4.あまりピンと来なかったのは私が日本人だからかな。ジェシー・ジェームズ強盗団の、各メンバーのドラマやドロボーしてない時の横顔等をちゃんと描いているし、クライマックスの銃撃戦のスローを多用したドラマチックな撮り方は緊迫感も十分。
だけどジェシー・ジェームズという名前は知っていても、仲間や各事件については詳しくない外国人の私。これが赤穂四十七士とか新選組の話であれば、「なるほど大石っぽい」とか「土方副長にこの役者はどうだ」とか、その国の民としての基礎知識が反応してすっと物語を理解できると思うのです。
J・J強盗団がいろんな兄弟で構成されていたことも初耳でした。誰が誰なのかなかなか一致せず、たぶん米国人の半分も楽しめなかったのだろうと思います。