8.《ネタバレ》 なかなか良かった。かなり久々なアニメだったけど、実写っぽい映像は独特ですね。さりげなーく重い話題を織り交ぜてある内容は、いろいろ考えさせられるね。中学校3年で受験生かぁ…あんまり昔過ぎて思い出せないくらい(苦笑)だけど、オレらがその歳の頃はこんな深刻なことは無かったような、いや、違う。もしかしたらいろいろあったけど、それに気付かないぐらいノーテンキで世間知らずだったのかな、、、田舎だったし(笑) アニメならではな演出・アニメでしかできないこと。なかなかのものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-11-13 10:01:23) |
7.人間の残酷さっちゅうもんを真正面から描きながら、多様な人間性の尊重、他者がいるひとりじゃない喜びという普通の幸せを、これまで以上に丹念な生活描写の積み重ねんなかで見せてったじつに原恵一らしい作品で、とくに食事や食卓をドラマの起点として使っとったところは秀逸。ただ今回は脚本がちょい平凡すぎたんが難点で、オチも非常に早い時点でネタバレ。自分で脚本も書きゃーよかったのに。 【幻の『モンスター』】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2011-12-19 21:03:11) |
6.《ネタバレ》 オチは読めるが、原作があり、実写映画化もされているようなので、それはそれでも構わないのだろう。家族の再生や、親友とのほんわかした時間、またタイトルの「カラフル」の意味についても良かったと思う。背景画も素晴らしく、いかにも丁寧な仕事といった感じ。声優陣は宮崎あおい、南明奈などの上手さに驚きつつ、どうしても主人公の演技だけは最後まで慣れることが出来なかった。これは好みの問題なのだろうが、個人的にはもう少し洗練された演技を求める。1点だけ減点させてもらって6点ということに。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-23 12:11:58) |
5.森絵都さんは好きな作家で、何冊か読んでいるけれど、これは未読。 でもほんわかとした世界観や、温かみのあるキャラクター造形は雰囲気に合っていたように思う。 そして風景描写の繊密さと美しさは目を見張るものがある。 主人公と初めての友人とのささやかな何気ないエピソードもいい。 ちょっと尺が長い気もするが、大人もそれなりに楽しめる出来栄えだと思う。 【poppo】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-27 23:11:46) |
4.青臭くもあり生臭くもあり、そして瑞々しさも併せ持った、非常にバランス感覚の長けた物語だと思います。 なかなか巧く丁寧に作られたアニメーション作品ではありますが…「アニメならでは」的な演出が、冒頭の落下シーン以外は、ほぼ皆無なのは如何したものか。 萌えっ気を除外してアニメ作品としての格を上げた点は評価できるが、逆にアニメとして勝負すべきポイントをことごとくハズしまくってしまい、アニメ作品としては本末転倒な演出に堕してしまったような、気がします。 物語的には7点、アニメ的には4点、四捨五入して6点といった所ですね。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-27 00:34:02) |
3.キャラクターデザイン、作画が生硬で、脚本もちょっとカタさが目についてしまい、内容のわりになか肩に力が入りすぎだなーと思ったものの、原作がいいんでしょうね、お話はわりと素直に入ってきました。つまりアニメでなくてもよかったって話か…(笑) 【とと】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-06 04:56:40) |
2.もともとのストーリーがちょっと底が浅いので、まあしょうがない気はするんだけれども。ちょっと退屈に思える時間が長いです。テンポがあまりよろしくないのかな。中学生らしい「閉塞された世界観」はしっかり描けているので昔を思い出して共感できましたが、やはりダラダラと話を続けられると大人にはつらい。途中で何度も時計を見てしまいました。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-09-21 14:01:16) |
1.もう少し大人向けの映画かと思ったけど、かなり子供向けだった。「生き直す」というテーマは悪くないが、作品のバックボーンとなるべき死生観が軽すぎる。そもそも生きる意味なんて、あるのかどうか不明だが、そこにもっと踏み込んだ内容にして欲しかった。 ネタバレしないために簡単に言うと、よくある安易な方向に流れてしまった映画だと感じる。難しいテーマを適切に軟着陸させたとは感じるが、正直物足りない。人生をそんなに簡単にポジティブに捉えられれば苦労しない。 ただし、良い意味でも「軽い」映画なので、中学校の道徳の時間などで放映するには良い映画だと思った。人にはそれぞれいろんな事情があるということ、それはそれとして気の持ちようで楽しく生きていけるということ、不必要に悩まなくていいということ、友達は大切だということ。陳腐だがどれも大切なメッセージだと思う。真剣に死を考えている中学生がこの映画で救われるとは到底思えないが、肩の力を抜いて観れば、じんとくるものもあった。 最後に。意外にも声優としては、アッキーナがベストという衝撃。 【枕流】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-08-28 17:12:36) (良:1票) |