15.《ネタバレ》 どーしてこー最近の邦画はhow-toとベタな感動の骨組みになっちゃったんでしょうね。 なんだかんだ言いながらも行動を共にする家族が、どこか微笑ましくもあり。 サバイバル描写もまあまあ良いでしょう。 落ちも『太陽フレア』とか最近も話題の案件でよかったかも。 2年半かー。 生き物としての逞しさを取り戻すにはそれぐらい必要かもしれませんね。 最後の家族写真の表情は、みなさん流石。 なかなかの説得力で充分納得できる一枚でした。 あと、出てくる役者さんが素敵な人ばかりで安心して観られました。 大地さん、渡辺さん、時任さん、贅沢ですよね! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-07-17 20:09:29) |
14.正直もう少し面白い展開を期待してましたが、比較的楽しくは観れました。 【アキラ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-27 22:22:38) |
13.設定と序盤からは期待したけれど、あんがい肩透かしだった。 電気社会に慣れた、サバイバル能力皆無の現代家族。 困難をきっかけにサバイバル能力が覚醒するのかと思いきや、 思ったほどサバイバル感も発揮しないまま、 ただのロードムービーとして終わってしまった。 物語の山場・見せ場もいまいち弱く、 結末もそのまま消化不良感で終わる。 後半にかけての失速感が残念。 これと言って推す見所が探しにくい。 同監督の大きくハズレはしないとこだけは救いか。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-15 00:12:28) |
12.《ネタバレ》 むりやりな展開だけど、面白かった。岡山で豚のおっさんに出会ったときに、「おっさん殺して家乗取る」という展開を想像してしまった自分が、あらためて北斗の拳/マッドマックス世代なの思いだした。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-03-29 20:46:35) |
11.本当に電気そのものがなくなったら、それも2年となると困難じゃ済まないだろうけど、とりあえずSFコメディーとして見ればそれなりに楽しめる。しかし、田舎に来れば何とかなると思いがちだが、今時の田舎も電気がなくちゃどうしようもない。物資のストックとして考えればきっと都会の方が強いだろう。けど、この映画のテーマは「お父さんはそういう人」からの変容だろうから、そこら辺はいいことにしておこう。 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-11 15:00:03) |
10.3.11後、今の生活レベルを本気で一世紀前に戻したら、と考えたことがあたけど、この映画みたいに電気機器関連も全部となると結構厳しいもんですね。途中で会う人が少な過ぎるのがちょっと気になるかな。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-10-05 19:48:53) |
9.《ネタバレ》 それなりに興味深く観れました。日本だからこそ作れた映画ですね。海外やったら暴力の支配する世紀末の映画になってしまいます。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-05-05 02:35:29) |
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8.《ネタバレ》 ある日、電気(をはじめとするライフライン)が地震など前触れがなにもなく突然一斉に停止したらというこの設定自体はシミュレーション映画として見た場合、もしこういう風になってしまったらと考えるとゾッとするものがあった。被害を免れているとの情報を信じて徒歩や自転車で大阪を目指す人々が高速道路にあふれているシーンなどは圧巻でよけいにそういうことを考えずにはいられない。そういう状況の中、主人公一家が東京から奥さん(深津絵里)の実家がある九州まで自転車で向かう姿を描くロードムービーでもあるわけだが、この家族の道中にもっと緊迫感があっても良かったのではというのが本当のところで、そういう部分が物足りないし惜しい。だからといってコメディーの部分に矢口史靖監督らしい突き抜けた部分があるのかと言われればそうでもなく、逆に増水した川を自転車と一緒に渡っていた父親(小日向文世)が自転車の重みに押しつぶされて沈み行方不明にという展開にはなんでそうなるのと唖然とするしかないし、その後、残された三人が線路を歩いていて野犬に襲われるところも何やらシリアスすぎて、ひょっとして矢口監督、作風変わったかと思うほどだったのにはビックリ。でも、良かったところをあげると終盤近くまで劇伴音楽を使わなかったのは良く、このおかげでさっき書いた二つのシーンも必要以上に煽られることなく落ち着いて見ていられたのは良かった。それに農家の件もなんか心地よかった。(「神去なあなあ日常」やって矢口監督がスローライフに目覚めちゃったか?それはさすがにないか。)一方で最後のライフラインの復旧が唐突だったりして消滅の原因は結局最後までよく分からなかった(太陽フレアがどうとか言ってるけど。)のはもやもや感が残る。それに全体的につまらなくはないものの、やはり矢口監督にはこういう話がシリアスな方向にいく映画は似合わないなと思う。笑いどころもいつもに比べて少ないが、頼りない父親に対して文句を言う娘(葵わかな)に対して母親がかける「お父さんはそういう人なのよ。」というセリフには思わず大笑いさせられ、このセリフが本作中でいちばん印象に残った。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-03-04 12:38:54) |
7.《ネタバレ》 停電じゃなくて、電気そのものが喪失してしまう設定なんですね。これは厳しいですね。あっという間に江戸時代です。お父さんも頑張ったけど・・ 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-02-16 15:13:41) |
6.《ネタバレ》 展開はなし!起・承・結!だった。 映画としてはどうかと思うけど、考えさせられた映画だった。電気なくなったら何が使えなくなるの?あれもこれもそれもか・・・。映画を見ながら、本当に電気消失になったら、この程度じゃすまないだろうなと思った。おどろおどろしい事件が何件も起こるのだろう。 犬、も、飼い犬が捨てられたものかも。今の環境で必要なもの、安全なものが、環境が変わればその姿を一変する。電気に限らず。それはとても恐ろしいことで考えるべきことだと思った。また、それに慣れてしまうところは、人間のすごいところだとも思った。 そう思い続けて、2時間。良い瞑想の時間になりました。合掌。 【透き通るBlue】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-12-05 08:32:34) |
5.前半は、それなりに 笑えた..が、この物語は、どんな結末で、どんな着地をするんだろ~ と気にかけながら観ていると..中盤から、「え、それはナイだろう~」 とか 「いやいや、そうはならんでしょ~」 「なぜ? なんで? そうなるの?」 の連発..案の定、グダグダな展開へ..終盤は、ご都合主義まっしぐら..ツッコミどころ満載で見事なコケっぷり、バカバカしくて観てられない..おバカ映画やギャグマンガなら、まだ許せるんだけど、シリアスな展開、演出で創っているだけに、笑えない..(物事をちゃんと理屈で考える人には、受け入れられないでしょう) 監督ぅ、、せめて「スウィングガールズ」くらいのレベルで、映画 創ろうよ~(悲) 残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-11-10 13:16:33) |
4.《ネタバレ》 「お父さんはそういう人なのよ」は、笑ったけど結構キツイと思う。だが、お父さんは頑張っているんだ。川の水を飲んでみせたのも、自転車に押しつぶされて溺れたのも、家族のためなのだ。決してドン臭いわけではないのだ(と思う)。笑いものにするな。笑ったけど。 さすがに、溺れて行方不明のまま終わるとは思わないにしても、瀕死で立ち上がってから汽車に乗った家族の前に現れるのは、出来過ぎのような気もするが。 ところで「地球が制止した日」的な状態だが、電気が使えないだけで蒸気機関は動くようで、汽車が来たのには笑った。蒸気機関車って鉄道会社だってもう持ってないと思うけど。 人間、スローライフ的な生活が一番なんてテーマじゃないんだろうが、田舎に知り合いの一つもない自分の場合には、都会で餓死しちゃうのかもしれないなあ、なんて暗い気持にもなった。この家族のように実家が田舎にある人、戻る場所がある人は幸いだな。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-19 13:56:45) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 電気が突然なくなった文明社会で始まるサバイバル生活。 でも電気がなくなるだけじゃなく、車をはじめとする全ての機器が使えなくなる。 んなアホなって感じですよね。どうやって話収束させるんだろうと思ったら、フレアだか彗星だか何だかよくわかんないとかいうオチ。 そんなわけで設定自体はほぼファンタジー。ここは割り切って、突然こうなったら自分ならどうやって生きていこう、 と思索して家族のサバイバルを覗き見しましょう。 矢口史靖監督なだけあって、前半はコメディ要素が散りばめられていてそれなりには笑えます。 でも後半はコメディ要素殆どなく、むしろ川で父ちゃんが溺れて死んだのかという展開には唖然。 え、そんなヘビーな方にいっちゃうの?みたいな。結果的には生きてたけど、見終わってみれば何だかシニカルなものを感じる作品だったなと。 それにしても、誰もいない街で散乱するゴミや高速道路や海老名SAなど、よくロケ出来たなと感心。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-10-18 21:31:42) |
2.《ネタバレ》 もしも、この映画と同じ事が実際に起きたら人はどういう行動を起こすだろう?そう思うと何とも怖い映画である。全ての電気が止まり、それも自分の家だけでなく、回りも全て同じ事が起きたら誰でも頭が変になる事間違いない。何処からの噂、情報による大阪まで行けば電気の付く生活を味わえて普通の生活が出来るという事を信じて東京から西日本へと行こうとする大勢の人、高速道路を歩く人、自転車で走る人、空港から飛行機でと考えてる事は皆、同じである。そんな中で長崎のおじいちゃんの所まで行こうとするこの作品の主人公である四人の一家が雨に打たれても何とかしようとする中で出合う人達が良い人ばかりなのでサバイバルとしてのハラハラ感という意味で物足りない。一人ぐらいはこいつはと思わせる憎い奴が出てきて欲しかった。矢口監督の相変わらずの着目点の素晴らしさ、発想の面白さは今作品でも健在なだけに不満の残る出来です。娘が父への不満を言うとそれに対しての母(深津絵里)の放つ台詞、ここがこの作品の中で一番笑えました。 【青観】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-02-15 20:10:05) |
1.《ネタバレ》 崩壊した摩天楼群だとかのCGデストピア流行りの中で、ゴミ袋の山を適度に配置することでゴーストタウンを演出してみせる、手作り感覚とでも いうべきところがいい。序盤で高速道路上を西へ向かって歩む人々のモブシーンなど、一見地味なようだが 画面加工を含めて様々な工夫と手間暇をかけただろう見事なスペクタクルだ。 『ひみつの花園』時代の人形みたいなユーモアの要素がもう少しあっても良かったとも思うが。 都市を離れて西へ。山々を背景に4台の自転車が一列に走るロングショットに、日本の風景論を受け取る。 自給自足の憧憬でもある大地康雄のエピソードをクライマックスとして、それ以降がかなり失速してしまう印象だが、 ここで涙を流しつつ豚の燻製をいただく葵わかなの食事の表情がいい。 4人を見送って庭に立たずむ大地のショットの、何とも言えぬ寂寥感がぐっとくる。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-02-15 04:03:29) |