1.《ネタバレ》 同僚の「中毒なんだよ」の台詞に象徴されるように、精神的に少し病んでたのかもしれない。酒やタバコ、そしてムダに多いと思った性的シーンもある種の中毒なんでしょう。あとは命を賭けて危険地帯へ行く(映画だから過剰演出はあったかもしれないが)ことへの「快感」だとか、好奇心や正義感もあったでしょうし、それを世界に発信するという承認欲求もあったでしょう。ただし、マスコミの力で世界を変える(救える?)というのはちょっと思い上がりかな。とはいえ、そういうマスコミ人の「厭らしさ」も感じられたのはよかったし、様々な欲にまみれたひとりの女性の生き様はそれなりに描けていたようには思える。疑問なのは冒頭とラストのつながりで、同じシーン・セリフが出てくるものの、ラストの方は台詞をカットしていること。これが謎で仕方ないので誰か教えて下さい。BS松竹東急で見たのですが、基本はノーカット放送なので局側の都合によるとも思えないのですが。