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X エックス(2022)

[エックス]
X
2022年上映時間:105分
平均点:5.23 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-07-08)
ドラマホラーサスペンスシリーズものミステリーバイオレンス
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タイトル情報更新(2024-02-14)【Yuki2Invy】さん
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監督タイ・ウェスト
キャストミア・ゴス(女優)マキシーン/パール
ジェナ・オルテガ(女優)ロレイン
マーティン・ヘンダーソン〔男優・1974年生〕(男優)ウェイン
ブリタニー・スノウ(女優)ボビー・リン
脚本タイ・ウェスト
音楽タイラー・ベイツ
撮影エリオット・ロケット
製作タイ・ウェスト
編集タイ・ウェスト
あらすじ
70年代のテキサス。女優志望のマキシーンとマネージャーのウェイン、ブロンド女優のボビーと恋人で俳優のジャクソンは、映画監督を志す学生RJと恋人で録音担当のロレインとともに映画撮影のために郊外の農場を訪れる。農場のオーナーは一見頑固そうな老人ハワードとその妻パール。一行は早速借り受けた離れの家屋でポルノまがいの過激な作品を撮影し始めるのだったが…。
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4.《ネタバレ》 『殺人鬼ファミリーものホラー』のレジェンド『悪魔のいけにえ』を範とする王道スプラッターを創ろうと思ったら、やはり70年代設定は外せないのでしょう。これもある種の時代劇。スマホ等簡易な通信手段が無い点も地味に重要なポイントだと思います。で、まさに時代劇に相応しいお約束展開に終始するわけですが、過激表現のレベルは最新基準だったようです。ナニのソレはコンニチしてなければ映してOKになったんですかね。あるいは昔通販で手に入れた夢のモザイク除去装置が今頃効いたのかな。よく分かりませんが。
A24ブランドのホラーらしい切り口としては「老人の性欲」に言及した点と考えます。この場合の性欲は「生への執着」ではなく「精神的に未熟」という意味合いが強い気がしました。前田日明風に言うなら、この老夫婦は究極の「コトナ」ってところでしょうか。あるいは超絶逆コナン君。リアルガチな老害でした。老人殺人鬼はギャップやインパクトはありますが、肉体的に脆弱なのが致命的。普通に戦えば若者が負けるはずがなく、不意討ちや騙し討ちが無くなった時点で物語はエンディングに向かわざるを得ませんでした。たとえば薬を使って若者の運動能力を奪うなど、加害者と被害者のパワーバランスを調整する工夫があっても良かった気がします。
目隠シストさん [DVD(吹替)] 6点(2023-01-02 10:57:56)(良:1票)
3.《ネタバレ》 世に出回っている本作のあらすじは一言多いような気がします。殆どに「農場の老夫婦は殺人鬼だった」みたいなことが書かれてしまっています。

もし、そのことが予備知識として入っていなかったら、サービスカットの連続で尺の半分程度まで進んでいく本作は、状況が急変するエロティックサスペンスとして、もう少しハラハラドキドキ出来ていたような気がします。ところが、予め老夫婦が殺人鬼ということがインプットされているため、まだかまだかとの思いが重ねられ、本当にホラーなの?とさえ感じてしまうのが残念でなりません。

70年代の雰囲気がしっかりと表現され、意外な程に真面目にポルノ(当時風に言えば「ブルーフィルム」でしょうか)を撮影するヒロインたちのキャラクターには少なからず好感さえ持てます。(単なる言い訳、若しくは詭弁とも取れますが)

特段捻りもなく意外な展開もない本作ですが、ヒロインのミア・ゴスさんの二役熱演を始め、純粋に一昔前のスプラッターホラー(の再現)としての見応えはあります。それだけに、事前情報の出し方に疑問を感じずにいられない1本でした。

ちなみに、ラストに保安官が呟く製作者の自虐的な一言にちょっと笑。

(追記)
もし本作が「高齢者の性」をメインテーマに据えているのだとしたら(殺人に至る動機という枠を超えた意味で)、捉え方が短絡的過ぎて問題ありと思います。そうじゃないのだろうなという視点での6点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-17 23:18:12)
2.今の時代にこれを見ても普通過ぎる、という感想になってしまうのだが、三部作全部を見てからでないと評価できない気もしている。
みんな嫌いさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-04 18:12:42)
1.《ネタバレ》 作品の時代設定は1979年で、この年代はと言えばも~世は正に大スプラッタ時代!だったてなモンでして、コレまた本作とて本質的にはかなり典型的なスプラッタではあるのですし、見た目的にも多分に『悪魔のいけにえ』的だともまずは思いますよね(個人的にはも~チョイ古い『サイコ』にもかなり似てるな…と思いましたが)。大枠のみならず、細かい部分の設定や展開運びもごく典型的だとは思います(往年のスプラッタ宜しく今どき前半がほぼ「エロしか無い」てのも逆にもはや新鮮かも、と)。ただ、肝心のホラーモンスターに関してゆーならその時代相応?な「性質の反転」或いは種々の側面における更なるドラスティックさ・悍ましさ、という部分には多少の新規性が在ったかと思ったりします(でもコレとて、本質的なコトなのかと言われるとそーでもないかな…という気もしますケドね)。

どちらかとゆーと本作の新規性は、コレはアリ・アスター作品に代表されるA24(のホラー)の特性と言えるのかも知れませんが、本作はシンプルなスプラッタであるにも関わらず(前述のそのホラー主体の特性からしても)単純に空気が・テンポが「激重」なのですよね。前半はともかく、後半に入っても特にボルテージ上げずに実にじっくりゆっくりと「真綿で首を絞める様に」攻め込んでくる殺人鬼とゆーのが、個人的には一番面白く感じられた部分であります(まあ、ホラー的な意味ではこーいうヤツも観たコトないなんてコトは全くねーのですケド、重ねてこんなコテコテのスプラッタ(スラッシャー)でやられるとちょっとオツにも思えるな…とゆーコトでして)。往年のホラーファンからするともう一つ、コレっても~何かちょっとフルチ・ゾンビ的だったな…とも思いましたかね。

ただ重ねて、如何せん映画としては特に前半がだいぶ長いコト「重すぎて」あまり面白くないのですよね。ようやく後半(佳境)に入ったとて大してスピードアップしないのにも最初はやっぱかなりイライラしてたのですケド、途中から「こーいうコンセプトなのかな…」と思い始めて以降はそこそこ興味深く観れた…のですね。ただコレもやっぱ(オーラスはともかく)最後まで観ても爽快感とかキレってのは然程感じられなかったのも確かでして、個人的には「こーいうのも(偶には)アリかな」以上の感覚にはならなかったとゆーのが結論的なトコロすね。まあ流石のA24!的に、映画自体の質はまたかなり高かったとは思いますケドね。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2022-07-15 23:48:09)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.23点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4323.08%
5538.46%
6430.77%
717.69%
800.00%
900.00%
1000.00%

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