シン・ゴジラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シン・ゴジラ

[シンゴジラ]
(モノクロ版タイトル:シン・ゴジラ オルソ)
GODZILLA Resurgence
2016年上映時間:118分
平均点:7.24 / 10(Review 223人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-07-29)
公開終了日(2017-03-22)
SFシリーズものパニックもの政治もの特撮ものモンスター映画
新規登録(2016-01-27)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-11-05)【イニシャルK】さん
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監督樋口真嗣
庵野秀明(総監督)
尾上克郎(准監督)
助監督轟木一騎(総監督助手/D班監督)
摩砂雪(D班監督)
庵野秀明(D班監督)
尾上克郎(B班監督)
石田雄介(C班監督)
演出庵野秀明(予告編演出)
佐藤敦紀(予告編演出)
キャスト長谷川博己(男優)矢口蘭堂(内閣官房副長官)
竹野内豊(男優)赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官)
石原さとみ(女優)カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)
大杉漣(男優)大河内清次(内閣総理大臣)
柄本明(男優)東竜太(内閣官房長官)
高良健吾(男優)志村祐介(内閣官房副長官秘書官)
市川実日子(女優)尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課課長補佐)
松尾諭(男優)泉修一(保守第一党政調副会長)
國村隼(男優)財前正夫(統合幕僚長)
ピエール瀧(男優)西郷(戦闘団長)
野間口徹(男優)立川始(資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長)
余貴美子(女優)花森麗子(防衛大臣)
矢島健一(男優)柳原(国土交通大臣)
平泉成(男優)里見祐介(農林水産大臣)
横光克彦(男優)菊川俊介(環境大臣)
浜田晃(男優)河野(総務大臣)
手塚とおる(男優)関口(文部科学大臣)
古田新太(男優)沢口(警察庁長官官房長)
モロ師岡(男優)本部(警察庁刑事局局長)
渡辺哲(男優)郡山(内閣危機管理監)
諏訪太朗(男優)田原(東京都副知事)
光石研(男優)小塚(東京都知事)
藤木孝(男優)川又(東京都副知事)
嶋田久作(男優)片山(臨時外務大臣)
津田寛治(男優)森文哉(厚生労働省医政局研究開発振興課長)
高橋一生(男優)安田龍彦(文部科学省研究振興局基礎研究振興課長)
神尾佑(男優)風越(外務省・新政務担当総理秘書官)
塚本晋也(男優)間邦夫(国立城北大学大学院生物圏科学研究科 准教授)
原一男(男優)塙(仮名)(生物学者)
犬童一心(男優)志賀(仮名)(古代生物学者)
緒方明(男優)柳(仮名)(海洋生物学者)
斎藤工(男優)池田(第一戦車中隊長)
前田敦子(女優)避難民(カップルの女)
鶴見辰吾(男優)矢島(統合幕僚副長)
松尾スズキ(男優)早船(フリージャーナリスト)
片桐はいり(女優)広田静子(官邸職員)
中村育二(男優)金井(内閣府特命担当大臣)
小出恵介(男優)消防隊隊長
ドン・ジョンソン(男優)リヒター(ゴジラ調査団団長)
妹尾洸(男優)
三浦貴大(男優)ジャーナリスト
小林隆(男優)山岡(統合部隊指揮官)
大林丈史(男優)国平修一(副総理兼外務大臣)
小川真由美(アナウンサー)(女優)アナウンサー
原知佐子(女優)
森廉(男優)避難民
岩井堂聖子(女優)
石垣佑磨(男優)芦田(第二飛行隊第一小隊長)
黒田大輔(男優)根岸達也(原子力規制庁監視情報課長)
北山雅康(男優)笹上高尋(海上保安庁海上保安監)
橋本じゅん(男優)三木(幕僚長)
野沢聡(男優)
國本鍾建(男優)石倉(陸上幕僚長)
斎藤嘉樹(男優)
島津健太郎(男優)澁沢真
竹下宏太郎(男優)
柳英里紗(女優)
山崎潤(男優)
渡部遼介(男優)
庵野秀明(男優)バスの運転手
イワゴウサトシ(男優)
屋敷紘子(女優)通訳
庵野秀明スピーカーで住民に呼びかける消防隊員
出演岡本喜八牧悟郎(元城南大学統合生物学教授)(写真)
脚本庵野秀明
音楽鷺巣詩郎
伊福部昭「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「メカゴジラの逆襲」「宇宙大戦争」「三大怪獣地球最大の決戦」ほか
北原京子(音楽プロデューサー)
撮影山田康介
庵野秀明(画像設計/D班撮影)
摩砂雪(D班撮影)
轟木一騎(D班撮影)
TBS(撮影協力)
日本テレビ(撮影協力)
フジテレビ(撮影協力)
製作市川南〔製作〕
東宝
東宝映画(製作プロダクション)
企画神山健治(企画協力)
川上量生(企画協力)
浜田秀哉(企画協力)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特撮樋口真嗣(特技監督)
尾上克郎(特技総括)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
大屋哲男(VFXプロデューサー)
白組(VFX)
三池敏夫(特撮班美術)
庵野秀明(プリヴィズ企画・監督)
スタジオカラー(プリヴィズ班)
作画前田真宏(イメージボード/画コンテ)
林田裕至(イメージボード)
丹治匠(イメージボード)
轟木一騎(画コンテ)
摩砂雪(画コンテ)
樋口真嗣(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
鶴巻和哉(画コンテ)
美術林田裕至
西村喜廣(特殊造形プロデューサー)
前田真宏(ゴジライメージデザイン)
竹谷隆之(ゴジラキャラクターデザイン・造形)
庵野秀明(ゴジラコンセプトデザイン/タイトルロゴデザイン)
柘植伊佐夫(粉飾総括)
出渕裕(特殊建機小隊エンブレムデザイン)
轟木一騎(タイトル)
振付野村萬斎ゴジラ(モーションアクター)
編集庵野秀明
佐藤敦紀
録音庵野秀明(音響設計/D班録音)
摩砂雪(D班録音)
轟木一騎(D班録音)
山田陽(整音)
照明川辺隆之
その他舟山弘一(応援スタッフ)
電通(特別協力)
小池百合子(取材協力)
枝野幸男(取材協力)
庵野秀明(宣伝監修)
あらすじ
東京湾で無人のクルーザーが発見される。その頃、同じ東京湾で大量の水蒸気爆発が起こり東京湾アクアラインのトンネル崩落事故が起こる。原因不明のため対策に追われる政府の会議でも意見が分かれる。内閣官房副長官矢口は巨大生物の存在の可能性を主張するが受け入れられない。その時、テレビ画面に巨大な尻尾が映し出されたと思うと、あっという間に巨大生物が上陸し町を破壊しながら移動する。原因が巨大生物ということで、政府は自衛隊に駆除を命ずるが、逃げ遅れた住民がいるために攻撃に躊躇していると、生物は東京湾に帰って行った。分析の結果、その生物は、海中に投棄された核廃棄物をエネルギーにしていると判明し「ゴジラ」と名付けられた。やがて、進化したゴジラが再び鎌倉から上陸してくる。
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12
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32.《ネタバレ》 久々のゴジラは想像以上の迫力で、映画館で見て本当によかった。一番インパクトがあったのは、正体不明生物が上陸して、最初に全体を晒すシーンで現れる、目玉ギョロギョロの珍獣。その前のヒレや尻尾のチラ見せで煽られていただけに、その瞬間は「え・・・これ・・・何?」とこっちも目をまん丸に(あと、石原さとみの初登場シーンもみんな口あんぐりだったかも)。いい意味で期待を裏切られつつも、その後の使徒ばりの変態過程はお見事で、あの珍獣がちゃんとゴジラになって、最後に火を噴くまでの変態過程を見られただけでも満足でした。一方のドラマパートの会議室描写はお見事で、ベテラン俳優のみなさんのとぼけた演技が最高です。ただ、後半のゴジラ凍結作戦は残念ながら乗り切れず・・・。なんというか世界に見捨てられた日本人がその智恵と組織を総動員して反撃っっていつの映画なのかと(しかもアメリカ特使まで「日系人」という設定)。そもそもあれだけ会議シーンがあるのに、それはすべて日本人どうしの会議。21世紀にもなって、もう一つの会議(=国際会議)が全く出てこないという、この閉じた世界観(1984年版にはあったよね)。一方には震災や原発の災厄が明らかに描かれているのに、その先に開かれるのは、細かく描写された自衛隊兵器や新幹線特攻とか在来線爆弾とかも含めたガラパゴスなオタク日本の逆襲。こうゆうストーリーにアガるのは理解できるけれども、これに熱狂していていいのだろうかという不安をどうにもぬぐうことはできませんでした。
ころりさんさん [映画館(邦画)] 6点(2016-09-09 15:45:38)(良:3票)
31.ゴジラにもエヴァンゲリオンにも何の思い入れもなく(というか殆ど何もしらない)、政権批判作品という噂は聞いていたので政治ドラマとしてどんなもんかという点に期待して鑑賞。まず特撮だが、よく知る町並みがゴジラによって破壊されていく様に気持ちがざわつくといった効果はあるものの、ゴジラの暴れっぷりには少々モノ足りなさはある。政権批判に関しては、思ってたほど批判にもなっていなくて、逆に法治国家である日本の限界(それは昨今のコロナ騒動にも言えるが)を好意的に描いてたように思える。但し登場人物が多くて人間関係が少々わかりにくいのと、ややコメディタッチというわけでもないが全体的に軽い感じで描かれているため登場人物達に苦悩が感じられないし、シリアス感も欠如している。また、政府と軍隊ばかりを描いており、マスコミの動きや大衆のパニック状況が殆ど描かれていない事にもパニック映画として物足りなさはある。
原発事故やコロナ騒動に比べたら、ゴジラ上陸は大変な危機なわけだが、なんの事前通告もなく東京大空襲で10万人が、原爆投下で後遺症も含めて50万が死んだ事を考えると、やはり日米戦争というのは日本史上最大の国難である事は間違いなく、そこでの政治判断はどのように行なわれたのか?をあらためて検証し、国家とは何か?政治とは何か?等々を考察してみたいという気持ちにさせられる作品ではある。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 6点(2020-05-15 11:38:53)(良:2票)
30.エバンゲリオン諸作は無知なので、要するに巨神兵の物語なのだな…と思った次第。良作だとは思うが私的には傑作には届かない。 その最たるものは絵面、つまり映画としての構図の稚拙さだった。 ゴジラパートはかなり良い、なぜならば製作者に「こういう絵を見せたい」という明らかな意図があって、それをCGで構築しているのだから観たいモノを観せて(魅せて)いただいているカタルシスを感じることができる。
だからゴジラパートのあいだはスクリーンの「あちら側」へ没頭できる。 

がしかし、ドラマパートになると、それが予算の関係なのか、はたまた演出技術が未熟なのか、カッコイイ絵面を撮ろうと頑張っているのわかるが、いかんせんチープな書き割りの前で演者が芝居しているように見えてしまう。 それと石原さとみは、やっぱし無理目(笑)

PS:ちなみに本作品を鑑賞したそののち直ちにギャレス エドワードの2014年版を観直した。 
ギャレス様すみません(>_<) 貴方の映画、初見よりも遥かにクオリティー高いことに改めて気づきました。
よって点数を改めます (m´・ω・`)m ゴメン…
crushersyuさん [映画館(邦画)] 6点(2016-08-06 11:38:26)(良:2票)
29.ゴジラの進化前が気持ち悪かった。
すたーちゃいるどさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-09-18 00:51:04)(良:1票)
28.出演している全員の演技が下手だと感じました。
危機に対して必死に対応しているようにはとても見えませんでした。
撮影が終わったら何食おうかとか考えている役者が一生懸命何か考えてるフリをしているように見えました。


また、映画を見に行く人の90%が一般市民かと思いますが、一般市民からの視点が描かれていません。
一般の人はどうやってゴジラの出現を知ってどう行動したのでしょうか?

主役の官僚が突然怒鳴るシーンがありますが、怒鳴る必然がないのに脚本に書いてあるから突然怒鳴り出したように見えました。

無愛想な女性研究者が最後に笑顔を見せるくだりはエヴァの綾波の焼き直しですね。

また他の人のレビューで「なるほど」と思ったのは石原さとみがアスカで女性研究者が綾波レイだという指摘です。
そう言われてみればそうですね。
石原さとみが浮いているという指摘はよく見かけますが、アスカのイメージならそれも納得です。

見た人の殆どが「ああ、これはアスカか。」と感じることができたら良かったのかもしれませんね。
承太郎さん [映画館(邦画)] 6点(2017-01-04 14:15:34)(良:1票)
27.《ネタバレ》 ゴジラ映画でありながら、岡本喜八(写真で出演してる!)の『日本のいちばん長い日』にオマージュを捧げた作品といった印象。
ゴジラが出現したら、日本はどう対処するのかというシミュレーション映画にはなっているものの、ドラマ性が希薄。
パワーエリートがこの国を何とかしてくれたという筋書きはどうなんだろう?
体制、反体制という対立軸を知らない若い世代には抵抗がないのかもしれないけど、おじさん世代は白けるなぁ。
ゴジラはCGで描かれたらしいが、市街の破壊描写は緻密で、これまでにない映像を見せてくれるうえに、CGとは異なる実写感がある。
そういった意味では、もっと高い点をつけてもいいのかもしれないけど、ドラマがなぁ・・・
こんさん99さん [映画館(邦画)] 6点(2016-07-30 01:19:53)(良:1票)
26.《ネタバレ》 この映画そのものは良い映画だと思います。監督のこだわりも十分伝わりました。そしてゴジラに関しては、ケチのつけようがないほど最高の仕上がりでした。
その上で言わせてください。好みではないんです。どんなに名曲と言われる音楽でも、好みでないものは誰かにとっての名曲でしかないんです。この「シン・ゴジラ」も多くの方々にとっては名作なんでしょう。それは良いことだし、私だってできればそこに入りたかった。この映画を自分にとっての名作にしたかった。でも好みではなかったんです。悔しくて仕方がありません。めちゃくちゃ楽しめた人たちが羨ましいです。

では何が好みでないのか。それは喜怒哀楽。怒ったり笑ったり泣いたり。現場にも会議室にも怒号や悲鳴はなく、血や汗もない。ゴジラも人間もあまり感情的でない。めっちゃとんでもないほどの破壊活動をしてもなんかクールで冷静。まるでゴジラも人間もどっちも優等生みたい。優等生なのは別にいいけど、もうちょっと感情の起伏があったっていいじゃないですか。そこが結局好みの問題なんですね。

でもね、この映画は本当にすごい映画だし間違いなく歴史に名を残すと思いますよ。ただ・・・ただただ、好みではなかったな~・・・(^_^;)

私は『怪獣王ゴジラ』が好きなんだと、改めて知る結果と相成りましたとさ。ちゃんちゃん。
Dream kerokeroさん [映画館(邦画)] 6点(2016-07-29 21:50:47)(良:1票)
25.《ネタバレ》 偶然見る機会がありました。迫力もあり、緊迫感もあり、そこそこおもしろかったです。外国でも人気だそうで。
細かいですけど気になった点
ゴジラが来ても市民の人たちに緊張感がない。普通速攻で逃げるでしょ、通勤なんかしない。
固形化でしたっけ?まさか口から注入するとは、多分ほとんどダダ洩れなんじゃ?
電車での攻撃もなぜ線路上止まると確信できるのか?
映画なんで細かいことは気にするなですけど、ちょっと冷めました。まあ空想娯楽映画なんで。
ikuhiroさん [DVD(邦画)] 6点(2024-08-11 10:26:46)
24.外交戦略など出てくるあたり、
期待してたのはコレジャナイ感はありつつも
昔ながらの東宝よりは面白かった
afoijwさん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-16 03:05:09)
23.《ネタバレ》 ゴジラそのものよりも、政治的なやりとりがメインの作品と聞いていたので、公開から今まで敬遠していた作品。ですが、予想していたよりも楽しめました。最初から最後まで会話のテンポが一定で変わらないのは、監督のこだわり? 単調に感じてしまい少し気になりました。中盤辺り、夜の都市を破壊するゴジラの姿がとても神秘的で、今作の中では一番印象に残りました。今作のゴジラはあまり暴れまわることなく、それが地味に感じてしまう。だからこそ、このような攻撃シーンが引き立っているようにも感じます。1作目のゴジラをリスペクトしているからこそ、今作が政治色の濃い作品になっているのは分かるのですが、個人的には「ゴジラ」という名が付く作品なら、やっぱりゴジラにはもっと大暴れしてほしかったかなー。
たけたんさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-06-02 23:05:39)
22.《ネタバレ》 遅ればせながら観ました。
ゴジラの造形がイマイチと思って見始めたら、途中一気に進化して定番のゴジラと化したので、なんで最初はあんななのか謎。
ただ、ストーリー展開はスピーディーなので飽きることなく一気に観れました。怪獣映画なんだけど、日本という国の危機管理についての作品みたい。けれども、大災害並みの被害なのに今ひとつ扱いが軽いような気がして、そのあたりが気になった。
ラストシーン、どう考えても続編あり。なんだろね、ゴジラ、卵生じゃないの?
タコ太(ぺいぺい)さん [地上波(邦画)] 6点(2019-02-03 18:45:35)
21.《ネタバレ》 全体が緊迫感のある会話劇で出来ていてこの詰め詰め感は魅力的だが、残念ながら脚本が力不足で台詞の言葉尻がいちいち軽い。登場人物がやたら多いので演技が玉石混交になるのは仕方ないが、特に主役級の長谷川博己と石原さとみが致命的。特に石原さとみは変な英語なんかより気の強い優秀なキャリアガールを演じた結果が蓮っ葉になるのは駄目でしょう。背伸び感が強すぎて将来の大統領とか無知無理無理。

役者で良かったのは市川実日子、高橋一生、國村隼、津田寛治。この4人は玉石混交の「玉」。もし彼らがいなかったらこの映画はかなり締まりのないものになっていたはず。

そもそも現代に怪獣が現れるという「リアリティ」がこの映画の肝だと思うのだが、その肝心の怪獣ゴジラの造形は頂けない。いくらなんでもあの目はないでしょ。動きも巨大生物のスケールにまで考えが及んでいない。とは言え、このゴジラはハリウッド怪獣映画によくある「人間に嫌がらせするためだけに現れるご都合主義的モンスター」ではなく、意図不明な謎の生物、人智を超えた災害としての怪獣である。これは本来のゴジラ、つまりは災害大国日本のリアリティを持った怪獣像でもある。

しかしどうしても許容できないのは音楽。明らかな打ち込みなのは仕方ないにしても楽曲の質は低くサウンドはしょぼく、かつ音量が中途半端。あれじゃ劇中に誰かがラジカセで鳴らしているみたいでノイズにしかならない。いっそBGMなしの方がよっぽど良かったが・・・。

この映画は傑作の部類だとは思うがノイズも多い。台詞のノイズ、演技のノイズ、造形のノイズ、そして音楽がノイズ!!!僕はどうしても減点法で映画を観る癖があるのでこのくらいの点数になってしまう。
tubirdさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-20 00:30:48)
20.セリフ量が多く、ぼけーっと観る映画ではないですねー。(^_^;)邦画でも字幕で観るタイプなのですが、とても読み切れませんでした💧
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-09-04 16:17:44)
19.《ネタバレ》 この監督の作品だけに、かなりエヴァに似てましたね。最初に出てきたゴジラのフォルムにはなかなか驚かされました。うん、そこまで好みではなかったけれど、ぼちぼち楽しめました。
かたゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2018-06-23 21:14:41)
18.《ネタバレ》 セリフがなんとなく棒読み?と思ったが、後半慣れた。
ゴジラ=原発というメッセージが非常に強く伝わってきた。
最後の尻尾に絡みついた屍のような造詣が、現実にも残っている後味の悪さ、不気味さ、不安、といった我々日本人の心の一部を現しているように思える。
チェブ大王さん [地上波(邦画)] 6点(2018-02-27 11:39:33)
17.《ネタバレ》 ほんとエヴァっぽかったですねぇ。やっぱ庵野監督ですわ。
字の出し方とか音楽の感じとか。
全ての登場人物が早口で捲し立てるのとか普通に考えると変なんですけど、様式美みたいなもんなんでしょうか。
今回のゴジラさんはモデルが深海魚のラブカだそうで、ヒダヒダのあの気持ち悪いところとかそのまんまでしたね。
ゴジラ自体は世界的にメジャーなモンスターだけど、本作は世界視野での映画としては真逆のスタイルと言っていい。
多分日本人しか見てて楽しめないんじゃないかな。それが日本でヒットした要因なのかも。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 6点(2017-12-19 20:57:28)
16.ゴジラの造形や暴れっぷりはとても良かった。映画として日本の対応や政治家のあり方をクローズアップしているのはいいが、あのスピードで話されて誰がついていけるのだろう。字幕もバンバン出てくるし。あえての演出なのは感じるが、途中から聞き取ろうとする意欲が無くなる。あと、最後の作戦はちょっと都合良過ぎでは。
nojiさん [地上波(邦画)] 6点(2017-11-16 00:04:12)
15.《ネタバレ》 昔のゴジラはなんとなくですが、もう少し、反核であるとか反原子力であるとかのメッセージが込められていたような気がしますが、本作はそういった類のメッセージはなかったですよね。もっと、別の角度で日本人の可能性についてのメッセージが強かったような気がします。霞が関や永田町の人材であったり、災害からの復興であったり、邦画の制作であったりね。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-09-18 03:06:31)
14.超リアル路線のゴジラ映画だと勝手に思ってたので、リアリティの無さに頭がクラクラ。

核兵器並みの攻撃力を持つ神出鬼没の怪物が日本列島を破壊しまくってる。
太平洋戦争を遥かに上回る非常事態ですよ。全ての海沿いの県を無人にするレベルの避難命令が出るはずだし
もちろん経済活動は完全にストップするでしょう。血液凝固剤を作るプラントの確保に苦労するとか、ハア?って感じ。

官邸が紋きり型の無能集団に描かれてるのも興ざめ。
一般人がスマホで怪物撮ってるのに海上保安庁は確認してないんですか?
正体不明の超巨大生物が市街地を遡上してたらとりあえず24時間体制で自衛隊が取り囲みますよ。

現実的ではないだけでなく、非現実に現実味を持たせる工夫もなされていない。

まずゴジラの生態がウルトラ怪獣レベルのトンデモなのだが、それにリアリティを持たせる工夫が皆無。
ゴジラは生きた原子炉だとか自力で体をマイナス196度に冷却できるとか、メチャクチャですやん。
ミサイルの直撃受けても傷ひとつ付かない有機物ってなんなの?

お話の肝である、ゴジラを停止させる作戦が生みだされる過程もあまりに端折られ過ぎ。
スパコン使いました → こんなん出ました じゃなくて、概念だけでなく最新科学とリンクさせて
これなら現実にありうるかもしれない・・・と思わせるようなディテールを見せて欲しかった。

それと・・・プロフェッショナルぽさを出すために早口でペラペラ喋らせるの、そろそろやめにしませんかね?
実際は誰もあんな喋り方しないでしょ?多分。

その割に遺伝子数が多いから進化した動物だとか、生物学者とは思えない台詞も出てきて唖然とさせられました。
Robbieさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-14 10:54:01)
13.《ネタバレ》 評判が良かったので期待したのですが、まーまーでしたね。
現場のリアリティーと、手続きに追われる人間のユーモアと、ゴジラの無茶苦茶ぶり。
なかなか見応えがありました。
とはいえ、そこまで、かな。
映像などは素晴らしいですが、琴線は全く響きませんでした。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-08 23:58:35)
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【点数情報】

Review人数 223人
平均点数 7.24点
031.35%
131.35%
220.90%
341.79%
483.59%
5146.28%
63214.35%
74620.63%
84319.28%
94419.73%
102410.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review18人
2 ストーリー評価 7.63点 Review30人
3 鑑賞後の後味 7.90点 Review30人
4 音楽評価 8.23点 Review30人
5 感泣評価 5.91点 Review23人
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