7.《ネタバレ》 アウトローの群像劇はそれなりにおもしろいのだが、肝心の主人公に好感が持てない。
ビリーは人を殺すことに躊躇がなく楽しんでいるようで、新入りのくせにボス気取りで生意気なキャラも鼻に付く。
あくまでもグループのトラブルメーカー、はねっかえり的末っ子というサブ的な扱いならしっくりくるキャラ。
リーダーとして仲間がついていく器量とは思えない。
ドクやディック、チャべスらのほうが魅力的に映った。
敵役だけど六人のヤングガン相手に戦った老雄ロバーツの猛者っぷりもカッコいい。
ビリーを愛すべきならず者と感じるか感じないかで作品全体の印象が違ってきそう。