2.《ネタバレ》 エンタメ映画としては、こんなもんでしょう。お話もわかりやすいし。ご都合主義がすぎるとも思いますが、あまり気にするほどでもないかと思ってしまいます(笑)。とはいえ、若い娘に灯りも持たせず夜道を帰らせるのは、どうかと思いますが。監督が替わったためか、やたらと血しぶきが飛びまくるのも、娯楽作品的です。お話の方は、一応浪人の狂四郎VSお家大事の藩士という対立構図で、そこを突き詰めればまた違った作になったかと思いますが、あくまで味付け程度に抑えているのはかえってよかった。全体としてB級感が漂っているのですが、肩の凝らない娯楽作品としてはまずまず楽しめました。