33.《ネタバレ》 老人が遠くにいる兄のもとへトラクターで駆けつけるだけの地味な話だが、なんだか癒される。 出てくる人物が人間味があって温かい。 鹿を何度もはねる車の女が気の毒だけど笑ってしまう。 その鹿をちゃっかり有効利用して食べてしまうアリヴィンの逞しさ。 ふっかけれらた修理代を理詰めで値切っていくのにも老人の知恵がうかがえる。 道中の出会いで、老人のこれまでの人生が見えてくる。 飄々として見えた老人にも、何十年にも渡って残っていたトラウマがあった。 味方の偵察兵を誤って射殺してしまったことを誰にも言えずに抱えて生きてきた苦しさが伝わってくる。 ずっと仲違いしていたストレイト兄弟が言葉少なにわかりあうラストが感動的。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-06-26 00:01:41) |
32.デヴィッド・リンチでも子供がみて全然大丈夫な映画でした。あまりウェスタンはみないのですが、このおじいさん、きっと馬に乗る姿が様になっておいでだったのでしょうね。心温まるが、少々眠気を誘います。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-17 17:24:05) |
31.《ネタバレ》 何百キロも離れた街にトラクターで旅に出てしまうという発想自体が感動ものだが、それを許してあげる(しかも2度も)娘や、到達したときに大騒ぎせず自然に受け入れている兄が何とも素敵。背景の説明ほとんどなしなのも潔くて良い。原題も含めて、タイトルに何も工夫がないのが残念。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-15 00:08:01) |
30.実話の映画化だけに安定感があって、とてもほっくりできる映画。 一応ロードムービーということで、様々な人間との出逢いを中心に物語が構成されているけど、 内容自体に厚みはないです。邦画でいえば、人情映画のような感じになるのかな? 主役がおじいさんということで、彼のこれまでの人生を覗き見る楽しみもあるかと思うけど、 そういった点では若い人にはちょっと退屈かも。それにしても主人公も周りの人たちも、 びっくりするほど呑気でのんびりしている。向こうの田舎町には、 実際にこういう人たちがたくさんいるらしいです。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-22 11:12:20) |
29.普通の映画とは、一味違うな..というのは分かったが.. 映画として、盛り上がりに欠けていた... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-11 12:53:10) |
28.テンポがのんびりとしていて、景色とBGMがすばらしく癒し系。 まったりとした気分になるが、やはり全体的に退屈。 でも、さすが人生を長く生きているだけあって、ストレイトの言葉には一つ一つに重みがありさすがだと思った。 言葉を多く交わさなくても兄弟と分かり合えるというのも、長年の功なのかなと。 もう少し年をとってからこの作品を見れば、もっと共感ができると思う。 【ひまわり】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-20 12:21:40) |
27.主人公がリアルにおじいちゃんだったので、見ていてこっちまで腰が痛くなってきたし、台詞の一つ一つに本当に重みを感じました。ただ内容的にはやや冗長。端々にリンチ色はうかがえるものの、見た後に残るずーんとした感じも今回はあまり感じられませんでした。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-22 22:19:07) |
26.自分の力で兄に会いに行く、ということが主人公にとっては重要で、それも「会う」よりも「行く」の方がより重要みたい。そのマッスグさ。このトラクターの遅さがよくて、一度カメラが空を仰いで戻ってきても、さして進んでいない。妊娠娘や自転車青年など若い人も出てくるが、老人の述懐を引き出すだけの役割り、この映画に出てくる他者は老人の対立物にはならない。この監督にしては意外と定型に収まってしまう。兄のもとへ向かうという熱が、もう少し彼に混乱を起こさせてもいいような気もするが、つまりこれが老いというものだ、と言っているのか。一週間に一度鹿を轢いてしまう女性のあたり、ちょっとリンチ臭が立ち込めかけた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-12 12:08:21) |
25.自分にも弟がいて、男二人兄弟なのですがストレイト兄弟と同じで、もう長いこと口をきいてません。自分たちの場合は、特に理由があったわけではないのですが、気がつけば自然にそうなっていました。でも今考えてみると、兄らしいことをろくにしてあげられなかったことが原因かもしれません。これからどうなるか分かりませんが、どうなったとしてもたった一人の兄弟なんですよね。自分だってこのまま終わりたくはありません。でも待ってるだけじゃ何も変わらない。きっかけは自分で作るものだし、何かがあってからでは遅いんですよね。頭では分かってるつもりなんですが...身をつまされる映画でした。 【ちゃじじ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-29 20:49:06) (良:1票) |
24.青々と茂った芝生に囲まれた家が映し出されるがそこに耳は落ちていない。しかしどう見ても耳が落ちていそうな雰囲気だ。リンチへの偏見がそう思わせるのかもしれないが、リンチだってぜったいそう思うようにもっていってますよ、これ。おばちゃんがカメラから消えしばらくすると「ドサッ」という音。ぜったいあのおばちゃん、殺されたんだと思うようにもっていってますよ。違うかなぁ。やっぱ偏見かなぁ。そういう類の緊迫感がところどころで襲ってくるんですよ、この映画。嵐の夜の稲光と窓の水滴がじいさんの顔に映される描写なんてホラーだし、橋を渡りきろうとする瞬間の映像のぶれなんかもSFホラーだし、最後の寝床は墓地だし。その「おちょくり」が好きなんだけど、もしこれがリンチの「おちょくり」じゃなく私のたんなる思い過ごしならせいぜい5点。でもたぶん、いや、どっちにしても個人的にはおちょくられた気になって楽しめたからいっか。鹿に囲まれて鹿を食うシーンはやりすぎ。笑ったけど。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-26 16:09:16) |
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23.あ た ま で も 打 っ た の か リ ン チ!!? 【8823】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-27 14:01:43) |
22.じつにゆったりと、淡々と進んでいくんですが、それだけにリラックスして観れました。実話を基にしている、というのが驚き。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-24 16:46:45) |
【kasumi】さん 6点(2004-11-27 01:26:47) |
20.悪人が出てこない、気軽に見れる映画ですね。朝焼けが綺麗だ。 【はざま職人】さん 6点(2004-07-07 22:20:27) |
19.日々忙しい日本人にゆっくり進むことを教えてくれます。癒し系。 【ヒロヒロ】さん 6点(2004-06-22 22:41:22) |
18.話の展開としてはなんの変哲もないストーリ。でも、とても心が温まるストーリー。映像や音楽、キャストみんな心が温まる要因を醸しだしているのでしょう。なぜか、うらやましく、こういう経験したいなぁ、と思うのは私だけでしょうか!? 【グングニル】さん 6点(2004-04-27 01:29:54) |
17.アメリカの広大なトウモロコシ畑、そしてその道を行く時速12キロのトラクター、満天の星空、様々な人との出会い、そして、それらを縁取る穏やかな音楽。以外に感動はしないけれども、旅の途中で出会った人々とのコミュニケーション、そして、ゆっくりと、だが確実に目的地へと歩みいくトラクターの心地よいスピードがとても和やかで、時間を忘れさせてくれる。 |
16.ただ兄貴に会いにいくだけの物語ではない。旅の中に、主人公のじいさんの73年間の人生の重みを感じた。心に響く作品。 【T橋.COM】さん 6点(2004-04-11 19:45:14) |
15.いわゆるいい映画。大きな感動や驚きなどはないが、ひとの良さそうな老人の旅を少し感傷的な気持ちで観る事ができる。ただしリンチ作品として見た場合、今回のリンチは映像作家というより、単に監督という仕事をこなしただけという気がしてしまう。 【マーメイド】さん 6点(2004-01-19 10:54:33) |
14.映像としてなんとなく見ているのは、とても良い感じなのですが、映画として点数を付けると、やはりこのくらい。ハラハラドキドキってのはありません。この作品はそれで良いのでしょうけど。 【♯34】さん 6点(2003-11-21 11:03:03) |