沈黙のパレードのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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沈黙のパレード

[チンモクノパレード]
2022年上映時間:130分
平均点:6.00 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-09-16)
公開終了日(2023-03-03)
ドラマサスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの小説の映画化TVの映画化
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タイトル情報更新(2024-07-27)【イニシャルK】さん
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監督西谷弘
キャスト福山雅治(男優)湯川学
柴咲コウ(女優)内海薫
北村一輝(男優)草薙俊平
戸田菜穂(女優)並木真智子
田口浩正(男優)戸島修作
岡山天音(男優)高垣智也
村上淳(男優)蓮沼貫一
酒向芳(男優)増村栄治
吉田羊(女優)宮沢麻耶
椎名桔平(男優)新倉直紀
檀れい(女優)新倉留美
モロ師岡(男優)間宮昌明
津田寛治(男優)記者
しゅはまはるみ(女優)ランチの客 山田
山田キヌヲ(女優)本橋由美子
原作東野圭吾「沈黙のパレード」(文春文庫刊)
脚本福田靖
音楽菅野祐悟
福山雅治
作詞福山雅治「ヒトツボシ」
作曲福山雅治「ヒトツボシ」/「vs.~知覚と快楽の螺旋~」
編曲福山雅治「ヒトツボシ」/「vs.~知覚と快楽の螺旋~」
主題歌KOH+「ヒトツボシ」
撮影山本英夫〔撮影〕
製作大多亮
フジテレビ(「沈黙のパレード」製作委員会)
プロデューサー臼井裕詞(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術清水剛
さくらももこ(美術協力 さくらももこ著「ちびまる子ちゃん」)
録音藤丸和徳
照明小野晃
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6.《ネタバレ》 劇場版シリーズ第3作。今回は過去に完全黙秘を貫いて無罪になった男(村上淳)が再び殺人容疑で逮捕されるところから始まり、この黙秘を続ければ無罪になるということが今回の最大のキーワードになっているわけだが、ちょっと疑問が残るし、あんな決定的な物的証拠(大量の血がついた作業着)があれば黙秘を続けても意味がないのではとも思えてきてしまい、そこがちょっと残念。その過去の事件で殺された被害者の居酒屋経営の家族とその関係者が共謀してその男の殺害計画を立てるまでは良かったし、その全員が警察に対して黙秘を貫くというのはどう供述に持っていくかが見どころで、確かに面白いのだが、それがあっさりとしまっていて拍子抜け。戸島(田口浩正)のいうように事件に関わった人たちの感情の度合いの違いを見せたかったのかもしれないが、どうも納得できない。真実が明かされる終盤に至ってはどんでん返しに凝るあまり、背景の人間ドラマとミステリーとしてのリアリティさえもおざなりになってしまった感が強く、特に先生(椎名桔平)の奥さん(吉田羊)が被害者である教え子を突き飛ばして公園のフェンスにぶつけただけで死んだと誤解して気が動転するのはいくらなんでもお粗末で無理があり、思わず突っ込んでしまい、もう少しもっともらしい描写が出来たのではと思ってしまう。それにもう一つのキーとなるパレードのシーンも少し長く感じてしまった。この劇場版シリーズは「容疑者Xの献身」がテレビドラマの劇場版であることを感じさせない作品で実際面白かったのだが、その次の「真夏の方程式」はテレビドラマの劇場版という感じがしていた。今回は終わってみれば内容は重めだったかも知れないが全体の印象としては軽く、これまででいちばんイベント性の高い映画になっていて、湯川(福山雅治)が推理しながら数式を書かないなどドラマとは違うという劇場版のお約束は今回も守られているものの、前作に輪をかけてテレビドラマっぽい作りに感じる。今回の話のきっかけとなる男を演じる村上淳だが、公開と同時期にテレビドラマ化された「禁断の魔術」には息子である村上虹郎が重要な役で出ているのが面白い。久々に内海(柴咲コウ)が登場して、それだけで同窓会的な楽しさはあるし、主題歌がKOH+なのも「ガリレオ」はやはりこうでないとと思わせてくれる部分ではある。本作を見て願わくば「真夏の方程式」も主題歌だけはKOH+であって欲しかった気がした。本作単体で見れば5点が関の山だと思うのだが、シリーズをずっと見ていることもあってこれに免じて1点プラスの6点。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2024-09-24 19:32:11)
5.普通に楽しめた。途中までの展開は読めたけど、オチは分からんかった。正直、無理あると思う。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-09-24 01:34:21)
4.《ネタバレ》 つまらないわけではないですが、これは面白い!となるわけでもない、という感想です。
個人的に容疑者Xの献身が非常に面白かっただけに、どうしても比較してしまう。

Aだと思ったらBだった、と思わせて実はCだった、というのはもはやパターンですが、本作はまさにそのパターンのままであり、突出して「ここが他作品と違う!」という凄さも無ければ、「これは酷い」という箇所も無い、いたってシンプルな作品だったと感じます。

「矛盾があってはならない」「科学的なトリックが必要」「キャラクターを立たせる必要がある」「読者(視聴者)にとって予想外な点が必要」「科学と感情の対比が必要」といった多くの要素を入れる必要があるため、その枠作りに徹した結果、その枠作りは成立しているが枠を超えるわけでも枠を破壊する要素があるわけでもない、つまり「普通」になった、というのが本作の印象です。
53羽の孔雀さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-11-28 19:28:50)(良:1票)
3.《ネタバレ》 黙秘を続ければ無罪になる!それがこの映画の中のキーワードではあるが、本当にそうなのか?という疑問も。ネットを駆使して徹底的に調べていけば司法の在り方や疑問点も解決できるかもしれないけれど、そこまでの気力はない。ただ、15年前の時は立証出来る証拠が不十分で起訴出来なかったかもしれないけれど、本作のメインとなる事件では作業着に付着した被害者の血痕、それもかなり大量のものがあるのだから、いくら黙秘を続けてもそれを物的証拠として起訴はできないものなのかとも。

と現在における司法の穴的なことを述べてはみたものの、正直これはフィクションでありエンタメであるのだから、お堅い推測は置いときますか。

130分と2時間越えの作品ではあるけれど、途中退屈することもなく最後まで観れた。テンポもよく飽きさせない点は評価したい。また芸人さんである飯尾さんがなかなか良くて、芸人さんということを忘れさせてくれる程の好演だった。

押し問答の途中でつい相手を突き飛ばして相手が死んだかも知れないとその場を離れるあの展開...よく見かけるシーンではあるけれどやっぱりなんか無理がある気がする。てかまず脈測らないか?心臓の鼓動を確認しないか?例えそれで死んでいたとしても事故なんだしまずは救急車じゃないのか?て考えちゃう。それとそこをたまたま15年前の事件の容疑者だった男が目撃したっていうのもなんか都合良すぎって感じちゃいました。てかよくよく考えるとその押し問答の理由もなんか浅いし、そこまでこっち側(観客)が感情移入出来るほどのお膳立ても弱すぎる。

退屈はしなかったしそこそこの面白さはあったけれど、前2作ほどの感動もなく、映画というよりもスペシャルドラマみたいでした。それとやっぱり物理学を駆使した推理劇があまりにもなさすぎて、なんだかあまりガリレオを感じられなかったです。
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-11-09 12:35:12)
2.《ネタバレ》 原作既読。また新作が観られて良かった。それでまあ私はある程度満足です。注文をつけると、何かあっさりと真実が解き明かされてる感じですが、そっからのどんでん返しに感情が合わない。それはオチが弱く、そしてせつないからだと思う。そもそも、映画向きの原作ではないのかもしれませんね。
ラグさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-10-22 20:53:23)
1.《ネタバレ》 やっぱり、「容疑者Xの献身」を超えるのは難しいのだなあ。
科学的なトリックは、目新しさとか一切なく、湯川先生の葛藤的なドラマもなく、草薙くんの苦しさは描いているものの、それはそんなに迫ってこなくて。
そして一番不満なのは、真犯人が被害者家族経営の居酒屋に常連としてシレっと通い続けているの?そこに何のドラマも葛藤もないの?そこ、描かいの?と言うことだ。
物理学者としての才能とは別の部分で感動のドラマを魅せた「容疑者X」。これは物理学者探偵としてのドラマの敗北ではないのかな?
あれを超える次の作品を期待しています。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2023-04-02 00:04:55)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
415.26%
5526.32%
6631.58%
7736.84%
800.00%
900.00%
1000.00%

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