3.バトルものっぽくなるかな~と心配でしたが、まったく杞憂。激甘ラブロマンスストーリー。トワイライト世界爆発で安心しました(笑)
単純な三角関係ではなく、ジェイコブ側には「人間としての生活のすべて」がかかっているから、ベラが揺れるのも当然かもしれない。
海外では大人気の小説だそうで、中だるみしそうな内容も小説通り撮ってます。これは正しい。
映画製作者は小説のファンが映画のファンである事をよく分かっている。
ふと思ったのですが、海外の吸血鬼ものとしては「吸血鬼を認めている点」で異色作じゃないでしょうか。
大抵、吸血鬼は「呪われた存在」で、愛する者は最後まで人間であり続ける。
これはキリスト教の影響もあると思う。
某ロックシンガーが「キリスト教が悪いと言っているのではない。が、キリスト教が常に正しいとされる(同性愛や中絶(レイプでも)を悪とする)世界に疑問をもつのだ」
と言っていました。
「キリスト教の否定=大人の作った社会への疑問」という意味ではロック的な作品かもしれない。だから若者に人気があるのかも?(そんな大仰なもんでもないか;)
確かにストーリーは少女マンガちっくだが、日本の少女マンガにありがちな幼稚さがないのが私は好きさv