14.実話が元になっているという事でリアルで非情な内容でした。映像は美しくかつ山の無常さがひしひしと感じられた。 この映画で思い出したのは2017年に起こった高校生山岳部の雪崩事故(8人が亡くなっている)その日は雪崩警報が出ていたはずなのに「通例通り」の登山講習会が行われて事故が起こってしまいました。 誰も警報を確認しなかったのか?「止めよう」とは言わなかったのか?「通例だから」と無思考で無責任の果てに生徒達が死亡する(親はたまったものじゃない) 極限の場所では一瞬の判断が生死を分ける。それを誰もが忘れていけない。 「これまで大丈夫だったから明日も大丈夫」と思ったらおしまいなんだよな~と痛感しました。 【果月】さん [地上波(字幕)] 6点(2022-03-05 22:01:00) |
13.淡々とした演出で、湿っぽくなくて、最後まであっというまだった。映像が綺麗だから、HDR版を買ってしまった。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-10 13:29:13) |
12.こんなに時間とお金をかけても登りたい世界一の山・エベレスト。 この道を極めるには避けては通れない最難関。 まさかのエベレストツアーで大混雑。これは危険だわ…。 撮影は命がけだったようだが、それだけ自然の恐ろしさだけではなく臨場感や映像美の魅力つまっていた。 ベックの生還は凄い。 |
11.ある程度実話を基にした内容のため、盛り上がりに欠ける部分は否めず、それを山の過酷さを描くことで補っている。それにしても標高8,000メートルというのは過酷な世界だ。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-23 22:05:09) |
10.《ネタバレ》 コレ『実話もの』だったのですね。どうりでストーリーにドラマチックさが足りないワケです。もっともあの流れで主人公が助かるはずもなく、結末には納得しています。“雪山で非情な決断ができない者は死ぬ”法則が破られたら一大事ですから。ただし、ジャーナリストが助かったのには驚きました。鼻と両手を失ったとしても、命が助かれば十分でしょう。それにしても権力とはスゴイものですね。無理が通れば道理が引っ込むヘリ救出。2次被害の危険性なんてお構いなし。まさに地獄の沙汰も金次第です。人間が生存してはいられない領域=デスゾーンとは、すなわち三途の川。三途の川ライン下りは、おそらく世界で一番贅沢な観光アクティビティでしょう。ヒトの冒険心(あるいは好奇心または虚栄心)という“業の深さ”には恐れ入ります。ストーリーは兎も角も、せっかくの世界最高峰の山。画的なダイナミックさ≒恐ろしさ≒荘厳さが、もう少し欲しかった気はします。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 6点(2018-01-30 22:49:44) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 エベレスト登山に至るまで。ベースキャンプでの人間模様。隊員達の今回のチャレンジに参加するまでの事情も様々。 まるでピクニックの前の晩のような明るい表情の面々。それだけに後半の絶望的な状況が非常に辛い。 それにしても、ベースキャンプの人ごみが信じられなかった。あんなにエベレストを目指す人でごったがえしているなんて。 プロの登山家なら、またチャレンジも出来よう。瞬時にシビアな決断を下し、登頂目前でも身の危険を感じれば断念することもあるだろう。 しかし、仕事を掛け持ちして必死に資金を貯めて、2度とチャレンジ出来ないかもしれない隊員が頂上までもう少しの所まで来ている。 そこで瞬時にシビアな決断を下せなかった隊長。それが取り返しの付かない悲劇を招く。 こうした山と人間を描いた映画としては、嵐の中1箇所にとどまりひたすら耐えている時間が長く動きは少なく、 それぞれの位置関係なども分かりづらい面もありましたが、命の危険と隣り合わせのエベレスト商業登山への問題提起としては十分すぎるほど辛い映画でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-03-29 21:31:59) |
8.《ネタバレ》 約7ヶ月ぶり2度目観賞。世界最高峰エベレストを舞台にした山岳サバイバル・アドベンチャー。真実の物語。てっぺん獲った後に容赦なく襲うブリザード。次々と雪床に埋もれるツワモノたち。犠牲者に日本人女性の名も。雪に焼けた痛々しい生存者の姿。山岳の3D映像が美しいだけに牙を剥かれると、より恐ろしく感じる。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-10-09 22:06:01) |
|
7.期待してたんだけど..かなり出来が悪かった..まず、不必要なドラマ部分が多すぎる..いろんなところが、芝居してるな~ って、見え見えで、冷めてしまう..登山シーンも、役者が演じているから、リアリティーがなく、動きが不自然..酸素が薄くて身体が動かない、一歩踏み出すのも大変な作業、っていう動作が、演技してるから全然なっていない..登山もののドキュメンタリーをたくさん観ているから、すぐ、ウソ だと分かってしまう..山頂での撮影は、大変だろうと思う、でも、観ている観客に “ウソ” だと見抜かれたら、映画として負けである..演出があまい! 残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-09-10 09:38:23) |
6.隊長ならみんなを無事に帰さなあかんやないかーい。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-07-15 23:00:10) |
5.《ネタバレ》 「実話もの」であるのだから、最後は何だかんだで主人公は助かるのだろうな……と考えながら観賞していたもので、まさかの展開には本当に驚かされました。 全滅では無かった事が「救い」を感じさせてくれますが、やはりコレはハッピーエンドとは言い難いでしょうね。 雪原に倒れ込んだままの死体の描写や、凍傷の表現なども衝撃的で、中々頭から離れない。 観賞後は、非常に重苦しい気分を味わう事となりました。 中盤にて登頂に成功したシーンで盛り上げて、その後に遭難してしまうという展開の緩急などは、映画としての巧みさもを感じさせてくれます。 その一方で「実話だから仕方ない」とばかりに、ベックのキャンプ地への生還に明確な理由付けが窺えない辺りは、気になってしまいましたね。 実話を題材にしていたとしても、映画として観る以上「何故、彼は助かったのか?」という根拠を求めてしまう訳で、それが明かされないまま結末を迎えた事は、どうにも消化不良に思えてなりませんでした。 物語ではなく、再現映像による一種のドキュメンタリーとして観賞するのが正しい品なのかも知れません。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-06-05 01:15:50) |
4.《ネタバレ》 嫁さんが妊娠中の状態でエベレスト登山とか、死亡フラグたってますや〜ん!て最初に思ってしまった。 というか、普通の感覚でいったらまずそんな時にエベレストに登ろうとするなよって思うのですが、 やっぱり一流冒険家というのは、ある意味ではアブノーマルなところがないといかんのだろうな、という気もします。 一般人の私からすると、なぜ登山するのだろう、という素朴な疑問が終始付きまとうのですが、もちろん死ぬとわかってたら誰も登らないはず。 「冒険とは生きて帰ること」と、あの植村直己も言っていた。ただ唯一の救いは、登頂に成功出来たということかな。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-05-08 21:25:13) |
3.前半は凄く退屈。3D映画初体験だったが、多分これは3D生かせてないな、と既に分かるレベル。登頂後のパニックはかなり見応えあり、息苦しくなった。もっとパースをしっかり撮ってドキドキする映像なら楽しめたのかなぁ。とにかく山はなめてはいかん、て事ですな。 |
2.《ネタバレ》 はじめて映画館でチラシを目撃した時の印象は「なんだか地味な映画そう」→「いや待てよ、3Dってことはクリフハンガーとかバーティカル・リミットみたいなハラハラドキドキの映像が?」→「きっとそうに違いない、公開されたら観に行こう!」というものでした。 で、そういうものを期待し過ぎた私が喜んだのは登山が始まってわりと最初の方だけでした。登山状況の過酷さはしっかり伝わってくる出来でしたが、その過酷さというのは「足場がおぼつかない高所のトラブル(あるにはある)」「いきなりクレバスにストーン」みたいなものではなく、「酸素がなくて体が動かない」「体が凍って動かない」というものがメイン。なので、わざわざ3Dで楽しむというほどの映画ではなかったかな〜と。 でもエピソードは印象的なものがありました。郵便配達員のエピソードは、よくある試合を止めようとしているセコンドに「戦わせてくれ」と言うボクサーの話ぽい匂いがありますが、経済と時間と体力と精神あらゆるものを注ぎ込んで、目の前にある頂上を諦めるのが如何に困難なことであるかがよーく伝わってきました。彼には登り切らねばならない目的があって、それを達した場面は嬉しかったけれど、結局のところ他人の命を振り回す結果に。ギャンブルで「勝っていたのに〜!」「いっぱい注ぎ込んだのに〜!」「あともう少しでツキが戻ってくるはず」と引き際を決められないのにも似てるなーなんて思いました。 他の人が助けられて下山していくのに、倒れて動けない自分は置いていかれてしまうジョシュ・ブローリンの場面もきっと忘れられないと思います。 その後、普通の映画だったら「うそやろ〜」と突っ込みたくなりそうなことが。それが事実なのだからアンビリーバボー! 【だみお】さん [映画館(吹替)] 6点(2015-11-10 20:07:29) |
1.IMAX3Dにて鑑賞。 邦題に3Dを冠した作品だけあって3D効果には素晴らしいものがあって、エベレストの美しさと恐ろしさを存分に味わわせてくれます。急斜面から下を見下ろすショットが何度か出てくるのですが、これが高所恐怖症ではない私でも脇汗をかかされるほどのド迫力であり、『ゼロ・グラビティ』にも匹敵するライド映画となっています。その視覚効果の凄さは、設備の整った映画館で見なければまったく無意味と断言できるほどであり、もし迷っているならすぐに映画館へ足を運ばれることをオススメします。 他方、ドラマの方はかなり淡泊です。比較的最近の事故であるため存命中の関係者が多く、さらには生存者間でも事実認識が割れている点がいくつかあることから、脚色にあたって相当な制約を受けたことがその原因のようで、いろいろと無難に収められています。登山ガイドの隊長、顧客の医師、なけなしの金を持って参加した郵便局員の3名が物語の中心となるのですが、これら中心人物達ですら背景の描写は最小限にとどめられており、その豪華キャストから『ポセイドン・アドベンチャー』のような濃いドラマを期待すると、少なからずガッカリさせられます。 また、登場人物が多いことに加えて、吹雪の中では顔の判別が付きづらいこと、途中からパーティーがいくつにも分割してそれぞれの位置関係の把握が難しいこともあって、誰が何をやっているのかの把握が非常に困難であり、内容を正確に理解しようとするとかなり混乱します。ラスト30分で突如救助隊の中心人物となるサム・ワーシントンなんて、「あなた、いましたっけ?」と言いたくなるほどの唐突感だったし、総じて登場人物の交通整理はうまくいっていません。「少々のことはわからなくても大丈夫」と早めに割り切り、登山の追体験に専念することが正しい鑑賞姿勢だったのかもしれません。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-11-09 15:48:34) |