3.《ネタバレ》 見る前から暗い展開がわかってて鬱だったんですけど、緊張感がずっと続く展開が見ごたえあって見てよかったと思います。
特に当時の一般的なドイツ人なら必ずしもユダヤ人に好感を持っていなかっただろうに、自らの家族を危険にさらしてまで、最初は船長としての乗客に対する責任から、最後はそれを越えたヒューマニズムでユダヤ人を救おうとした船長(この俳優ずっとドイツ人と思ってたら北欧の人なんですね)に惹かれました。この人は良心的なドイツ人やらしたら世界一っ!w
もう一つこの映画の特に優れてることは、ユダヤ人を迫害・差別したのがナチスだけではないことをはっきり表現したこと。
特に反乱を起こしかけたユダヤ人の「お前らキリスト教徒が」の台詞には少しおどろきました。
あと、フェイ・ダナウェイとリン・フレデリックがとても綺麗でしたね
平成267月8日 自分の場合、繰り返し見たくならない映画は点数が下がります。7→6
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