3.《ネタバレ》 シャイア・ラブーフがようやく地に足のついた作品でいい演技を見せてくれるようになったのが嬉しいです。デブじいさんになったニック・ノルティにちょっとビックリ。学生運動が盛んだった時代にけっこういろいろ真面目に考えて生きた人には何か感じられる作品なのかも。そんな時代のことを若いジャーナリストが探って行くのがいいです。ただねぇ、あんなに頑なだったオバさんが、ふいっとヨットの向きを変えて、あららら…結局それで解決ですか…ちっとは間をあけたり、オバさんの心境変化を促す何かを見せてくれよぉ。若きジャーナリストが結局記事原稿を送信しなかった場面、じわーっと来ますね。彼はまだ子供もいないけど…。レッドフォードが釈放されるのを見届ける彼の抑えた喜びの表情は良かったです。世界を変えるって、長きに渡る人生で大切な人ができたり、あるいは別れたり、考えが変わったり、もっと別の大切が生じたり…大変なんだなぁと…自主したオバさんのセリフが観た後から結構リフレインされて悶々。