伊豆の踊子(1963)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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伊豆の踊子(1963)

[イズノオドリコ]
1963年上映時間:87分
平均点:5.50 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-06-02)
ドラマラブストーリー青春もの小説の映画化
新規登録(2009-08-08)【アンドレ・タカシ】さん
タイトル情報更新(2023-06-26)【イニシャルK】さん
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監督西河克己
キャスト吉永小百合(女優)薫(踊り子)/少女
高橋英樹(男優)(男優)川崎(高校生)
浜田光夫(男優)学生
宇野重吉(男優)川崎(大学教授)
十朱幸代(女優)お清(湯ケ野の酌婦)
南田洋子(女優)お咲(湯ケ野の酌婦)
大坂志郎(男優)栄吉(踊り子の兄)
井上昭文(男優)紙屋
桂小金治(男優)鳥屋
深見泰三(男優)鶴の屋
郷鍈治(男優)人夫頭
浪花千栄子(女優)お芳
荒砂ゆき(女優)お時(女中)
福田トヨ(女優)料理屋の女中
原作川端康成「伊豆の踊子」
脚本井手俊郎
西河克己
音楽池田正義
作詞佐伯孝夫「伊豆の踊り子」
作曲吉田正「伊豆の踊り子」
主題歌吉永小百合「伊豆の踊り子」
撮影横山実
配給日活
編集鈴木晄
録音沼倉範夫
照明河野愛三
その他IMAGICA(現像) 旧社名:東洋現像所
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4.《ネタバレ》 しばらく前に百恵ちゃん版を観ている。なのでいきなり現代パートから始まるのに驚いたけど、モノクロ現代からカラーの回想に繋がるところは、単純に綺麗だなぁって思えた。
当時、吉永小百合は17歳くらいだろうか?整った顔立ちに大人っぽさを感じさせつつ、彼女の内面の“まだ子供っぽさ”を表現するんだけど、囲碁勝負だと思ったら五目並べだったところとかとても可愛く、お座敷で踊る大人びた表情はとても綺麗だった。
全裸の薫が外湯で無邪気に手を振るシーンは、きっとこの映画で無くてはならないシーンだろう。うん、よく観えない。万が一にも本人の体当たり演技だったら驚くけど、まさかね。でもビデオもない当時だと、このシーン観たさに劇場に通うお父さんたちも多かったのかもしれない。文豪・川端康成の映画だもの、何回観たって、良いのさ。

舞台になったのは湯ヶ島温泉というのか。'63年当時はまだあんな古い温泉宿が現存していたのかな?ぜひ行ってみたい。
原作未読で、主人公の川崎が抱える“孤児意識”というものは、いまいち解らなかった。でも旅芸人たちが身分の卑しいものとして、遠巻きに距離を置かれる存在な点の理不尽さ、薫の将来を暗示させるような温泉街の女たち。死の床についている17歳が、死の直前に客の相手をさせられるのは、今の時代の人間として恐ろしいものを感じる。ホンの100年前の日本の話だ。
活動を観に行けない時に延々と続くお経が、川崎に対する憧れと、身分による違い、持って生まれた薫の運命を受け入れる分岐点としてとても印象深い演出。
K&Kさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-10-11 09:13:55)(良:1票)
3.《ネタバレ》  いやあ、現代パートは要らんだろ。原作は学生の一人称で、お互いのほのかな恋心を描いた小品だが、色々俗世的な周辺を描きこんで、焦点がぼやけた感じだ。
 そりゃあ大正末期当時には今とは比較にならないほどの不幸はあったろう。それに(これは原作通りだが)、「女が手を入れると汚い」などと男尊女卑な部分も描かれてもいる。でも、そんなことを訴えるための「伊豆の踊子」じゃないと思うのだ。
 それと、下田の街の有力者のボン的なヤツ(小百合ちゃんを狙っている的な)も、エラく日活映画的で、その後の展開を不安にさせる。
小百合ちゃんがカワイイので1点おまけだが、人が言うほど名作な気はしない。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2020-08-12 18:11:23)
2.原作にほぼ忠実にしかも、美しく描かれていて予想していたよりは良かった。見る前は吉永小百合が一番不安だったから。でも思ったよりは良かった。ただ、もし薫の役を芦川いづみが演じていたらもっと良かったとも思えなくもない。いや寧ろ芦川いづが演じる方がもっと良い。吉永小百合は思っていた程悪くはない。あくまでも思ったよりはという意味です。でもこの作品で一番気になって仕方ないのはどうやったら高橋英樹が大きくなれば宇野重吉になるのか?全くイメージが違い過ぎる。高橋英樹が全くインテリには見えないのだ。作品自体は悪くない。普通に楽しめはした。それだけにもっとインテリぽい俳優をキャスティングして欲しい。他の伊豆の踊子は見てないから何とも言えないし、比べらんない。山口百恵の薫と美空ひばりの薫も見てみたくなった。この三人の中では(吉永小百合も含め)山口百恵が一番薫のイメージにぴったりなんだが。しつこいようだが一番見たい薫は芦川いづみ。高橋英樹が演じたインテリの大学生は石原裕次郎か池部良

青観さん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-31 14:35:03)
1.実は吉永小百合の映画をあまり見ていないのだけど、これは二度見てます。他の吉永小百合は知りませんがこの吉永小百合は薫です。つまり子供です。体はすでに女になろうとしているのに中身が全くの子供。異性を意識してこわばった表情を見せたかと思うと故郷の話に満面の笑みを見せる。五目並べの際の目の輝きはまさに子供。このお話は薫の純真無垢さが際立てば際立つほどに残酷性を帯びてゆくのだが、そういう意味では吉永小百合の薫はなかなかいいじゃないかと思ってます。この純真が汚されてゆく運命にあることを暗示する様々なシーン(書生の夢、酔客の態度、娼婦の病死、ヤクザもんの目利き、、、)が若干表に出すぎのような気もするが、吉永小百合の持つ清純のイメージとの吊りあいを考えればこれぐらいしないと負のイメージが湧かないのかもしれません。
R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-16 13:36:16)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4110.00%
5440.00%
6440.00%
7110.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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