10.《ネタバレ》 うーん、名匠レッドフォードも原作を料理しきれなかった感があるなあ。あんまり誰の立場も真に迫ってこないというか。 主人公は新聞記者かと思っていたんだけど、前半に弁護士の経歴を暴き終わったらなんだか急に彼、存在薄くなっちゃって、チョイ出のニック・ノルティの方が印象強いシマツ。ニックのみならず、レッドフォードの交友関係がはっきり分かっちゃうような豪華出演陣でして、ジュリー・クリスティなんかもう懐かしくて。どーも彼ら撮影中は同窓会気分で和気あいあいだったんとちゃうか。 結局レッドフォードは正義の主人公で収まっちゃって、他のメンバーの葛藤にほとんど触れないのも物足りない。さらに気になってしょうがないのが、設定上の役より15は(こっちが)サバ読まなきゃならないレッドフォードの老け具合。ちょっと無理があったのでは。子供というより孫だなあ あれは。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-29 23:48:03) |
9.《ネタバレ》 なんだ、この歯切れの悪い落とし前は!まるで実生活での離婚して、同棲した女性との関係でいえば、自然活動や映画活動でがんばっていたが、今は新しい奥さんとの結婚生活が大事になって、もはややる気は失せっちゃたよ!って言ってるような話の筋。やる気失せて、この映画でいえば、もう逃げる気なくして、捕まって、最初の奥さんは、だんながどういう男性か見切ったうえで、自首したみたいな・・あ~ん、こんなのあの数々の名画に出演したレッドフォードじゃな~い!「逃亡者」って、売れてる頃のハリソンフォードの自分は好きな作品。※この頃のハリソンフォードの映画は全部好きなのだが・・マンガ「MONSTER」などにも影響与えた傑作で、面白い。無実の人があちらこちらから追われて、無実の罪をはらすなんて、王道も王道の娯楽ストーリー。それが、こんな爺さんの言い訳じみた作品になっちゃって・・トホホ・・言い訳が見苦しいですぞ!レッドフォード殿! 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-18 23:18:58) |
8.最近のロバート・レッドフォー ド..78歳にしては、しわしわ、お爺ちゃん過ぎる..かつての二枚目俳優が形無しだ..内容の方は、とてもシリアスで、リアリティがあり、 丁寧な創りでよく出来ている..新聞記者(ベン)の存在が、よく効いているし、登場人物のバランスも、すごく良かった..ただ残念なのは、ラストの結末..意味不明で..説得力がまるで無い..途中まで、いい感じだっただけに..もったいない... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-03-01 15:18:10) |
7.すっかりあのおばさんに洗脳されそうになったが、レッドフォードのおかげで洗脳されずにすんだ。あの時代、あんな風にして学生運動が盛んになったんだなー。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-06 22:48:09) |
6.《ネタバレ》 シャイア・ラブーフがようやく地に足のついた作品でいい演技を見せてくれるようになったのが嬉しいです。デブじいさんになったニック・ノルティにちょっとビックリ。学生運動が盛んだった時代にけっこういろいろ真面目に考えて生きた人には何か感じられる作品なのかも。そんな時代のことを若いジャーナリストが探って行くのがいいです。ただねぇ、あんなに頑なだったオバさんが、ふいっとヨットの向きを変えて、あららら…結局それで解決ですか…ちっとは間をあけたり、オバさんの心境変化を促す何かを見せてくれよぉ。若きジャーナリストが結局記事原稿を送信しなかった場面、じわーっと来ますね。彼はまだ子供もいないけど…。レッドフォードが釈放されるのを見届ける彼の抑えた喜びの表情は良かったです。世界を変えるって、長きに渡る人生で大切な人ができたり、あるいは別れたり、考えが変わったり、もっと別の大切が生じたり…大変なんだなぁと…自主したオバさんのセリフが観た後から結構リフレインされて悶々。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-07-30 21:12:15) |
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5.《ネタバレ》 年の離れた妻を交通事故で亡くしたものの遺された可愛い盛りの娘と共に充実した日々を送る弁護士ジム。だが、彼には30年間隠し続けてきた過酷な過去があった――。それは理想に燃えて身を投じた学生運動の暴走の果てに銀行強盗を行い、人を死なせてしまったという残酷な事実だった。以来、警察の手を逃れ名前も経歴も捨て別人として生きてきた彼だったが、地方紙の新聞記者によってそんな過去が暴かれてしまう。「自分はまだ捕まるわけにはいかない……」。愛する娘を弟に預け、FBIや新聞記者の追撃を逃れながら彼はかつての仲間たちの元を訪ねてゆく。固く閉ざされた真実を求めて……。娘のために孤独な逃避行を続けるある一人の男を淡々と見つめた社会派サスペンス。監督・主演は往年のハリウッドスター、ロバート・レッドフォード。なんだかいかにも彼が好みそうな真面目なキャラクターばかりが登場し、まるで映画学校の教科書のような超オーソドックスなストーリーが展開されてゆくなんとも地味な作品に仕上がってましたね、これ。うーん、さすがにちょっと古臭いっすわ~。てか、これってハリソン・フォード往年の名作『逃亡者』と展開がほとんど一緒ですやん。それならそれでもっと個性的なキャラクターを登場させるだとか、もっと政治的に物議を醸しそうな先鋭的なテーマを扱ってみるとか、他にはないこの作品ならではという個性が欲しかったです。あまりにも地味で古臭いという印象が強いせいで(それにちょっぴり冗長だし)すぐに記憶から消え去りそうな残念な作品でありました。レッドフォード作品ってどれも作りが優等生に過ぎて、僕とはあまり相性がよくないみたいです。あ、あと内容とは全く関係ない話なんですけど、レッドフォードの11歳の娘を演じた女の子が同じ歳ぐらいの頃のクロエ・グレース・モレッツにめちゃくちゃそっくり(血縁関係があるんじゃとさえ思っちゃいました)な、かなりのカワイこちゃんだったのがびっくり!久々に、僕のロリコンレーダーにビビッとくるなかなかの美少女に出会えてラッキーでした。おわり。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-07-01 13:34:24) 《更新》 |
4.《ネタバレ》 30年の時を経て、ベトナム反戦組織「ウェザーマン」のメンバーを追跡するサスペンス。幼い娘を守り無実を証明するために逃げる男を老将ロバート・レッドフォードが円熟味を増して好演。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-13 22:22:55) |
3.ロクな予備知識もなく観たので、平凡な主婦がFBIに包囲される冒頭には心底驚かされました。また、レッドフォードの人脈の為せる業か、セリフがある役には須らく有名人が起用されているというキャスティングも豪華であり、見るべきものの多い作品だと感じました。。。 ただし、レッドフォードの悪い癖で映画が冗長になりすぎているし、イデオロギー色の強い社会派ドラマと謎解きサスペンス、家族を巡る人間ドラマの間で絶えず彷徨う脚本も散漫に感じられました。あと、レッドフォードが若さ自慢をしたいのか、やたらと走るシーンが多かったことも不自然でした。桂歌丸や楳図かずおと同い年のレッドフォードがこれだけ走れていること自体は素晴らしいのですが、本筋とあまり関係ないところでも走る姿を披露しているので、その若さ自慢には笑ってしまいました。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2014-04-08 00:12:15) |
2.《ネタバレ》 私も、この過激派というものを連合赤軍に置き換えて鑑賞してました(笑)。なんやかんや理想を言っても人殺しは正当化出来ず、テロリストはテロリスト。なので、彼らの思いなんて正直考えもしてなかったのですが、本作はそれなりにテロリスト達の考えや思想を吐露していて、あぁねこういう思いを持って闘っていたんだな~と、少しだけ彼らの気持ちを理解することが出来ました。一番面白かったシーンは、自分は目を覚ましたんだというレッドフォードと、あなたは取り込まれたのよと批判する相方のおばはんとのやりとりでしょうか。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-03-26 00:10:34) |
1.《ネタバレ》 おおぉぉっと!誰も投稿してない!劇場公開は去年、2013年の10月だったのに。人気ないんか?まあそれはさて置きこの作品、いやあ~実に渋い!アクションシーンは皆無。ひたすら淡々と進む。しかしそれほど飽きることはない。さすがはレッドフォード様、です。無理なく丁寧にまとめあげています。ただ全編を通してFBIのだらしなさが気になってしまった。レッドフォードの正体に気付くのも、養女の素性に気付くのも、何から何まで記者が探り当てていく。無能すぎるぜFBI!それと偽名で弁護士って出来るもんなんですかね?そこんとが理解し難かった。 |