2.《ネタバレ》 チャップリン映画も観ないといけないなぁと初めて観ました。
人気の高い作品から選んだつもりなのですが、
こういった人情コメディは子供時代か年を取ってからのほうが、
純粋に観られるのかもしれません・・
「オリバー・ツイスト」がカルピス子供劇場みたいだったのでどうかなと思いましたが、
こちらの作品の方がよかったことは確かです。
トーキーも苦にはならないし紙芝居に音楽がついた感じ。
なにより音楽がとてもよかったです。
でもそんなに心の琴線にはふれなかった・・
この作品の評価としたら人情もの感動作というよりも、
コメディのセンスがとてもいいなぁとほのぼのしました。
笑えて残るコメディがたくさんあり、
独特のかくかくした早い動きがまたよかった。
特に好きなシーンがチャップリンの夢のシーンです。
後半にファンタジーになる世界なのですが、
ああもしかしたらこの飛ぶシーンが世界初のワイヤーアクションなのかもと(笑)
とにかくほのぼのとしていてかわいい映画で観やすいです。
チャップリン入門編にはよいかもしれません。
しかしどうも作品自体がいい話だけで都合よく終わってしまい、
感動して泣き笑いがおきるところまではいきませんでした。