38.うむ、面白い。しかしこの作品の面白さは非常に危険です。映画が映画でなくなる危険をはらんでいます。この作品が映画じゃない、というわけではなく、この作品の魅力が映画とは違うところにあるということ。典型的なのが個人的に一番ウケた尼崎ネタ(めちゃ笑った)。画ではなくネタが強烈に楽しい。 それでも「パチンコはイヤ」の次の場面にパチンコ店にいて、「出るわけない」の次の場面にジャラジャラ出てる、という喜劇における古典的演出は冴えに冴え、アニメを交えたデジタル映像は新しさこそ無いものの、洗練されたイヤミのない奇抜さを演出しているし、個性を過大に表現したキャラクター造形は言うまでもなく素晴らしいの一言、、ということでコレはやっぱり映画であって、なんだかんだ言っても一応私の中ではOKな作品でした。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-18 11:24:50) (良:2票) |
37.巷では駄作のことを「糞映画」という言葉で表現することがよくあります。正直、初め本作を知った時、所謂アイドルものの「糞映画」だと思っていました。ただ、あまりにも評判がよかったので、普段なら避けて通る「糞」らしきものを敢えて踏んでみることにしました。ところが、冒頭でいきなり、深田恭子の「ウンコふんじゃった」のセリフ。主演女優自ら、糞映画であることを高らかに宣言するのは、おそらく映画史上初であろう。ある意味、観てる人の大半が「あぁ、やっぱり、糞映画ふんじゃった」という気分になったことでしょう。しかし、それは冒頭だけであって、話が進むにつれて、実は「糞」ではないことが分かってきます。そして見終わると、「糞」ではなく、ただの「泥のかたまり」で中から「砂金」が出て来たような得した気分になります。「糞」も踏んでみなければ分からないものですねぇ。「砂金」をそのままバラまけば誰でも寄ってきますが、それを敢えて「糞」らしきもので包み、踏まなければ「砂金」があるとは分からない。つまり、一見駄作と思える作品も観なければ良作かどうか分からない。これは、監督から、観てもいないのに駄作と決めつける一部の映画ファンへのアンチテーゼであり、反省を促しているのだと、私は勝手に解釈しました(笑)。いわば、映画ファンへの「踏み絵」、いや、「踏み糞」的な映画なのかもしれません(笑)。私も反省と自分に対する罰の意味を込めて、二の足を踏んでいた「キャシャーン」と「デビルマン」を敢えて観たいと思います(笑)。 【STYX21】さん 6点(2005-01-04 20:14:16) (良:1票)(笑:1票) |
36.《ネタバレ》 ときどき『思い込み』が暴走するクセがある自分。『幼妻』『美人妻』などは聞いた事があるが、『下妻』とはいったい・・・?エロティックコメディ?いや、でも主演は深田恭子だし。まさかね・・・。って、まさかの『地名』かよ! とゆー勘違いで始まった下妻物語。『内容が全然ないよう』の前半が個人的に結構きついです。桃子、桃子の父、母、イチゴ、出てくる人が変な人ばっか。マンガ原作・・・。知らんかった。だからこんなコテコテのキャラになっちゃうわけですね。現実感がないわけです。 中盤以降はストーリーが意味を帯び始めるので、ちょっと面白くなりますね。桃子が刺繍の才能を認められる話。イチゴがチームを抜ける話。そして桃子とイチゴ、社会から阻害された二人が友情を育むメインストーリー。どれも悪くないと思います。特にヤンキー漫画全盛期を生きてきた世代にとっては、こーゆーノリって理屈抜きに面白いんじゃないでしょうか。 生きてきた環境、趣味嗜好、価値観、そのすべてが全然違う二人。共通点は『二人には友達がいない』ということだけ。そんな二人が少しずつ友情を育んでいく様子は、確かに心地よいものがあります。 桃子とイチゴ。自分の生き方、ポリシーを貫くブレない姿勢が、次第にかっこよく見えます。確かに、こーゆー人達は、大衆に迎合しない。だから、友人もできづらい。でも、友人がいないことと孤立していることは、厳密に言うと違うと思います。桃子やイチゴみたいなタイプは、本人達が気付いていないだけで、実は周りの人達からは一目置かれていたりするから面白い。それをわかりやすくドラマ化してくれたような作品ですね。 個人的には、凄く良い面と、全く好みに合わない面を併せ持つ本作。映画として凄く面白いかと問われれば微妙。人に勧めるには、ちょっとクセが強すぎる作品です。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-09-22 06:54:02) (良:1票) |
35.《ネタバレ》 気軽に観れる良作です。昔観た時は、もっと面白いと感じたんですが、改めて観ると、ちょっと恥ずかしさがあります。この頃は深田恭子さんより土屋アンナさんが魅力的ですね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-18 21:26:23) |
【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-23 15:19:34) |
33.《ネタバレ》 最後の戦闘シーンのドナウがかなりきまってる。 かなりぶっ飛んだ内容、演出だけど面白かったです。 【のははすひ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-27 23:59:04) |
32.後半あたりからちょっと飽きがきましたが全体的に面白かったといえます。 【シトロエン】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-01-31 17:37:56) |
31.良い意味でのぶっとび加減と、テンポの良さ、キャストのハマリ具合に6点献上。女暴走族というテーマを扱いながらも、ハイテンションなノリでなかなか楽しめました。 【mhiro】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-09-09 18:50:09) |
30.《ネタバレ》 キャラの立ち具合やバカさ加減は、とてもいい感じです。幻想的な映像も、見ていて面白かったです。ですが、クライマックスの深田恭子の啖呵はいただけません。迫力なさ過ぎで、一気に興ざめしてしまいました。一番大事な場面だけに、あそこさえもう少しどうにかなってれば、と残念です。 |
29.ギャグ漫画をみているよう。テンポもいいお馬鹿映画ですね。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-12-29 17:18:33) |
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28.《ネタバレ》 初めて中島監督の映画を見ましたが、色彩がとてもきれいな映画ですね。テンポや話の見せ方もとても心地よかった。ちょっとアメリを思い出しました。 すこーし長い気がしました。・・・テンポいいっていいながら。 【しゃっくり】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-09-25 00:25:35) |
27.ここでの評価が高かったので、非常に期待していた。ハードルを上げ過ぎてしまったのか。確かに斬新な手法で撮られた映画であるし、キャスティングも素晴らしい。きっと私の好みではないのだろう。(決してつまらなかったわけではない) 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-09-17 10:50:08) |
26.《ネタバレ》 斬新、新しいタイプの映画だなーと感心しながら鑑賞。でも展開がなんか強引。イチゴはなぜあんなにも桃子にこだわったのかが最後までよく分かりませんでした。深田恭子の可愛さは確かに異常だったけど、最後の(がんばった)ヤンキー口調で鳥肌が立ってしまいました。内容的には差し引き有りでまあ普通です。 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-14 01:24:49) |
25.《ネタバレ》 マイク水野に爆笑!しかも、シベ超Tシャツ着てるし。これは、アンナの気持ちもわかる。めっちゃ、テンションあがる。 ベルサーチに釣られるヤンキーやカウルとマフラーに竹槍つけた原付とか、所々、笑えるところはある。 何も考えないで観れば、それなりに笑えるし楽しめる。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-24 00:09:25) |
24.娯楽映画として普通に楽しめました。にしてもこの監督は構成とか色の使い方がうまいなあ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-11 22:02:43) |
23.深田恭子が恐ろしほどの熱演。でも、映画にするほどの内容ぢゃないっしょ。 【Keicy】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-28 19:43:00) |
22.テンポ良いし、1回サクッと見るには丁度良いかも。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-26 22:17:46) |
21.全然期待しないでみたが、いい感じで裏切られた。なかなか面白いではないか。主役の二人共、よく役に合っていたと思う。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-24 19:48:03) |
20.主演二人がハマリ役。深キョン→意外にも良かったです。貴女の演技ってだいたいパターン化しているし。アンナちゃん→もう声だけでやられました。しかし注目は脇役の俳優人!誰一人無駄がない!まさに全員ハマリ役でした。 【西川家】さん [地上波(邦画)] 6点(2006-06-23 14:35:24) |
19.パーシー・アドロン監督の「バグダッド・カフェ」やティム・バートン監督の「ナイト・ビフォー・クリスマス」などと同じくらい、不思議な空間を作り上げていたと思います。評価が難しいなー、、、でも音楽はよかったと断言できます。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-11 22:31:22) |