5.これまでの「ランボー」の背景には、常に国家間の戦争や紛争などがあり、ジョン・ランボーは戦い続けてきた。
もう1つのスタローンの長大なシリーズものである「ロッキー」には、常に家族や愛する者たちや友人たちとのドラマがあった。
本作は過去の「ランボー」と比較すると、物語の範囲は「ロッキー」に近いのですが、
農場での最後の戦いは、戦いの舞台はこれまでのジャングルから地下道に変わったけど、
神出鬼没で敵を1人1人仕留めていく。ラスボスをランボーの代名詞の1つである弓矢で射貫く。
メキシコにいる時間帯は、あのランボーの最後の戦いがこれでいいのか?と思ってみていたのですが、
最後の農場決戦はしっかり「ランボー」になっていました。
戦いを終え佇む、年をとった今のランボーの姿と、第1作からのまだ若いランボーがフラッシュバックされるエンドクレジットがいい。
長い間、常に映画の中で体を張って本当によく頑張ってきたと思う。
でも、年をとっても強いスタローンをまだまだ見ていたいなとも思うランボーの最後の戦いでした。