3.《ネタバレ》 ルパン感は80点くらい。可愛い女の子と出会い、でもその子は若すぎてルパンの射程範囲外。色々あって苦楽を共にして絆を深めた結果、女の子がルパンに恋し別れを惜しむ、という形はなんだか『カリオストロ』みたいだなと感じて、ルパン感は少し高めです。滅多に見れないハットオフの次元さんもレアですね。あんな目してるんだ、意外と可愛い(笑)
今回はお宝が少し…。NDW、ニトロ・ダイヤ・ウェポンというのが今回のお宝ですが、名前の通りダイヤの形をした兵器、ってか爆弾です。ただこれ、ただのすごく精巧にダイヤ型に作られた爆弾です。普通の爆弾と違うのは本物のダイヤみたいな見た目であることと、リモコンで爆破できることだけ。いやたぶん本物もリモコン爆破できるんでしょうけど。それくらいこのNDWは魅力がないお宝。アメリカ大統領が執務室に大きなダイヤを置くということを知り、そのダイヤに似せてNDWを作り大統領自らにホワイトハウスに爆弾を設置させる、という計画で、一見聞いてるとほほーと思うかもしれませんが、それくらい限定的なシチュエーションでなければわざわざこんな手間かけた爆弾作らんだろう。まあ危なっかしいってことでダイヤの価値は暴落するかも。いずれにせよいらん。なので、あんなムキになってその製法を知ろうとするのもあまり見てる側には伝わりませんでした。
色々批判的なことも書きましたが、ルパンというだけで楽しんで観れるというのも事実。超大作!とか超泣ける!みたいなものをそもそも求めてないので、『ルパン三世』であればそれで、と思っている自分もいますので、まあ甘めな評価になりますがご了承ください。