4.《ネタバレ》 この映画を一言で言えば、エレキギター弾き向けベストキッドでしょう。
本当はギターを弾けないラルフ君の指使いに役者魂が感じられます。
話の中心はブルースの探求なのですが、人間の感情に一番近い音楽であろうブルースそのものの素晴らしさがいまいち伝わってきません。
でも全然問題ありません。
この映画は良くも悪くも娯楽映画で、クライマックスのギターバトルが全てをチャラにしてくれます。
ライ・クーダとスティーブ・ヴァイのブルースバトルが聞けるだけでも至高のひとときですが、
最後にクラッシック調速弾きプレイで勝負が決まるのが一部のメタルファンにはたまらないはず!
でもサントラCDにはこのバトルは収録されていないのは非常に残念です。
映画としてはつっこみどころ満載のB級映画にまちがいありませんが、こんな映画もあって良いと思います。