24.《ネタバレ》 意外や意外、前半はけっこう面白かった。 しかし中盤以降、織田裕二が唐突に転落してからの復活物語は、ああやっぱりという感じ。まず柴咲コウのキャラが、いかにも日本のドラマや映画によく出てくる万能系で残念。機転が利いて、気配りができて、謙虚でありながら芯が強くて、いろいろお見通しという、こんなヤツいるかよパターン。その時点で興味は半減します。 それから終盤の織田裕二の演説はカッコよかったけれど、民間企業で学んだことが「仲間」だの「助け合い」だのというのがなんとも…。そういうことは学校の部活で学んでこいよと。最終的に仲間内でワッと盛り上がって肩を叩きあってしまうあたりも、やはり日本のドラマや映画によくあるパターンかなと。個人的には冷める一方です。 ただ最後の最後、酒井和歌子知事の〝緑のたぬき〟な感じのオチは意外。こういうのは好きです。 【眉山】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-22 01:58:09) |
23.《ネタバレ》 この作品は、どちらかと言えば、もちろん面白い作品です。 ただ、はっきり『ドラマ向きの作品』じゃないかな、とも思えます。尺が長いし。前半のテンポは決して良いとは言えません。これが、40分ドラマ3本という感じで見ると、メリハリが出たかもしんないです。 全体通しての山場は3箇所でしょうか。一つ目はスーパー再生のシークエンス。二つ目は県議会での野村のプロジェクト改善案演説。3つ目はスーパーの再検査。どれもそれなりの盛り上がりを見せます。 特に、スーパーでのシナリオは、ほとんどサクセスストーリーの体で描かれているため、かなり爽快です。スーパーのスタッフと、野村が次第にお互いを認め、協力していくのですから、そりゃあ見ていて清々しいです。 その一方、県のプロジェクト及び県議会の人たちとのやり取りは、苦々しいことこの上ない。唯一の味方かと思われた小倉知事でさえ、やはり中身は他の議員と変わらない政治家の本性を見せるわけです。いや、民間に対して理解がある風を装っている分、議長よりよほどタチが悪いと言えるかも知れません。社会派ならではの苦味を残すどんでん返し。すっきりしない結末。『リアル風味の大人ファンタジー』という目線で見ていたら、ラストは勧善懲悪を期待するところですから、この決着が好きじゃない人もいることでしょう。 救いなのは、野村がそれを承知しているのがわかる、ラストのセリフ。『そううまくはいかないだろうな。でもあきらめない。』という言葉と、『エスプレッソ1杯100円』の小さな改革に、小さな希望を残しているのがこの映画の良心。また、プライベートで、二宮との幸せを予感させる最後のやりとり。苦味を残しながらも、清涼感を感じる終わり方になっているのが良いですね。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-05-13 21:59:09) (良:2票) |
22.《ネタバレ》 いい映画です。前半、織田裕二可愛そうだったけど、後半はよかった。何度か観たことあったんだけどコメディなんですね、確かに面白い。枕のおばあちゃんとか、ズサン過ぎる在庫管理。古い揚げ物、水?で出来立てにするとか・・・びっくり。最後の「前向きに検討する」・・・期待しちゃったなぁ~ 【新しい生物】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-03-25 01:04:01) |
21.とてもありきたりな内容だけど、その分安心して観ることができる。お役所と民間というありそうであまりないテーマはなかなか面白い。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-11-02 19:19:32) |
20.《ネタバレ》 もっと酷いかと思っていたが 予想よりは面白かった。 織田祐二はこういう役にとても合う。 【虎王】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-08-22 19:15:01) |
19.はい、皆さんのおっしゃるとおりです。とにかく予定調和でご都合主義。だから全体を通しての印象が軽いし、これならテレビでいいでしょ、ということになります。まあ、それなりに面白いことは確かだし、見ていて飽きるということはありませんでした。積極的に高く評価しようとは思いませんが。これは大人(サラリーマン)のためのファンタジーだと感じました。ただ、最後の知事の行動とか妙にリアルなんですよね。本気にした観客が実際に行動に移すのもどうかと考えたんでしょうか。 私はテレビで見たのでこの点数ですが、お金を払って劇場で見たらもっと低い点数です。残念ながら、劇中の県庁さんのような志が映画そのものから感じられませんでした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-07-14 22:42:58) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 期待していなかったら面白かった。 シバサキコウが可愛いなぁ。笑顔も素晴らしいし、顔だけで芸になっているからなぁ。 関係ありませんが一番印象に残った場面は、スーパーの駐車場で、車が一台だけしか停まってなかったのがちょっとリアルで迫力あった。 でも物事がポジティブな方向に動き出すのは、観ていてとても気持ちがいいもんです。 、、、あ~、僕もああいう場所で、町を見下ろしながらコーヒーを飲みたいものです。 【ゴシックヘッド】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-07-05 01:11:38) |
17.《ネタバレ》 原作既読。あの原作をここまで観れる作品に仕上げたことは驚愕に値する。そもそもなぜあの原作から映画化の企画が挙がったのかは謎ではあるが。とりあえず、ここに新しく柴咲コウさんのファンが一人増えたのであった。素敵でした。 【いっちぃ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-05 03:59:42) |
16.《ネタバレ》 だいたい観る前に思い描いた通りの、ベタな映画だった。個人的にベタ映画は大好きだけど、この映画は役者のおかげでいまいち入り込めなかった。柴崎コウって、何を見ても同じ演技で飽きるんだよね、織田祐二もキャラ作ってるのが丸わかりで不自然。二人のファンごめんなさい。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-16 17:26:51) |
15.織田裕二が出てくるとハッピーエンドは確定っぽかったし、ストーリー展開も予想通りでした。まあそれでも十分楽しめる作品には間違いないかと。しかし柴咲コウは似たような役が多いような気がします。個人的には織田裕二と柴咲コウを入れ替わったやつを観たいかな。 【ライトニングボルト】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-07-03 11:02:30) |
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【シネマレビュー管理人】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-06-12 10:39:06) (良:1票) |
【リーム555】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-06-10 20:28:42) |
12.《ネタバレ》 会議での大演説は、織田裕二の映画としては欠かせないのかも知れないが、一映画として見れば不要。県庁さん=「お上」の人間だった人が市井の世界を学んで、仕事のやり方や、そして生き方を変えていったことがこの映画のテーマなのであって、だとしたら問題を会議で報告するなんてやり方で片付けようとしたのでは、せっかく学んだことを何ら生かしていないじゃないか。僧考えると最後の市長の決断は、製作者は意外性を狙ったのかも知れないが、文脈的には何ら意外ではない。でも、半年でのスーパーの立て直しというストーリーは、民間で働く自分としてはわりとリアルな時間感覚だなと思い、なかなか楽しめた。 【ぽん太】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-26 13:02:47) |
11.割と面白かったです。確かに皆さんが書込まれているように、2時間ドラマでいいっちゃいいんだけどね。 【泉州 力】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-03-25 23:25:49) |
10.普通におもしろかったです。展開としては映画やドラマでよく見かける感じですが、久しぶりにこういうストーリー(展開)を見ましたので、ある意味新鮮でした。最後の酒井和歌子さんにはビックリしました。人は見かけによらないのですね… まあ映画の中での話ですが。 【mako】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-18 23:15:53) |
9.うーむ。10年間お役所の末席を汚した人間として言わせていただくと、税金コーヒーのような「小さな意識改革」みたいなものには成功しても、民間企業との癒着や談合なんかを中から改善できるはずがない。だって税金の無駄遣いを減らすために書類を2倍書いたところで誰も得をしないシステムだから、むしろサビ残増えて損だろ!そもそも性善説に基づいた制度改革には無理がありすぎなわけで、官庁を変えるには「外」から万力でメリメリエイヤッと蹴破るしかないのは厳然たる事実。そもそも「偏向した性格」「市民団体と関係」などと一度レッテルを貼られた職員は窓際行き決定。辞職後の暴露を恐れて責任ある仕事や金銭の絡んだ担当部署からは確実に外されて・・・あれ?何の話だったっけ?そうそう。確かにリアルな映画ではあったけど、リアルを追及するならば、この先の野村さんは外された出世コースに戻ることもなく、日常業務に忙殺されてく毎日。そこに喜びを見出せるかな。ま、出来そうか。 ここまで力説しておいてアレですが、映画自体は意外とつまんないかも。 【りんす】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-12 16:42:02) |
【azuncha03】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-25 07:13:10) |
7.スーパーって裏でそんなことしてんのか? やだねぇ 【甘口おすぎ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-21 15:33:19) |
6.《ネタバレ》 冒頭の「前向きに検討」のくだりでつかみはOK。県庁とスーパーの「コーヒー」の対比。人工雨っぽいけど演出上必要な雨。そこからの野村の行動が心地よい。バグダット・カフェを少し思い出した。“素直に謝る、素直に教わる、そして何かを成し遂げるには仲間が必要である。“映画のテーマは県議会での野村の演説に全てある。一番好きなシーン。しかしいまどきこれだけの無駄遣いしている公共機関があるかあ?。あるかも知れんけど、建設費200億を80億に減額する案を知事の人が「全部、没」にするのは演出のためとはいえなんか変。いや‥でも‥演出としてはいいのか…。ラストのデート申し込み。間の取り方と表情がよい。 【stratos】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-20 10:53:56) |
5. 映画館で見た後、飛行機の機内テレビでもう一度見ました。最後まで見せるストーリーはなかなかよいと思います。ただ、ちょっと後味が良くないですね。爽やかサクセスストーリーでも良かったんじゃないかと私は思っています。ところで県庁にあんなエリートっているんですかね。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-11 21:38:13) (良:1票) |