1.《ネタバレ》 ドキュメンタリーのようでもあります。テーマは重い、映画としては軽い。
けれど、見終わった後でなんともいえない気持ちになります。
あの時、なんの前触れもなく突然TVの画面が変わり、テロ攻撃をライブ映像で見てしまいました、何が起こっているのかワケがわからなかったです。でも「あーアメリカは戦争を始める」とは思いました。
しかし、いったいどっちも何がそんなに気に入らないのか。確か中学でチグリス、ユーフラテス川、メソポタミア文明で習ったイラク、シーア派とかスンニ派とか知らんが、宗教に支配はされたくないですな。
あの同時多発テロはいったいなんだったのか、アメリカが戦争をする口実になってしまったような気もして陰謀説がでるのも仕方ないなと。アルカイーダは今も存在するし、あれだけ支援したのにアフガニスタンでは最近タリバンが復活した。
はっきり結論、結果としてわかることは民間人と兵士が途方もなく亡くなったってことですね。いや、生きているのは人間だけじゃないですから人間だけが犠牲者じゃないですね、よくわからない理由で破壊しつくしたわけです。
これといった危機感、危険もない安全なところから言うのは気が引けるんですが、愚かなことをいつまで続けるのかなと思います。
「ゼロ・ダークサーティ」は事後たった1年で映画になった、本作と「オフィシャル・シークレット」など、イラク戦争の裏側の映画化は10年以上経ってるのね、なんか怖いわね。