1.《ネタバレ》 若松孝二監督の映画づくりを描いた作品で、50年前のその熱量を感じさせてもらえました。
井浦さん演じる若松監督がなんとなく飄々としていて、ちょっとコミカルにも思いましたが、言ってることは確かに激しく、ぶっ壊せ、ぶっ殺せと穏やかではありません(笑)
客に突き刺さるものを、ってところと、活動資金のために撮らなくてはならないものと、リアルなプロダクションの裏側を教えてもらえた気がして興味深かったですね。
最近の映画は『製作委員会』みたいなのが多くて、お金のかかった娯楽大作みたいなのが多いですけど、確かに『俺はコレが撮りたいんだ!』って感じるものは稀有かも。
目の覚めるような作品に出会うべくこれからも映画をみなきゃなぁって思えました。