1.《ネタバレ》 目ヂカラと眉ヂカラが喧嘩してハゲあがってしまったような男‥。スペイン人てのはどーしてこーゆう配役を…と思っていたら、なるほど変態というよりは変質者の役でしたか。納得です。
想像するに、この管理人は幼少期に親に虐待されたなどで精神的に歪んでしまい、生きる事の意味や喜び、自分の幸福がわからない。母親に代表される女性一般を憎み、母親に似た女性に欲情しつつ、その女性を苦しめる事でなんとかほんの少しの心の安寧を得ることが出来る、という人格障害者のようだ。
何度か寝たきりで入院中の口のきけない母親が出てきますが、たぶん彼が成長してから、母親の食事に漂白剤でもまぜるか、事故にみせかけて大けがさせるかなどをして寝たきりにさせちゃったんでしょうねぇ。
それらの細かい設定や状況は説明されないのだが、ちゃんと観客に伝わってくるように不穏な雰囲気を描いてある。そういうしっかりとした設定が土台にあるせいで、彼のキャラクターがとても説得力と迫力を持って迫ってくる。コワイ。
邦題の副題で誤解されるかもしれませんが、この映画はサスペンス・ホラーであって、エロはほとんどありません。
エロなどいらないくらい、主演男優がリアル変質者&偏執狂で気持ち悪かったです。むしろ主演男優さんの偏執狂っぷりにR指定が必要なくらい。ワタシ的にはR16に決定。子どもは見ちゃいけません。