6.キャメロン・クロウの監督デビュー作。ベタな青春ラブストーリーですが、そんな作品の雰囲気もジョン・キューザック演じるロイドのキャラとうまく相まっています。
キャメロン・クロウ監督の青春映画というと自身の少年時代を描いた「あの頃ペニー・レインと」が思い浮かびますが、本作では父親、「あの頃~」では母親と、家族の登場のさせ方が印象に残ります。
恋した女の子がイギリスの大学に間もなく進学することが決まっているだけに、2人の恋の行方が気になるところですが、ラストはこうなるとは思いませんでしたね。でも、若いんだから1度くらい人生の冒険に出たっていいじゃないか。素直に2人のこれからに幸あれと思いたくなるいいラストでした。