3.《ネタバレ》 原作未読。
黒木華さんと古書って合うわ!と思って鑑賞。
黒木さん、東出さん、どちらも作風に合う演技で深みを出している。
もの静かな佇まいも美しい。
お二人を観られただけでも、価値ある作品だったと思う。
満足しています。
私の素直な感想を書くとすれば、どの人物を目立たせたいかが、分かりにくい。
この流れだとこの人が中心人物かなと思うと、ふと違う話しが語られる。
どこを軸にすれば良いのかと思ううち・・・。
栞子のオタクぶりから事件を中心に描いても良かったし。
大輔中心の血族を強調しても良かったかも。
どっちつかずが、惜しいしもったいないと感じました。
私の亡き父も本好きだったので、他人事とは思えない作品。
古書がある風景には安らぎを感じます。