3.《ネタバレ》 アメリカ犯罪界を牛耳った暗黒街の帝王ラッキー・ルチアーノと盟友マイヤー・ランスキー。
そして常に行動を共にし、暗黒街の超大物にのし上がったバグジー・シーゲルとフランク・コステロ。
血で血を洗う抗争に勝ち抜き、彼らが犯罪界でのし上がっていく若かりし頃を描いたドラマ。
他にももっと、彼らと行動を共にし、その後大物にのし上がっていった者もいるのですが、
4人にまで登場人物を絞ったのは映画としては良かったと思う。
それでもフランク・コステロはかなり影が薄かったですが。
当時のNYで対立していた2つのファミリーの抗争の隙をついて、
ファミリーも持たない彼らが抗争を勝ち上がっていく様は痛快。彼らの醸し出すギラギラ感も良かった。
その反面、マフィアの実話モノとしての重厚感はありませんが、邦題にもあるように
その後のアメリカ犯罪界を牛耳った超大物の若かりし頃の青春群像として見れば面白い映画になっています。