3.《ネタバレ》 綺麗な尾野真千子が見たくて鑑賞。
そんな不純な動機を嘲笑うかの様に、冒頭から不安定な尾野真千子が暴れまくる。
それはとても見ていて辛いものであり、とても尾野真千子を魅了的とは感じ難いものだった。
印象的なのは「家族に抱きしめられてきなさい」という宿題。
人に抱きしめられると、言葉では言い表わすことのできない、なんとも言えない温かみを感じる事ができる。
これは生きている悦びを感じる瞬間だ。
辛い時こそ、この温かみがとても効いてくる。
これが印象的。
楽しい内容の作品ではないので、決して好みの映画ではないが、たまにはこういう映画も良いだろう。
人の温かみを再認識することができたのは、とても大きい。