熟年離婚の危機をコミカルに、また、ほんわかと描く。(個人的には不要だったと思うが)軽いおふざけが散りばめられていて山田洋次監督自身が楽しんで作ったんじゃないかなって気がする。橋爪功、吉行和子の大ベテランコンビも素晴らしく、「東京家族」やこちらの「2」も観てみたくなりました。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-06 01:09:11) |
4.手堅くまとめた感じで、画面に安定感があります。でも舞台コメディ風の説明調な台詞回しが自分には違和感を感じました。映像がリアルな日常風景を映しこんでいるので、台詞ももう少し寡黙感があっても良かったと思います。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-10-06 23:31:02) |
3.《ネタバレ》 神経のすり減る仕事、東京物語のリメイクである「東京家族」を作った反動。自分のホームグラウンドのコメディを思いっきりやってみたかったものとお見受けしました。うな茂の出前持ちが、何となく好き。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-09-03 22:25:06) |
2.こういった映画を作ってくれる監督って他にいないのかな~。いいんだよな~こういうの。この味はハリウッドには出せないもんね。日本人による日本人のための日本映画。万歳!とてもほっこりできました。 ただラストがちょっと私はう~ん・・・でしたね。だってあれじゃあまるで東京物語を観て、その中のセリフに感化されたみたいで、他人の作品の力を借りるの?ってちょっとモヤモヤした。そりゃね分かりますよ私だって、山田洋次監督がめっちゃ尊敬している人のだっていうことくらい。ただね、それはそれこれはこれ、でキチンと分けて欲しい。作中に出すのはいいけど一番重要な役目として出すのはいかがなものかと、はい。 まあでもね、この映画の持つ独特の空気は、今の日本映画には貴重ですね。 |
1.《ネタバレ》 「東京家族」と同じ俳優が構成する、ある家族のドタバタ喜劇。オヤジの離婚問題に揺れる東京家族。くだらない、離婚したい理由。貫禄なしのアニキ。名作「東京物語」の一部も登場し、明らかにパロっている。フツーの家族を笑いと涙で描き、意外と楽しめた。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-05-01 02:50:19) |