1.動く絵本とは正にこのこと。超シンプルなラインで描かれたキャラクターと、淡い水彩で表現された背景が、デジタル技術を最大限に駆使して動く動く。特別高度な技術ではないんでしょうけど、センスが素晴らしいと思います。また、BGMも壮大な神話的楽曲とイヌイットの民族音楽っぽいものが使われ、非常に雰囲気を盛り上げてました。【山岳蘭人】さんもお書きの通り、ストーリー的には少しほろ苦く、血縁を重視する日本人の目から見ると腑に落ちない点もありますが、中々考えさせられるファンタジーです。テーマは「生みの親より育ての親」ってことなんですかねぇ…、6点献上。