宇宙大怪獣ドゴラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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宇宙大怪獣ドゴラ

[ウチュウダイカイジュウドゴラ]
Dagora, the Space Monster
1964年上映時間:81分
平均点:5.44 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-08-11)
SF犯罪もの刑事もの特撮もの小説の映画化モンスター映画
新規登録(2004-10-14)【なにわ君】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
キャスト夏木陽介(男優)駒井刑事
藤山陽子(女優)昌代
中村伸郎(男優)宗方博士
小泉博(男優)桐野技官
藤田進(男優)岩佐司令
天本英世(男優)真木
若林映子(女優)浜子
田島義文(男優)多田
河津清三郎(男優)ヒゲの男(ダイヤ強盗ボス)
田崎潤(男優)警視庁外事課長
桐野洋雄(男優)ダイヤ強盗団手下
堤康久(男優)銀座の警官
加藤春哉(男優)サブ
広瀬正一(男優)火力発電所所員
荒木保夫(男優)ワゴンの助手
当銀長太郎(男優)石炭トラック運転手
船戸順(男優)新田刑事
岡豊(男優)運輸会社主任
千葉一郎(男優)宝石店警備員
榊田敬二(男優)福岡の医師
中島春雄(男優)東京の野次馬(ノンクレジット)
古谷敏(男優)
勝本圭一郎(男優)
加藤茂雄(男優)
緒方燐作(男優)
津田光男(男優)
中山豊(男優)
大前亘(男優)
池谷三郎(男優)アナウンサー
宇野晃司(男優)
岡部正(男優)
原作丘美丈二郎「スペース・モンス」
脚本関沢新一
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
田実泰良
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(特殊技術 撮影助手)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
矢野口文雄
その他東京現像所(現像)
村越伊知郎(予告編ナレーション)
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3.本多猪四郎監督によるれっきとした特撮映画ではあるけれど、特撮描写というよりは、全編通して展開されるスパイ映画テイストの娯楽性の方が印象的で、その部分に面白さがある少々異質な映画だった。

先日鑑賞したゴジラシリーズ初の長編アニメ映画「GODZILLA 怪獣惑星」の冒頭シーンで「ドゴラ」が一瞬登場し、「随分マニアックだな」とほくそ笑んだところで、今作を未鑑賞だったことに気付き、早速Amazon Prime Videoでレンタル鑑賞。
多少マニアックな映画でも、思い立って1分とかからず自宅鑑賞出来てしまう今の世の中は、ほんと便利なものだなあと、レンタルビデオ世代の映画ファンとしてはつくづく思う。

ただ、冒頭に記した通り、この特撮映画において“ドゴラ”なる宇宙怪獣の印象は極めて薄い。
なぜなら登場シーン自体が極めて少なく、大々的に映し出される描写においても、ポスターに描かれている“宇宙クラゲ”的な造形ではなく、ただ巨大な軟体動物を空に合成したような「お粗末」と言わざるを得ないものだったからだ。

特撮映画としては満足に足るものでは到底なかったけれど、その一方で時代感のある娯楽描写は中々楽しいものだった。
隙だらけの国際犯罪組織と日本警察、そして某国際組織のエージェントとの三つ巴の攻防戦は、極めてチープだけれど、そういう部分も含めて娯楽としての味わい深さを醸し出していたと言える。
日本を舞台にした007映画「007は二度死ぬ」の数年前の映画であるが、同年代の作品であることを実感させる日本各地の街並みや風俗描写、そしてボンドガールにも抜擢された若林映子の存在感が光る。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-01-25 23:13:54)
2.《ネタバレ》 宇宙大怪獣っていうからもっとかっこいいのかなーっておもったけど空をフラフラフワフワしてるだけでなんかビミョー。ほかの怪獣映画みたいに街を襲わないから銀行強盗を絡めて作ったのか!!な感じ。ドゴラは巨大な石炭掃除機みたいな?いやバカでかい石炭掃除機だ!俺に炭素をくれー炭素がないと生きていけないんだコンチクショーでドクラースランプにでてくる鉄を食うガッチャン的な(笑)強いのか弱いのか分かんなかったり特撮は相変わらず凄いけど銀行強盗ネタを混ぜてるもんだから若干コミカルさが入ってるのはしゃーないか。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-21 11:48:51)
1.《ネタバレ》 むかしTV放送で見た時には、怪獣の姿がまともに出ないまま終わったので非常に落胆した。ポスターなどに出ているのはデザイン画の状態であって、撮影用の造形物は単純化されている(特に頂部の突起3本がないのは残念)が、それさえ映画ではろくに見えない。せめて発光するなら見栄えがしただろうが、成体は水中で動かす関係で無理だったか。

ただ、映像特典で特撮の中野昭慶氏が語るには「重力に反した怪獣」にしたかったとのことで、そういえばこれ以前に重力無視で浮いている怪獣というのは存在しない。飛ぶ怪獣は翼・飛膜・翅を使っており、この映画と同年のキングギドラも一応大きな翼がついている。空飛ぶ円盤が未知の科学力で飛ぶのは別として、生物でも怪獣なら重力無視で可という風潮の発端はこの映画だったようで、これは大変勉強になった。
また映像面では北九州市の風景が珍しく、洞海湾の周囲に広がる街の上空にクラゲが漂うような映像は印象的である。ぜひ北九州市の“市の怪獣”として制定してほしい。

ところで本編では、刑事、博士と調査官のやりとりが面白い。特に調査官は予告編でも「変な外人」とキャプションがついており、当時としても相当可笑しいキャラクターだったと思われる。防衛司令も真面目な顔を崩さないがコミカルな演出に貢献していた。これが事実上、この映画の最大の魅力と思う。

なおこの怪獣は「宇宙細胞」が放射能のせいで変化したことになっているらしく、初代ゴジラから10年も経って放射能ネタをどこまで引きずるかと思うが、ラストで博士が「宇宙細胞の平和利用」と言っていたのには笑った(少々意図不明だが笑うところなのだろう)。発電に使うつもりに違いない。核の脅威など感じさせない明るい雰囲気で終わり、刑事と秘書はこれから二人でお幸せに(多分)という感じだった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2012-06-23 21:25:58)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.44点
000.00%
116.25%
200.00%
316.25%
416.25%
5531.25%
6318.75%
7425.00%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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