34. コメディー・タッチの会話劇として、ユーモアあふれるセリフの応酬を楽しんだ。誇張とはいえ三谷幸喜の体験と重なるような、製作現場のドタバタぶりがいいね。突拍子もないアイディアが続出する展開は魅力だが、少々飽きてくるのが難点。 ドタバタが続く中、アナウンサー役並樹史朗の落ち着いた語りが滑稽味を醸しながら画面を引き締めており、心に残る。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-02-09 10:15:04) |
33.《ネタバレ》 三谷幸喜初監督のシチュエーションコメディ。豪華俳優を呼び集めて限られた状況と空間の中でドタバタやる、草創期から既にオイラの真骨頂だい。やり直しできねえ生放送ラヂオドラマ。頻発するハプニングを咄嗟の機転とアドリブで切り抜けていくスタッフとキャストたちが観ていておもしれえ。おバカなようで実はマジメ、異才の片鱗を覗かせる。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-08-15 07:29:57) |
32.三谷幸喜監督作品は駄作ばかりですが、この作品は各登場人物の魅力がたっぷりと出てそれなりに楽しめました。奥貫薫が可愛いですね。 【みるちゃん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-11-19 11:41:36) |
31.《ネタバレ》 三谷監督作品の中で、一番ましな作品。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-13 23:12:34) |
30.《ネタバレ》 まあいいんじゃないでしょうか? わがままな女優や出演者の変なこだわり、スポンサーの意向により変更されていくシナリオ。 最終的に作家がどうしても譲れない重要なプロットまで押し曲げようとされます。 いきさつをずっと黙ってみていたディレクターが業を煮やして独断で重要プロットだけは守り通して正義を見せるという内容です。 ふつう日本の労働者って個性を押し殺してロボットのように業務だけを遂行しているのに三谷作品に出てくる人間はどこまでも個性とクセの塊でわがまま三昧。これが結構新鮮でいいんですよ。 個性を押し殺すんじゃなくて、言いたいことは全部忌憚なく言って、もめたりしながらやっていくほうが結果的に人間的に幸せなんじゃないかと思いました。 【承太郎】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-06 09:31:56) |
29.《ネタバレ》 やっぱり劇作家なのだなぁと改めて納得します。映画には向いていない設定です。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-06-18 02:02:02) |
28.《ネタバレ》 いかにも三谷幸喜らしい作品で、次から次へとトラブルが起こって引き込まれる。 おそらく脚本家として悔しい思いをした自身の体験からくるのだろう、次々と台本をわがまま勝手な理由で変えられるしまう怒りが滲み出ている。 放送事故レベルの中、アドリブで作品はなんとかうまくまとまったといった態だったけど、いやいやメチャクチャな出来損ないに終わってるから。 結局それで満足してしまう主婦作家はやっぱりプロではないし、ディレクターとプロデューサーの和解もとってつけたようで無理やり大円団にもっていった印象。 いつかみんなが満足するものをつくる――そんな日が来るのを信じていこうとする二人の会話だが、プロデューサーはそのためにやるべきことを何一つやっておらず、ただの現実逃避の言葉にしか聞こえない。 これでは明るい展望など持てるわけがなく、放送局で不本意な状況が今後もずっと続いていく様子が目に浮かぶ。 ラジオを聴いて放送局に駆けつけたトラック運転手も、あの作品で感動するなんてどんな感性だよって思うし。 途中のドタバタは面白かったのに、無理やりハッピーエンドにすべてを収束させたので尻すぼみになってしまった。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-06-27 00:29:15) |
27.《ネタバレ》 DVDの特典で長回しが好きと三谷さんが言っていたので、そこんとこ注意して観ていた。一つのカットの中で様々なドタバタというか伏線を絡ませていて、惹きこまれた。 ドタバタ劇が好きではない人には受け悪いでしょうが、大手シネコンで上映されるタイプの映画好きな人ならきっと好きでしょう?面白く鑑賞させてもらいました。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-07-07 22:57:16) |
26.《ネタバレ》 三谷の初監督作品ということで、当時すごく期待して観たのですが、出来がいい映画とは言えませんでした。冒頭部からラストまで一辺倒な演出とテンポで、まったく緩急がない。眠くなります。でも、西村雅彦演じるプロデューサーが、ブースに立てこもった鈴木京香演じる主婦脚本家に説教するシーンはすごく好き!ここだけは何度見ても泣けます。 【コウモリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-06-23 17:23:13) |
25.テレビでやっていたので録画して久々に見ましたが、やっぱり面白い。三谷監督作品としては最も成功した作品だと思います。それと戸田恵子、彼女をスクリーンに引っ張り出した功績は大きいね。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-21 19:20:55) |
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24.最初見た時はかなり笑った・・・・でも最初だけ。。。 【ナラタージュ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-04 17:51:34) |
23.《ネタバレ》 現場での台本変更というのは現実でもよくあることらしいが、この映画ではむしろ現実感を喪失して不出来なファンタジーとなっている。 千本のっこの言うことが絶対という世界なら、立場や役職によるヒエラルキーもまた絶対のはず。 そこにおいて、例えばPAの一言「シカゴだろ!」で設定を変更してしまうなど、話の根幹となる力関係を他方で曖昧にしてしまうため、自ずと説得力が落ちてしまう。 また、台本の変更に次ぐ変更の辻褄をどう合わせるかという問題に大して右往左往する関係者を描こうとしているのだが、その解決方法が現実的ではないため、劇中劇の前に地のドラマに違和感を感じてしまう。 途中まであれほど時間管理にシビアな会話をしておきながら、放送時間はどうやら途中で一同の頭から飛んでしまったようだった。 それでもこの点数なのは、人間の書き分けがウマいこと、全体として飽きずに見られること。 【しばいぬ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-27 02:25:38) |
22.《ネタバレ》 うーん、「THE有頂天ホテル」より面白いのかと期待していたのですが、残念ながらドッコイドッコイでした。観ているときは結構笑えるし、とても丁寧に作ってあるっていうのも十分わかるんですけど、でもなんかなぁ・・・だいたいあのドラマを謙さん扮するトラック運ちゃん以外が熱心に聴いているとはとても思えないし(だからこそあのトラックシーンは良いのだろうが)・・・ 例えば、あとで思い返してもクスリとできるところまでは至らないとか、テレビでやっているのを見かけたとしても「おっやってる、観てみっか!」って気分にはなりそうもないんですよね。もっとお約束っぽい寅さん系のコメディのほうがついつい観ちゃうのに、どうしてなんでしょう。どうも三谷作品独特のくどさが私には性に合わないってコトなのかしら。それに何人かの方が言われているように、これは舞台でみたほうがいいって感じの作品だった。舞台っぽいものは舞台でやったほうがいいような気がする。無理に映画でやる必要ないでしょう。 【ぞふぃ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-11-21 17:16:17) |
21.全体的にテンポもよく、それなりに楽しめます。終盤すこし失速ぎみな点がおしい。 【ucs】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-12 10:51:10) |
20.ドタバタコメディ。初めはそのノリについていけそうになかったが段々引き込まれていった。メチャクチャな展開でも最後にはしっくりくる。配役も良かった。これだけ主役級の俳優を出演させても互いにぶつかったり潰し合うことなくそれぞれの色が生かせている。面白かった。 【PINGU】さん [地上波(邦画)] 6点(2006-12-24 18:22:11) |
19.《ネタバレ》 テンポのいい会話で、面白いシーンもたくさんあって楽しかったです。ただストーリーのまとめに入ったあたりから、どんどん退屈になってきてしまいました。こういうのはドタバタしたままで、変にストーリーを作り上げない方がよい気がします。最初の方でラヂオを聞きながら大型トラックを運転士する渡辺謙が出てきた時点で、番組中にいろいろとあても無事に終了して、ラストに彼がラジオ局に行って「感動した」と伝えて終わるんだろうな、という起承転結が見えてしまいました。ここまで予想通りだと楽しいです。 【omut】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-03 23:52:09) |
18.メディア関係者が見た場合、「そんな奴いないだろ」というツッコミが入りそうなくらいベタな業界人がわんさと出てきます。そのため、観客はイメージし易く、すんなり物語の世界に入れると思います。ストーリーは、ラジオの特性を生かしたドタバタをお馴染みの三谷節で魅せます。自分はAMラジオが大好きで、今でも番組を録音して聴くくらいなので、ラジオ業界が取り上げられただけで嬉しかったです。あえて「ラヂオ」というタイトルを付けるあたりが、古き良き時代の主役だったメディアとしての郷愁を誘います。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-05-05 01:12:24) |
17.前に観たときは、かなり退屈して観てた気がするけど、こないだ観直したら意外と楽しんで観ることが出来た。ごちゃごちゃしたものをちゃんとまとめ上げるのは三谷幸喜ならでは。 【MARK25】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-04-17 12:05:17) |
16.最近続けて三谷作品を見ているのでいささか食傷気味。でもみんなの家よりはずっといいかな。 閉鎖空間での展開(結局舞台なのね)がやっぱり真骨頂だと思いました。アウトドアは似合わない。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-03-14 08:13:56) |
15.《ネタバレ》 ひゅるひゅるひゅるひゅる~~バン! ! バタバタバタバタバタバタ。とくだらないことをやってる現場とそれを聞きながら号泣するケンワタナベの対比がよい。 【あろえりーな】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-02-07 01:52:53) |