思い出のマーニーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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思い出のマーニー

[オモイデノマーニー]
When Marnie Was There
2014年上映時間:103分
平均点:6.04 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-07-19)
公開終了日(2015-03-18)
ファンタジーアニメミステリー青春もの小説の映画化
新規登録(2014-05-08)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
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監督米林宏昌
高月彩良佐々木杏奈
有村架純マーニー
松嶋菜々子佐々木頼子
黒木瞳久子
寺島進大岩清正
根岸季衣大岩セツ
森山良子老夫人
吉行和子ばあや
大泉洋山下医師(北海道特別出演)
安田顕十一(北海道特別出演)
戸次重幸紳士(北海道特別出演)
音尾琢真町内会役員(北海道特別出演)
森崎博之美術教師(北海道特別出演)
杉咲花彩香
甲斐田裕子マーニーの母
白石晴香みよ子
伊藤陽佑
脚本丹羽圭子
安藤雅司
米林宏昌
音楽村松崇継
撮影奥井敦(映像演出)
製作鈴木敏夫
奥田誠治(製作担当)
スタジオジブリ(「思い出のマーニー」製作委員会)
日本テレビ(「思い出のマーニー」製作委員会)
電通(「思い出のマーニー」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「思い出のマーニー」製作委員会)
三菱商事(「思い出のマーニー」製作委員会)
東宝(「思い出のマーニー」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「思い出のマーニー」製作委員会)
高井英幸(「思い出のマーニー」製作委員会)
島谷能成(「思い出のマーニー」製作委員会)
市川南〔製作〕(「思い出のマーニー」製作委員会)
製作総指揮フランク・マーシャル(英語吹き替え版)
プロデューサー西村義明
川上量生(プロデューサー見習い)
制作星野康二
スタジオジブリ
配給東宝
作画安藤雅司(作画監督)
小西賢一(原画)
本田雄(原画)
山下高明(原画)
山下明彦(作画監督補)
古屋勝悟(原画)
高坂希太郎(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
美術種田陽平(美術監督)
男鹿和雄(背景)
武重洋二(背景)
高屋法子(ハーモニー)
矢内京子(場面設計)
録音東北新社(音響制作協力)
東京テレビセンター(音響制作協力)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
電通(提携)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
三菱商事(提携)
東宝(提携)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(提携)
三浦しをん(協力)
IMAGICA(デジタルラボ)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
札幌に住む12歳の少女・佐々木杏奈(高月彩良)は、喘息の療養のため、夏休みの間、釧路の親戚の家に滞在する事になる。ある日外出した際、杏奈は「湿っ地屋敷」と呼ばれる古い洋館を見かけ、心に強く惹き付けられる。夏祭りの帰り、杏奈は屋敷に住むという金髪の少女・マーニー(有村架純)と出会い、親友となる。
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16.《ネタバレ》 「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」のあと、ジブリがもう一度子供のための作品をということで制作された作品。まったく期待してなかったが、そこまで悪くはなく、米林宏昌監督の前作「借りぐらしのアリエッティ」よりは良い感じ。暗く内向的で病弱な主人公やミステリー仕立ての展開などはジブリらしくないが、宮崎駿監督や高畑勲監督の時代とは違うものを目指そうというスタッフの意気込みが感じられ、ジブリとしてもいろいろ模索しているのだろう。しかし、決して万人請けする内容ではなく、本作公開時になぜあまり話題にならなかったのかも分かる気がする。アンナとマーニー二人のヒロインの友情を描いているが、セリフなどから二人の関係が同性愛的に見えてしまうのはジブリというブランド力のある会社の作品としてはちょっとまずいのではないかと思うし、悪役的存在のばあやも中途半端な感じだ。(「借りぐらしのアリエッティ」でも少し思ったことだが、無理にこういう悪役キャラ作らなくても・・・。)後半に登場するメガネっこがいい味を出していて印象的で、彼女の登場後、物語の雰囲気が少し変わったのは良かった。それにしても、本作のあと、ジブリは製作部門の休止を発表し、米林監督も退社した。ジブリは今後どこへ向かうのだろうか?。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 6点(2024-02-15 19:16:32)(良:1票)
15.主人公が厭世的で他のジブリ映画にはあまりいないタイプのキャラクター、ミステリー要素をはらんだ物語も独自色強めで、ジブリを期待して見ると良い意味でも悪い意味でも裏切られる作風。
今回約10年ぶり2度目の視聴だったのだが、真相をすっかり忘れていて新鮮な気持ちで観れた。
しかし裏を返せば、それはこの物語が印象に残り難い地味な物語のせいとも言える、視聴後に「なるほどなあ」と思える答えが用意されていて感慨は味わえるが、心が動くほどの感動は無かった。
また10年後にこの映画を観たとして真相を憶えている自信は無い。
勾玉さん [地上波(邦画)] 6点(2024-02-12 05:13:16)(良:1票)
14.《ネタバレ》 最後おばあちゃんだと分かったからと言って、それまでの妄想に何ら根拠が与えられる訳ではないので、中年オジサンにはちょっと厳しい内容でした。少女向けのおとぎ話としてなら、及第点くらいではないでしょうか。
それとどなたかも仰っていましたが、12歳になる女の子どおしで、「大好きよ」「大好きよ」って。。。何となく本能的な違和感を感じていたのですが、血縁関係者としてならセーフかな、と一応納得の+1点。
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2016-10-02 12:18:57)
13.《ネタバレ》 最初のうちは「これはハズレか・・・?」と思っていましたが、ラストですべてつながって、そこから振り返ると、すべて巧い演出だったと気付かされます。
ちょっと難しい年頃の、何やらワケありっぽい杏奈の前にマーニーが現れます。マーニーとは杏奈の「なりたかった自分の象徴・憧れを具現化した姿」なのか?マーニーの意味深なセリフといい、「マルホランド・ドライブ」のような、ミステリアスな難解謎解き系?・・・などといろいろ考えていたら、わけがわからなくなりそうでしたが、最後、昔の写真ですべて解決! 余計な分析などせずに、素直に見てれば良かったんですね。
ただ、巧いと思える部分はあるものの、ラストに至るまでの展開がいまひとつで、リズムに乗り切れなかったような気がします。自分の中で「借りぐらしのアリエッティ」が、ジブリの中ではぶっちぎりのトップレベルだったので、期待が大き過ぎて、ちょっと物足りない感じかも・・・。
ramoさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-10-25 08:12:48)
12.《ネタバレ》 テレビ録画して見たのですが、ここでの評判は芳しくないし、杏奈は超ひねくれもので性格悪いし、よく転ぶし、寝るし、相方のマーニーは得体がしれずうっとうしいしで、もう前半で録画消去してしまおうかと何度思ったことか。
でも彩香ちゃんの登場とともになんとなく雰囲気が変わってきて、終盤での真相説明で一気にこの作品への見方が変わりました。親に見捨てられたマーニー、その子もまたマーニーに見捨てられたと思い、そのまた子である杏奈もマーニーに見捨てられたと思って恨み続けて暗い性格の子になってしまったのを、この夏の不思議な経験でそれらの負の連鎖が断ち切られて、明るい未来を想像させる清涼感のある終わり方でした。確かに全体的には小粒な作品ではありますが、細部にわたって丁寧に人物描写されいて、途中で削除せずに最後まで見てよかったと思いました。最後におばちゃんのことを「お母さん」と呼ぶくだりは、みえみえでそうなることが分かってしまいましたけど。
一点だけ突っ込みを入れさせていただくなら、湿っ地屋敷がたまたま頼子さんの親戚夫婦の家の近くだったというのは、ちょっと出来すぎに思えます。
キムリンさん [地上波(邦画)] 6点(2015-10-10 18:47:32)
11.《ネタバレ》 ひと言でいえば秀才の作った映画だと感じました。天才的な突出した部分がなく、どこか型にはまっているような作風。努力では越えられない才能という壁を見せつけられたような気がします。あちこちで不自然な部分があるのはもちろん、脇役の魅力のなさや、割り振られた役割以上物語に絡んで来ないなど、こういう感覚的な物はやはり宮崎監督の才能なんでしょう。宮崎監督だったら太っちょメガネが大筋に絡んできて、ともにマーニーの謎を解明、仲直りという流れになったような気がします。ジブリでなくても他のスタジオでも作れそうな映画、あえてジブリで作る意味が感じられませんでした。
kirieさん [DVD(邦画)] 6点(2015-10-07 12:21:08)(良:1票)
10.《ネタバレ》 杏奈が人形を抱いているシーンはひっかけだったらしい、マーニーは杏奈が小さい頃抱いていた人形かと思い込んで前半を見ていた。かと思えば、七夕祭りのトラブルで重要なヒントがバッチリ出されているとか、後から考えたらいろいろ仕組まれていたなあと苦笑。杏奈があまりにもかわいげのないキャラクターだったので、逆に悔しいほどぐいぐい物語に引き込まれてしまった。ただ、彼女が夜間出歩くという設定は、かなりマイナスポイント。魅力的な大岩夫婦が、預かった12歳の女の子の夜歩きを叱責しない、無責任な大人に見えてしまうからだ。暗くなるシーンが来るたび (何時に帰る気だ!?)とヒヤヒヤするわ、雷を恐れるあまりかマーニーの口から唐突に和彦の名が出たために、幻想のサイロ内でさらに二重の幻想が盛り込まれるわ、マーニーが杏奈と突然別れねばならないタイミングの必然性がよくわからないわと、つまりファンタジーの部分がもろもろ整理しきれていないので、観ているこちらも気持ちよく浮遊感 (現実を離れることの解放感) を味わえない。最大の混乱は、杏奈自身がマーニーは自分の空想の女の子と認識していること。なのに、サイロで置いてきぼりにされたと動揺したり、激怒してマーニーを責めたりするから、彼女がこの金髪の親友をどう信じているのか、わけがわからなくなり、「もちろんよ、許してあげる!」という熱弁を聞いてわけがわからないまま感動して涙を流す羽目に。煙に巻かれながら泣かされるこちらの身にもなってほしい・・・・・・。(でも、視聴してよかったと思える作品だった)
tonyさん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-13 00:24:36)(良:2票)
9.《ネタバレ》 少女同士の淡いラブストーリーかとおもいきや、話はミステリーな方向に進んでいく。謎解きになっていくのかとワクワクしてたら結局わかりやすすぎるくらいのファンタジーかい。 何が起こっても全く心配しない鉄人夫婦も人間とは思えない都合良すぎるキャラクター。ところかまわず眠ってしまう杏奈ちゃんが心配過ぎる。ナルコレプシーというやつでしょうか。 風景の描写は流石に良かったんだけど、もっと色々な場面が観たかった。
すべからさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-04-10 00:53:51)
8.《ネタバレ》 おいおいな妄想なのか、はたまた夢なのかわからずストーリーはドンドン進んでいく…そんな展開に最初は若干ついていけずこの先どうなるのか!?とか思ったり。 しかしそんな心配は杞憂でしたね。そうきたか!というオチにちょいとびっくり、そんなうまくいくかいな~とか思いつつもロマンがある良い映画だったとオモイマスハイ
Kanameさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-04-08 15:01:46)
7.《ネタバレ》 多感な思春期の少女の心情が、とにかく丁寧に描かれていてとても好感が持てた。少女に限らずこの年頃って、世界に自分だけが一人ぼっちになっているって、一丁前に悟った気になりますよねw この映画のヒロインも半ば自分の世界に閉じこもり、他と関わる事を避けようとします。そんな自分を責めたりもします。痛々しいです。やがて母や祖母も同じように孤独で辛い思いをしたことを知り、自分だけが特別でないことを受け止め、そして少しずつ前向きになっていきます。まさに成長物語ですね。ただね、誰も彼もが死んでいくっていう演出はどうにかならないですかね。「死」=「悲劇」この定義を安直に使いすぎでは?そこら辺の工夫があれば良かったかな。あと、トマトがめっちゃ美味しそうだったw
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 6点(2015-03-22 17:00:50)
6.『借りぐらしのアリエッティ』の監督、ということで大いにハードルが下がった中での鑑賞だったが、思ったより悪くなかった。
序盤の主人公のイヤなヤツっぷりを乗り越えてしまえば、思春期の成長ストーリーものとして大いに感動できる。というか、泣いた。
ストーリーやマーニーの設定は完全に読めてしまうが、王道を行っている作品なのだと好意的に解釈できる。
近年のジブリ映画の中では、名作の部類。
ポン酢太郎さん [映画館(邦画)] 6点(2014-12-01 00:36:38)
5.《ネタバレ》  原作未読。何の情報も入れずに見に行った。
 根室本線のどこかの駅を降りたところにある湿っ地屋敷が舞台。
 確かに瀬戸内あたりのピーカンの場所ではこの雰囲気はでないだろう。
 そして、マーニー登場。
 これは現実?いやいや、本人も私の想像の…と認めている。
 でも、「あなたの目、青いね」で筋書きがピンときてしまう。(意外と、あの人形にミスリーディングさせられた人が多いようだけれど。)
 私を置いていってしまったことを許すことにより、蟠りが消えていく。
 王道な少女の成長ものだけれども、やはり原作がある作品なのでストーリーはしっかりしていると思った。
ぶん☆さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-01 00:13:32)
4.《ネタバレ》 今年のジブリは少女の空想青春ドラマか。「湿っ地屋敷」を背にした二人の孤独な少女のヌルい友情はユメの中。自閉的で喘息持ちの少女によるかったるい空想劇がとめどなく続く。このまま終わるのかと落胆していた終盤に、明かされる真実に驚愕。「マーニーは、あたしのばーちゃんだった」。衝撃の誕生秘話。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-17 22:14:09)
3.「いやー意外と面白かった。アリエッティよりよかったなぁ」と褒めている自分に気付いたとき、あれ、もしかしてこの映画、そんなに面白くなかったのかな?と思った。観終わって、意外とよかったと思っていたんだけど、褒めるときにあの薄いアリエッティをを持ってこなきゃいけないほど何もなかったのかもしれない、と思った。簡単に言うと、弱った女の子が不思議な体験をして成長する話。だから、筋が通っているから安心して楽しめる。しかし、その平凡な流れに+する何らかのアイデアを獲得する努力は行われていない。キャラクターか、アニメーション的な面白さか、音楽か、なんでもいいんだけど、そういうなんらかの“異常値”がひとつもない。よく言えば安心。悪く言えば世界を何も前進させていない。そういう映画でした。
コダマさん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-05 21:43:52)(良:1票)
2.《ネタバレ》 原作未読。宣伝の「あなたのことが大好き。」というキャッチフレーズや、唐突に「私の好きな杏奈!」「どうして私を裏切ったの!」といったクライマックス付近のやり取りを断片的に流しているあの予告編では、「これ観たい」と思わせることが出来たかは疑問。アレで興味をひかせられたかといえば、ジブリには王道的な物語を期待している人が多いし、単なる夏の少女たちの友情物語っぽくもあってスルーする人が多そう。観てみるとヒューマン・ファンタジーで良い意味で意表を突かれたし主題歌と控えめな音楽は世界観にマッチしていている。北海道の自然やミステリアスな雰囲気の洋館と金髪の少女の雰囲気も良かった。そこら辺を上手く引っ張って好奇心を掻き立てればいいのに、劇場でガラガラな劇場を見ると予告で損をしてるとしか思えなかったです。多感な少女の複雑な環境と母親の悩みに焦点を当て、マーニーとの関係もなる程と思わせてくれるオチは悪くなく、美術や作画関係も丁寧でさすがジブリと思わせるだけにもったいなかった。 スポンサーや多くの会社の思惑が絡んで大作でやらなければいけないジブリでこの内容はやりづらかったかもしれない。脱宮崎を掲げるなら、今後は内容に合わせて小規模公開ってのも有効な手だと思うけど、それだとジブリの大所帯じゃ製作費に見合わないんだろうな。長編作品から引退を宣言した宮崎駿無きジブリ。その屋台骨を支える存在にならなければいけない米林宏昌監督ですが、試練の二作目だった感がありますね。ジブリには色々な噂がありますが、これを糧にして頑張ってもらいたいです。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 6点(2014-07-26 21:39:25)
1.小さい子どもは退屈すると思います。私の4歳の娘は、いちおう騒がず最後まで観てくれましたが、意味がわからなかった様子でした。
よしふみさん [映画館(邦画)] 6点(2014-07-19 14:22:12)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.04点
000.00%
111.28%
233.85%
345.13%
4810.26%
51012.82%
61620.51%
72025.64%
81215.38%
922.56%
1022.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review6人
2 ストーリー評価 5.77点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.11点 Review9人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 6.66点 Review9人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
長編アニメーション賞 候補(ノミネート) 

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