13.アンソニー・ホプキンスとエド・ハリスの役柄を逆にした方が良かったのでは? 【たま】さん 6点(2004-11-30 23:01:19) (笑:2票) |
12.黒から白への遺伝学的な説明をもう少し丁寧に描いてくれるとリアル感が増したように思います。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-25 20:22:24) |
11.《ネタバレ》 若きコールマンが自分の母親を裏切り、そして家族に裏切られるシーンはとても切ないものがあります・・・。この作品に登場してくるコールマン、フォーニア、レスターは3人とも過去を抱えている。彼らはいずれも完全な善人でも完全な悪人でもなく、被害者でもあり加害者でもあり、裏切り者でもあり裏切られた者でもある。でもそれこそがまさに人間というもの、そのものなんですよね。にもかかわらずその人間自身が、世界のあらゆるものを善と悪に振り分け、白黒をつけようとする。人間を含め現実というのは、白でも黒でもないものなのに。彼らの人生を書き記すその小説のタイトルは「人間の汚れ」だとネイサンは言う。結局のところ、汚れというのは、人間の内的な問題というより、その内的な概念と現実との乖離から生じるものなのではないかと、この映画を鑑賞してふと思った。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-25 01:12:37) |
10.寝る前にさらっと見ようと思っていたら、非常に重いテーマ:人種差別。普段あまり考えないので勉強になったが、やはりあまり実感が湧かない。キャストが豪華過ぎて期待し過ぎたのは確実にマイナス要因だったな。 【j】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-01 07:03:29) |
9.テーマなど難しい問題を扱った作品のようですが、私にはもう一つでした。再度鑑賞の機会を待つ。 2016.08/06 2回目 鑑賞。結構しんどい映画です。役者が揃っていて、しかも精神的な過去を背負っている中で演じ競う様は圧巻でした。 でも・・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-05 19:27:19) |
8.《ネタバレ》 アンソニー・ホプキンスが言った「初恋でも、大恋愛でもない。だが最後の恋だ!」と言い切ったセリフが印象に残った。淡々としてるけど思ったよりいい映画だった。ラストはあっけなかったけど。 【civi】さん [インターネット(字幕)] 6点(2006-06-19 14:28:34) |
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7.[消すことの出来ない心の傷を抱えて生きる」二人の様々な傷の部分より生き様が印象に残りました。傷がイタイイタイと喚くが如く疲弊した女と、自分の傷には敏感でも親兄弟の傷には目をそむけて生きてきた男が、偶然出会い結ばれる過程の、大人の分別のかけらもない様子はこの二人ならではでしょうか。当然そうなるであろう、もたれ合い、傷をなめ合う関係が展開されます。湿地帯の隠花植物のような二人を大御所が「これも一つの恋の形」と演じているので観るに耐える作品になっているように感じます。ところで、本作の邦題のセンス、良いのでしょうか、悪いのでしょうか、答えが出ないです。 |
6.これだけ酷評される割には結構楽しめました。二コールの気持ちのゆれに少しついていけませんでしたが。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 12:52:39) |
5.題名にひかれて借りましたが、 なんだか今一歩も二歩も足りない気持ちです。 セックスシーンはあんなに何回も見せてくれなくてもいいです。 焦点が絞りきれてないという感じは 皆様と同感です。 【ckeru】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-23 10:57:11) |
4.アメリカ社会の闇の部分..黒人差別..ドメスティック・バイオレンス..そして熟年層の恋愛..をテーマにした作品..私的には興味が薄かったかな... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-01-26 16:51:42) |
3.ベントンの抑えた演出はよかったと思うし、人種の問題についても、単なる目新しさやセンセーショナリズムに頼るのではなく、現代にも根強く残る問題の深遠さ・複雑さを感じさせる表現で好感が持てました。ただ、やはり難点は、スター映画になってしまっているところ。とくにニコール・キッドマンは、悲惨な過去と葛藤しているキャラクターには見えず、あいかわらずの「クール・ビューティ」ぶりがマイナスに働いてしまった感じ。ホプキンスも、もともと「汚れstain」とは対極にあるキャラを演じることが多いけど、そのイメージが最後まで足を引っ張った。本編とは関係ないけど、このキャストにもかかわらず、「ラブストーリー」ではなく、(ネタバレ的だけど)人種やアイデンティティを主題として予告編を作った配給会社には拍手したい。 【ころりさん】さん 6点(2005-01-18 12:29:28) |
2.いくら四番バッターばかり集めても面白い野球は出来ないと言われているのと同じで、アカデミー賞授賞監督や主演俳優たちが一堂に会したからといって、必ずしも良い映画が生み出されるとは限らないという見本のような作品。そもそも、今どきよくこんなテーマが企画として通ったなぁと感心するぐらいアナクロっぽく、ストーリーラインに至っては新味もなければ捻りもない。今や大メジャーであるN・キッドマンやA・ホプキンスらが、自らトラウマを背負って苦悩し、人生に絶望している人間にはとても見えないことに根本的な欠陥があり、映画をつまらなくしている基本線でもある。確かにR・ベントンの味わいのある演出は健在だし、錚錚たる顔ぶれの演技人ひとりひとりの演技も決して悪くは無いと思う。しかしその一方で、それらの個性のぶつかり合いが微妙な化学変化を生じさせ、かくも中途半端な印象しか残らない作品となってしまった事は実に残念であり、作り手側からしてみてもまったくの想定外だったに違いない。 【ドラえもん】さん 6点(2005-01-04 16:45:42) |
1.《ネタバレ》 「ホプキンスファンとしては見逃せん!」と思って観てみたわけですが、あかんかった・・・。いつもの不思議おじさんを演じていたあのホプキンスはどうした!?老獪なイカレ博士や黒覆面で颯爽と現れたあのおっちゃんはいずこに!?この映画のホプキンスは人間的すぎてホプキンスらしさがほとんど感じられませんでした。ホプキンスらしさと言うのはオレにとって、常に何でも知ってるような感じですごく不思議な雰囲気を漂わす、そんなホプキンスの事です。それが卑語を使ってクビだとか、バイアグラだとか、今まで底の見えなかったキャラクターをたくさん演じてきたホプキンスが初めて底の浅い人間を演じてきました。しかも痛いのがあんまりはまってなかったこと。「あんなにうろたえたりむやみに切れたりするホプキンスなんてホプキンスじゃない」なんて言いたくなってもそんなこと本人や監督には知ったこっちゃないんでしょうが。映画のテーマはとても興味深いものでした。この映画の原題"The Human Stain(ヒトというものの汚れ)"ってある意味日本にも通じる事だと感じました。アメリカで肌の色による差別が深刻だったように、日本でも部落差別が深刻でした。両方に共通して言えることは、どちらも本当につまらないことだということです。結婚寸前で黒人の親を見たとたん振られるところなんかモロですよね。映画の中で、若かりし時のコールマン(=アンソニー・ホプキンス)が大学入学の際に記載していた用紙に人種を書く欄があったこととかも衝撃的でした。実際アメリカでは過去にあんな用紙があったんでしょうね。それで何を判断したかったのか、ほんとバカらしいですね。。でもいくらオレが「馬鹿らしい」といっても当時の人達にとっては「馬鹿らしい」ということはわかっててもどうにもならないものだったんだろうと思います。そういう過去を伝えるツールとしてこの映画は良かったと思います。 【TANTO】さん 6点(2004-12-20 22:46:56) |