12.《ネタバレ》 6.5点 損得主義だった弁護士が、工場からの排水汚染により子供を亡くした親たちの弁護を引き受ける。 最初は損得勘定で動き出した主人公が人情で動く弁護士に変わっていくノンフィクション映画 ・人情で動くようになったのはわかるけど、きっかけの描写が弱すぎる気がする。 ・ノンフィクションのため全体を通して盛り上がりがない 盛り上がりがない割には金策や証言集めなど退屈せずに見れました。 報われない形となりましたが、最後の笑みは本人にとってはまんざらでもないということなんでしょうか 観て損はしない程度にはおもしろかったです。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-09-10 19:59:46) |
11.《ネタバレ》 ポルシェだったか。ブイーンとすっ飛ばしすぎの画の後にスピード違反のキップきられてる画。さっさと金にならない仕事を断って次の仕事に移りたい。そんな心境を皮肉とユーモアを交えて見せる。さっさと断っての帰り道にブイーンとすっ飛ばして捕まるという全く同じ展開が映し出される。繰り返しの妙によるさらなる笑いを提供する。と同時にこのシーンをストーリーが動き出す転機にまでしてみせる。なかなか巧いではないか。金になると判断した金満弁護士は端から原告のことなど考えておらず、和解金をせしめるという目論みは最初から原告の「謝罪と環境改善」という訴えを無視している。しかしある証言を切欠に原告の思いを代弁する真の弁護士となってゆき、この第二の転機から大きく物語が動き出すのである。ところが丁寧に作られたストーリーの中で唯一この第二の転機となる描写が弱い。たしかに子供が親の願いも叶わず目の前で息を引き取るという世にも悲しい出来事は人を変えるにじゅうぶんな出来事かもしれない。しかしチームの誰もが変わらない中でこの金満弁護士だけが唐突に変わる理由としてはあまりに説得力に欠ける。このあたりを丁寧に掘り下げて描いてくれればその後の無謀な独り相撲により悲壮感を出せただろうし、ラストの笑顔により感動できたような気がする。娯楽映画としての詰めがちょい甘かった。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-11-12 13:40:57) |
10.まあまあ。いずれにせよ正義感はいつまでももっていたいですね。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-29 22:12:26) |
9.ロバートデュバルがいい感じですね。最後まで退屈はしませんでした。なにか釈然としない感じは実話ですから仕方がないでしょうね。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2005-02-16 08:58:39) |
8.脚本家ではなかなか名の知れたスティーヴン・ザイリアンの監督作なのね。実話だからストーリーのラストが読めるのは仕方のないことだけどそれを上手く魅せているザイリアンはなかなかいいですねぇ。バッド・エンドと思いきやその後に本当の結末が待っている。ん~、だから実話映画を見るのはやめられないんだよね~(笑)でもトラヴォルタにはちょびっと弁護士役は似合ってないね。太りすぎや(笑) |
7.企業が人を殺したら謝るの当然、金払うの当然、もうしないの当然。だから正義でもなかろう・・・むしろ、その間に入って儲けようとしている弁護士が悪だ。 【taron】さん 6点(2004-10-21 19:27:44) |
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6.《ネタバレ》 質のいい映画とは思うんですが... カタルシスも何にもなかったです。実話が基とはいえ、最後はもうちょっとなんとかなって欲しかったような。 【よしふみ】さん 6点(2004-04-09 08:12:56) |
【ぐれーん】さん 6点(2003-12-03 19:52:38) |
4.(ネタバレ)モノ投げて暴れるわ、交渉でもスタンドプレーに走るわ、なんかジャイアンなんですけど。示談交渉のときに、破格を提示して裁判に持ち込んだのは主人公の意図だと思っていました。直前に、雨の車の中で“月曜の朝に死んだ”息子の話を思い出しているシーンがあるので、そのモンタージュから、気まぐれで心を入れ替えたんだと思った。しかし、DVDの特典映像では、「裁判を恐れる企業から大金を取れるとタカをくくっていた」というトラボルタ自身の語りとともに交渉のシーンが挿入されていたので、それこそ「気がついたら後戻りできない状態になっていた」というほうが正しいのかな。それに、本編のナレーションでも「被害者に同情するのは失格だ」とあったから、それとの整合性との部分でもそう考えるべきか。私としては、その部分の取り違えをしたことで、いっそう主人公のキャラクターが掴めなくなっていった気もする。気まぐれで同情してみたりもするし、頭もいいのか悪いのかわからないし・・・っていう。そういうのもあったため、眼前に繰り広げられる現実離れした光景を楽しもうというスタンスを取るしかなかった。とはいえ、ジャイアン的立ち回りを楽しみつつも、同時に主人公のその気まぐれっぷりは十分に印象として際立たせていたので、おいけてぼりにされるcivilの立場というものも相対的に強く印象に残った。キャサリン・クインランの醸す「枯れた感」がそれを手伝い、「私たちが失ったものと比較できるとお思い?」と抑えたトーンで吐き棄てるくだりは、胸に迫ってくるものがあった。長~い前フリがここで帰結した感じ。civil actionとは、常にないがしろにされ、顧みられてこなかったはずの、弱者たる市井の大いなる力そのものなのだろう。その力は、主人公の人生を狂わせ、社会を衝き動かすという形で働きかける。後味は決して悪くない。ここでは、ラジオ野球中継を誰にも邪魔されたくない弁護士も、金策のことしか頭にない弁護士(←ちょっとかわいそうに思っていたが)も、主人公と同列に扱われる。交渉でのやり取りに緊張感がなく、極めてビジネスライクなのも、被害者のないがしろ感を強調するためのものだろう。 【トリプルH】さん 6点(2003-05-07 23:05:46) |
3.この映画は飛行機の中で見た。飛行機にはエコノミークラスでも1人ずつ画面がついていた。水質汚染の話のとき、機内食が配られ、パックの飲料水があった。・・・飲めなかった。 【あでりー】さん 6点(2003-04-14 21:44:03) |
2.実話を元に…なるほどね、確かに地味だわ。“駆け引きの面白い法廷物”だと思って観たら、肩透かしを食らった。そういう意味では少しがっかりしたのだが、別に観て損をしたとは思わなかった。地味は地味なりによく出来ていて、まずまず楽しめる作品だったから。環境汚染に対する民事訴訟というテーマは普遍的だが、先行きが大変興味深くもある。あまり大きな動きもなく進展していくのに、退屈せずに観れたのは、それが要因だろう。ただし、一部で聞いていた“感動の実話”というのは、どうかなと思った。はっきり言って、全く感動できる作品ではなかったから。それは、主人公があまりにも身勝手であることに起因している。そりゃ、私財を投げ出してまで闘うのは立派だ。だが、仲間をも巻き込むとなると、もはや立派とは言えまい。これは暴走と言う。何事もバランスが大事と言う常識が、この主人公には欠けていたようだ。 【T・O】さん 6点(2002-12-18 18:41:41) |
1.トラボルタ、キレて物に八つ当たりする姿がかっこよく見えるのは彼ぐらいだろう。ストーリーは◎、同僚との別れが哀愁漂ってて何とも言えないムードを作った 【てぃむ】さん 6点(2001-12-04 17:31:35) |