4.《ネタバレ》 なんとか最後まで観れましたがアメリカの教育現場の実情がわからないので、これがいいんだか悪いんだか正直よくわかりませんでした。
まぁ一応事実に基づいた作品のようなので、ある程度は本当の出来事なのでしょう。
多くは人種問題が根底にあるようなトラブルを抱えた生徒がほとんどで、熱血先生の献身的な指導で、現実に疲れきって冷めていた生徒たちが203教室(彼らの学級)をホームと思うようになり成長していくという物語です。
その過程では熱血教師夫婦のすれ違い、教科主任の妨害?などの問題こそ起りますが、生徒と教師の関係はほぼノートラブルで進みます。
さすがにこのあたりは独善的な印象は否めませんでした。
いろいろな人種が渦巻くアメリカではこれぐらい『目指すべきモノ』が一つのほうがまとめやすいのかもしれませんが、なんともバランスに欠いたような気持ちの悪いものを感じましたね。
あげくに進級にあたってクラスがバラバラになることを危惧して、学校に圧力をかける件はどうなんでしょう?個々の心の成長がまるでできてないじゃないですか。
気に入らないものは変えていくのもいいですが、自分も変わる柔軟性があればもっとよかったのになぁ。
まぁ、そんなことで文句言っちゃったら、わたしのレビューも独善的なんですけどね!